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何だ何だ てめーら、その苦しそうなその顔は! 笑顔だ・笑顔だ・笑顔だ・・


いつもありがとうございます。

神輿を担いでいると、段々と苦しくなってきます。朝9時から氏子回りが始まり、地域全体のお神輿や山車が総勢30機程度集まるメイン会場に夕刻集合し、地元に戻るのは夜9時過ぎ。途中何度も休憩があります。お祭りは宵宮と本宮の2日間で約40万人の方々が見に来ますのでそれは賑やかなお祭りです。

メイン通りに出るころは、へとへとになりかけて、担ぎ手はきつい顔になってきます。テレビ局も来ますし観客も多くそんな時に幹部は『苦しいからこそ笑顔だ・笑顔だ』『死にそうな顔してんじゃねー』『笑顔だ・笑顔だ』言われる側から言う側になった今、何故かまた言われている様に感じています。

苦しいからこそ笑顔!そんなお祭りが今年もコロナで中止が発表されました。昨年に続いて2年連続の中止。悲しくなりますね!でもそんな時だからこそ笑顔が大事だと心のどこかで思っているのかも知れませ。マスクをしたままでもいいのです。笑顔があるからこそ回りも笑顔になるのですね!

地元で江戸時代後期から続くお祭り、以前にも少し書きましたが伝承芸能保存会に参加して、お神輿・山車や踊りなどを次の世代に引き継いでいく会に所属し、その中で神輿会に所属しています。既に右花棒の座は若手に譲り、会の幹部となり後輩たちの育成に尽力と思っています。しかし、またもや中止ですか・・・😢

でも、幹部となった私も『何だ・何だ・その暗い顔は』『笑顔だ・笑顔だ』と心の中で叫び、中止となったお祭りを残念がるのではなく、次につなげる活動を笑顔で進めて行こうと思います。

お神輿の担ぎ手が苦しんでいると、見る側も苦しそう!と思ってしまいます。担ぎ手が汗びしょびしょでもニコニコしながら片手を観客に向かい手を振り、ありがとう•見に来てくれてありがとう•拍手ありがとう!と声をかけて、神輿渡御をしながら全国でも珍しい神輿もみを行い沢山の拍手を頂きます。

これは見学者と神輿が一体になり、最高の盛り上がりになります。担ぎ手は少し強面の人が多いですがみんな優しい方ばかりです、そんな担ぎ手が汗びしょびしょで笑顔で観客に答えて、一緒に盛り上がる最高のお祭りです。


祭神は、京都府の八坂神社より厄病などの災厄からのがれるために祭る行疫神「牛頭天王」を勧請した(分身・分霊を移して祭った)と伝えられています。厄病をのがれるためのお祭り、このような時期だからこそ厄病を追い払うお祭りを開催した方が良いのではと思うのは私だけかも知れません・・


地域の子供達への育成や地域社会への貢献、見に来た人達と一緒になって盛り上がるお祭り、きつくても、辛くても、痛くても笑顔を忘れずに一年に一回バカになりきり、笑顔をばらまき、お客さんを盛り上げて、沢山の拍手をもらいそして子供達の憧れとなる保存会のメンバー。

昨年に続いて今年も中止が決定となり、寂しいやら悲しいやらなんとも言えません😢


てめーら なんだ 何だ なんだ その顔は

笑顔だ笑顔だ、笑顔だ笑顔だ!



いつも最後までありがとうございます🍺




私の大切にしている事-1

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