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自家骨軟骨柱移植術(術後3か月経過)

9月29日リハビリの日
6月29日に手術を行ってから、この日で丸3か月が経過した。
全荷重になってからと、この日までも毎週継続してリハビリを行ってきた。

日常生活の荷重に関しては自重(自分の体重)以上は極力かけず、重たいものは持たないように心掛けた(主治医にも確認したが、重たいものの定義がはっきりとはないらしく、個人的な感覚として5キロほどのものまでなら持って歩くことはあったが、それでも極力短距離で。もちろん子供も抱っこして歩かなかった)。
リハビリで行ってきたことといえば

  • ストレッチ(おしり、腸腰筋、ハムストリング、アキレス腱、膝の曲がりが良くなってからは太腿の前)

  • セッティング足上げ+膝曲げ

  • 膝蓋骨マッサージ

  • 片足立ち

  • パワーポジション(スクワットでしゃがんでいる状態)での片足立ち

  • スプリットスクワット

  • サイドスプリットスクワット

  • 両足スクワット

  • 寝転んでのヒップアップ

等のメニューをこなしてきた。
いずれもストレッチから終わりまでで1~1.5時間ほどじっくり体を追い込むようなリハビリだった。
それを病院と家で1セットずつ。週に2回のルーチンでこなしていたが
9月19日、左ひざを曲げた瞬間に「パキッ」という音とともに激痛が走った。いずれも手術部位ではなく、膝の外側ようなところだった。
一旦リハビリは中断。診察の結果、太ももやおしり、脹脛等の筋肉が固まっていたことによるものだと予想された。
継続したトレーニングにより筋肉が硬化し、膝周辺の動きも悪くなっていたようだ。それが証拠にマッサージで周辺の筋肉を触ってもらった時はあちこちが激痛だった。それほど筋肉が固まっていたということだろう。
正直自分の中では、「たかだかスクワット程度」と、手術前の感覚では楽なトレーニングだったが、やはり手術後の足にはかなりの負担になっているようだった。今後はストレッチ、筋膜リリース等ケアもしっかりと行うことを決める。

話が過去に流れたが、いよいよ術後3か月が経過。
この日から待ちに待った「ジョギング」が許可された。
まずその場で足踏みの状態でジョギングの練習をしてみたが、全然うまくできない。恐怖心からか体の動きが悪いからか、トレーナーの方にも指摘されるほどだった。やはり3か月のブランク(手術前も走ることは極力避けていたので、約5か月ぶりのジョギング運動だった)はかなりのものだった。
それでもゆっくり少しずつ、トレーナーの指示で前へと進んでみた。
1歩1歩とジョギングすることに成功すると、自然と気持ちが高揚し、笑顔になったのは隠せなかった。やはりゆっくりでも走れることはめちゃめちゃ嬉しかった。確実に前に進んでいることが実感できた。まだまだ先は長いし、正直軽いジョギングでも自分の走り方に違和感はあるが、リハビリへのモチベーションはさらに格段に上がった。
この日はジョギングに加え、軽いバーベルを用いてのスクワットも行った。今までの自重よりもはるかに高負荷でのトレーニングは、自分の中での「トレーニングできてる感」がより高まって嬉しかった。
そしてなにより嬉しいことがもう1つ。それは帰宅してからのこと。これまた3か月ぶりに「子供を抱っこして歩い」た。その場で抱えてあげることはできたが、抱っこして歩くとそれだけで喜んでくれて、こちらも嬉しかった。
これからまたリハビリに関しては立ち止まったり、場合によっては後退する場面も出てくるかもしれないが、焦らず1歩ずつ。
その時できることをこなしていきたいと思う。

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