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2020年7月の記事一覧

誰でもわかるコルビュジエ「前編 : 建築への目覚め (1887-1917)」

みなさん、建築家 ル・コルビュジエの作品についてどれくらい知っていますか? 突然ですが。この2つの作品は、コルビュジエの中でもかなり有名な作品なのですが、用途が違うといえど、正直、同じ人間が作ったとは思えないほど作風が大きく異なります。 それもそのはず、左のサヴォア邸(1931)と右のロンシャンの礼拝堂(1955)では竣工年の差が24年もあるのです。 コルビュジエは20歳で処女作を作ってから78歳で亡くなる建築家人生58年間の中で、時代の変化とともに、数々の名作を残しな

ソーシャルコマース化、TikTok化...最新動向から考えるInstagramの未来 | インスタグラムマーケティング

こんにちは。ホットリンクのアサヤマ(@taasayan)です。 Instagramマーケティングの支援をしてるのですが、よくこんなことを聞かれます。 「Instagramは今後どんなプラットフォームに変わっていくと思いますか?」 Instagramはもともと「Burbn」という名のソーシャルチェックインアプリだったのですが、最もよく使われていた写真共有機能を中心としたアプリとして公開され、色々な機能を追加・削除しながら今に至ります。 今はユーザーにどのように使われてい

2020年 - 2030年で起きるデジタルのカウンターカルチャー10選

こんにちは。トオルです。 今回は最近の流行りになってきているデジタルの脱メインストリームの動きを整理したいな思います。 1.パッションエコノミー まず最初に大きな流れとなっているパッションエコノミー。これはUberの様なギグエコノミーに対して起きている流れです。 Instacartに対してDumplingと言う買い物代行サービスが出てきています。今までの様な手数料などをInstacartがコントロールするのではなく、自ら決める所が大きく異なります。また自らのホームページ

口コミされる“感動”と“言語化”の体験設計

MinimalのUX、第3回は口コミを生む体験設計についてです。 Minimalの富ヶ谷本店は先日のnoteでご紹介した通り、お客様と対面でゆったり話せるようお店の幅いっぱいにカウンターを設けています。 その理由は 「絶対にまた来たい!」と思うほどに感動してもらいたいからなのですが、この感動がさらには口コミに繋がっていると実感しています。 しかし、口コミをしてもらうには感動だけでは足りないこともわかりました。 「なぜ美味しいと思うのか」 「自分は何が好きなのか」 を

B2Bのユーザーコミュニティを半年で2つ立ち上げた話(前) ファーストピンを探せ

こんにちは。 私は、外資系のRPA(Robotics Process Automation:簡単に言うと、PC上で動作するソフトウェアロボットのこと)のソリューションベンダーでカスタマーマーケティングを担当していました。 2019年7月に入社し、1年後にあたる2020年7月に退職したため、結果的にわずか1年という短い期間の在籍ではあったのですが、入社5か月後の2019年12月にユーザーグループとDeveloper Meetupという2種類のユーザーコミュニティを立ち上げ、途

Jクラブのツイートは誰に見られるか? 情報デザインと解釈の話

先日、きょんもりさんのnoteがバズっているのを拝見しました。 このnoteでは、僕がアドバイザーを務める湘南ベルマーレを1位に選出いただいています(純粋に嬉しかった笑)。 湘南ベルマーレの試合戦況コンテンツは、いろいろと情報設計を練り込んであるので、その工夫がうまく伝わってよかったなぁと。 で、そのnote内で言及があった 「スタメン選手名の表記は日本語にすべき?」 についてツイートしたところ、 思ったより多く反響をいただいたので、考えをまとめておこうと思います。

文章が苦手な僕がnoteを100本書けました

このnoteで100記事目。 高校の時、通知表で国語は10段階の3だったし、自由記述の欄に恐怖を覚えるぐらい文章が苦手だったのですが、とにかく書き続けてみよう!と思っていたら、いつの間にかに100記事! ということで記念すべき100記事目は、note処女作とスキを多くもらった3つの記事(1つはnoteさんに紹介していただいた!)をご紹介させてください! まずはnote処女作。マーケティング課題と渋滞の意外な共通点 2018年7月5日 最初のnoteなので自分にしか書けな

【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書

2020年5月末でP&Gのブランドマネージャーを退職しました。僕はこのNOTEで、P&Gで非言語的に受け継がれているマーケティングの思考法を、分かりやすい教科書のようにまとめようと思います。本気で読めば1時間かからず読めると思います。が、ちゃんと理解すれば知識レベルとしては本何冊分にもなることをお約束します。さらには、そのマーケティング思考の先に、僕がどんなマーケティングの進化を考えていて、そのために次のチャレンジとしてどんなアクションを取ろうと思っているかも最終章にまとめよ