仏教に学ぶ生き方、考え方「思いこみ」
「スマホや鍵」を机の上に置いたはずなのに見当たらない。
そんな経験をされた方は「多い」と思います。
そしていろいろ探してみますが、なかなか見つかりません。
ここに置いたはずと「思いこんでいる」うちはなかなか見つからないのです。
そして記憶を辿る中で、全然「別の場所」に置いたことを思い出すのです。
忘れ物、捜し物のほとんどは「思いこみ」から起きているのではないでしょうか?
そして「人生の苦しみ」も実は思いこみからきているのかもしれません。
「愛する人との生活」が幸せだという思いこみ、「新築のマイホーム」を手に入れたら安心だという思いこみ。
そして一旦思いこむと、現実が違っていたり手に入れられなかったりする時に「苦しみ」が生まれます。
思いこみが激しいとなかなか、「そのこと」にも気づけなくなってしまうのです。
それを防ぐには、どうすればいいのでしょう?
一言でいうと、「それぞれのよさ」を認めることです。
二人の生活も独りの生活も「どちらもよい」と感じることであり、新築戸建てのマイホームも賃貸物件も「どちらもよい」と思うことです。
もしかして誰かに「こちらが幸せであちらは不幸だ」「こっちのほうがあっちより素晴らしい」と思い込まされてはいないだろうか?
それをそっと教えてくれるものは「仏教」だと思うのです。
☆今日の一句☆
思いこみ
せずにどちらも
良いと知る
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