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生きたくても生きられない人がいる


いつもありがとうございます。

おやじの34回目の命日を迎えて昔を思い出しました。私はおやじの年齢で死ぬんだとずーっと思っていました。私が学生の時におやじは約2年間の闘病生活を得て永眠しました、気が付けばおやじの年を越えてしまいました。

入退院を繰り返し、少し調子がいいと出勤して少しでも稼がないとどうするんだ!と。私立で理系大学は学費が高かったのは知っていましたが今思うともう少し何とかならなかったのかな?と後悔しかありません。

私が20歳前に父は発病し、そこから大学時代は病院と自宅の往復を何十回したか記憶はありません。仕事人間で酒好きで地域社会活動を活発に参加していた父はなんだか今の自分に重なるところが多々あるように感じます。

妹は成人式には参加せず、着物を着て病院に行きました。このころには末期で永眠する4ヵ月前くらいだったと思います。ベットから起きるのがやっとでろくに話も出来ない状態でした。

生きたい、もっと生きたい、お前らの子供(孫)を見るまで生きたいと。。

おやじのように生きたくても生きられない人が世の中には沢山いると思います。そんなおやじもあれから34年が過ぎ、私もおやじの年齢を超えて今でもビールを飲める事に幸せを感じています。おふくろは80歳寸前で新型コロナワクチン接種の予約も取れて来月頭には一回目の接種となり、待ちわびている所です。

今回の新型コロナ感染症により多くの方々が日本でも世界でも亡くなっています。人類の歴史の中で100年に一回の事かも知れませんが我々はその真っ只中にいます。医療従事者の方々をはじめ多くの方々が懸命に頑張り、そして多くの方々が我慢をしています。

日本のコロナ感染により亡くなった方は既に12000名を超えています。ワクチン接種のスピードがこの後少し早くなるかも知れませんが今しばらくは我慢が必要と思います。現在東京や大阪などで緊急事態宣言が発令されていて様々な弊害と日本人みんなが戦っているのに、どこぞの内閣官房参与が『屁みたいのも』と投稿して辞任しました。

生きたくても生きられない人が沢山いる中、情けない発言と言うかあきれすぎて話題にも出したくありません!

歳をとっても、みんなでお茶したいし、おいしい物食べに行きたいし、温泉にも生きたい、家族や孫の顔を見たい人も沢山いると思いましが、コロナをはじめ何らかの理由で生きられなくなる人が多いこの現実を改めて見つめ直す必要がある事をおやじの命日に感じ、そして命の大切さを我々は再度学び直す必要があると思いました。



しんさくさんに了解を得ております。是非読んでください。




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