見出し画像

極端じゃないやつは面白くないし、何も出来ない

そこからとにかく正社員を採用出来るだけの資金余裕は確保せねばと思い、働きまくった。
スイッチが入って、夜、土日問わず働きまくった。
夜になると悔しい思いが込み上げてきて、ずっと働いていた。
セバスチャンと阿吽の呼吸で売上を上げまくる。
起業した一つの理由がこの業界で負けるわけがないと思ったから。
セバスチャンと俺がいて売上がでないわけがない。
俺はこの業界でトップの営業だと自負があるし、覇者になる。
そんな感じで売上をあげまくった。

採用に力を入れる。
採用はとても難しい。
思うように応募が集まらない。
良い人が応募してこない。
難しいな〜採用って。思うようにいかない。
でも思った通りいかなくて面白いと思った。
やれることは全部やってみよう。

求人内容も何回も練り直した。
改善点を周りの人に聞いたら、書いている言葉がわかりにくいと言われた。
なるほど、業界用語を使いすぎているのか、もっとわかりやすくしよう。
なるほど、タイトルを変えるだけでこれだけ応募者が増えるのか。
なるほど、この媒体に求人をだすとこういった応募者が集まるのか。
なるほど、採用ページを追加して会社の信頼度を上げたほうがいいのか。
なるほど、社員インタビューを載せた方が実際の働いて人のことが伝わってPRになるのか。
なるほど、採用面談では求職者にこう言った言葉が刺さるのか、こういった面談の流れが求職者を惹きつけられるのか。
そういって試行錯誤を繰り返した。
どんどん自分の採用レベルが上がっていった。

靖国神社をYoutubeを聴きながら歩いていて、幻冬舎の見城徹さんの言葉が響いた。
「極端じゃないやつは面白くないし、何も出来ない」
・・。最近の俺全然面白くないな。全然極端じゃんない。
普通のつまんないやつじゃん。
もっと極端に振り切らなきゃダメだ。
採用費なんて無視してやらー。
そこから採用広告費を一気に10倍にした。ちょっと怖かった。
でも極端にやんなきゃ何も面白くないし、現状は変わんねーよ。
オファー面談の時も100%の熱をかけて話した。
受諾してもらえた時は毎回本当に嬉しい。

そんなこんなでメンバーも10人ほどに増えた。
よーし、採用も上手く行ったぞ。
こっから次のステージで勝負だ。

派遣だ。

続く‥
2,000万円問題

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?