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認知症介護に役立つペップトークの本、イラストと4コママンガ🍀

今年の春ぐらいから、こちらの本のイラストと4コママンガをせっせと描いておりました。ようやく出版されました❗やったー❗

『認知症の人が元気になる
 介護が楽になる ペップトーク
 〜魔法の言葉かけ〜』
 おやのめぐみ著(中央法規出版)


著者のおやのめぐみさんとは、長男アキラがまだ小さかった頃から子育て本を何冊もご一緒させていただいております。
(長男アキラが手がかかる男子だったおかげで、共感しかない❗という内容 に、いつも「そーだ、そーだー」と頷きながら楽しく描かせてもらってました😅)


そして時は流れ、2021年には『子育て』を卒業し『孫育て』の本を手がけることになり、ライフステージが着々と進んでいることを実感😆

表紙は別のイラストレーターさんです。


そして、さらに今回のテーマ『認知症介護』

「お…お互い、年を重ねましたなぁ…」


と、ヒジョーに感慨深いです😅


おやのめぐみさんが、ご主人の認知症介護に直面した時に出会った「ペップトーク」。

ペップトークは、もともとアメリカでスポーツの試合前に監督やコー手を励ますために行っている短い激励のスピーチです。
「PEP」は英語で、元気・活気・活力という意味があります。

日本ペップトーク普及協会HPより



言葉がけを工夫することで、苦しくなりがちな介護がお互いに少しでも楽になるように、実際のエピソードも交えて書かれた本です。


制作に当たっては、いつも原稿を読ませていただき、その内容に合わせて、イラストの内容、4コママンガのストーリーを考えて提案させてもらうというカタチです。

著者や編集者さんによっては「こういう図柄で」「こういうシーンで」と具体的に指示をいただく場合もありますが、おやのめぐみさんの場合は、割とお任せで自由に描かせてもらえるので、これまでも子育て中のしんどい場面を(自分の経験上のネタを散りばめつつ)オモシロおかしい方向に笑い飛ばしてきました。
ついつい調子に乗りすぎて、おふざけが過ぎる傾向があるんですけどね😅


でも、今回は認知症介護がテーマです。
ふざけたり、あまりに明るく笑い飛ばしちゃうっていうのはどうなのか?

「介護の苦労も知らないで❗」

って思いますよね。

著者のおやのめぐみさんご夫婦、そしてこの本を読まれる介護当事者である読者の方々に不愉快な思いをさせてはいけない、でも堅苦しい当たり障りないイラストを添えても…多分、それって私に求められているものじゃないよな〜と。

きっと私に求められているのは、認知症介護というハードな内容の本がしんどくなりすぎないように、そこにクスッと笑いを添えるっていうことだと思うので。


うううう〜〜〜〜〜〜〜。


む、む、難しい〜〜〜💦💦



それともう1つ。
原稿を読ませていただきながら、認知症による困った言動をしてしまうご主人の様子が(介護する側からすると大変なのはとてもわかるんですが)どこか憎めない感じというか時には可愛いなって思ったり😅

そして、そのご主人に翻弄される著者のおやのめぐみさんが「ムキー」ってなりながらも、愛情深くご主人に向き合っている様子が、とてもいいんですよね💕

そんなお二人の素敵なお人柄もイラストから伝われば良いなーと心がけながら描きました😊

その2点を念頭に置き、何度も原稿を読み、どんなシーンで表現するかウンウン考え、ラフを提出し、それを著者のおやのめぐみさんと編集者さんに軌道修正してもらいながら、ようやく完成です。

ブチ切れてお風呂に放り投げるなんて
NGかな〜と思いながら
おそるおそる提出してみたのですが
OKでました😅


これも認知症&老眼の人に失礼かな?
どうだろう…!?と思ったけど
OKでました😆



で、イラスト描きながら思ったんですけど、このペップトークって介護だけではなく、子育て中の方にもすごく役に立つんじゃないかなー。

私も現在進行形で母の介護問題を抱えておりますが😅子育てで鍛えられた経験がとても役に立ってます。
共通点が多いんですよね。

っていうか、多分、人間関係全般において役に立つんじゃないでしょうか。
興味を持たれた方は、ぜひ読んでみてみて下さいね😊


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