見出し画像

アメリカの子供が「英語を覚える」101の法則のレビュー&評判📚

英語初心者向けの発音本を紹介するよ。

いわゆる『フォニックス』の初歩が解説されてるんだけど、このフォニックスって、聞いたことある?

日本語と英語ではさ、そもそも発音の仕方が大きく異なるんだけど、それを体系的にまとめつつ、ごくシンプルな英語を、まず口で言えるようにしようってもを目的としたのが、この "フォニックス" という英語学習法なんだ!

そのフォニックスの初歩知識が、今回紹介する「アメリカの子供が『英語を覚える』101の法則」って本に載ってるってわけね。

というわけで今から、このレビューをガッツリ書いていくよ。

ちなみに英語初心者でこの本を買った人もけっこういるみたいなので、彼らの評判・口コミも載せていこうと思う。

【書籍タイトル】
 アメリカの子供が「英語を覚える」101の法則
 日本人には目からウロコの発音術
【著者】松香 洋子
【出版社】講談社
【ページ数】285ページ

画像2

📚 アメリカの子供が「英語を覚える」101の法則とは一体何か

まあさ、この日本で、フツーに英語を勉強してると、英語に苦手意識を持ってしまう人がたくさんいるんだよね。

この本は、そんな日本人英語学習者が確実にブチ当たる「発音の壁」を取り除くための書籍だ。

まあ、英語ってさ、色んな壁があるんよ。

今は英語バリバリ得意な人でも、過去には必ずどこかで「うわコレよく分からんなぁ・・・😨💦」っていう壁に直面していて、それを何かしらの方法で乗り越えてきている。

で、その1つが「発音」。

この本では、従来の英語学習(おそらく学校教育を指す)の問題点として、「発音と読み方を別にしていること」だと述べている。

英語の発音と文の読み方を「別モノ」として教えてしまうことで、生徒の頭の中が混乱に満たされてしまうのだと。

たとえば「破裂音」という発音と、"This is a pen." とを別々に習ってしまうと、その英文が破裂音とどう関係するのか、繋がりが分からないという問題があるってことだね!

まあ確かに、破裂音の概念をいくら教わっても、その知識をどう使うかが分からなければ、英語は読めるようになりませんわ。

そこで必要になるのが、このフォニックス。

英語の発音って、「24の子音」と「15の母音」で構成されているんだけど、それらすべてを文字と結び付けて理解することにより、学習者が途中で混乱してしまうことを防ぐ効果が期待できるんだね。

英語の入門としてはまず、アルファベットから始めるのがフツーだよね。誰もが中一くらいの頃に習った記憶があると思う。

で、このアルファベットを習う時に、きちんと「大文字と小文字の発音」を区別して覚えなければ、大変なことになるんだ・・・。

たとえばAは大文字だと「エー」だけど、小文字aでは「ア」となるでしょ。

さらに言えば、小文字aの発音は、日本語の「ア」とは若干異なっていて、口を横に空けてちょっと微笑むくらいの状態で「ェア」と言うのが正しい。

・・・よくわからんって???

まあ、文字で説明すると非常に厄介で回りくどいので、しっかり発音を習得したい人は、動画とか、もしくは対面で実際に口の動きを見せてもらいながら、一緒に練習してみることを強くオススメするよwww

たとえばYouTubeで「フォニックス」と検索すると、こちらの動画が出てくるので、こーゆーやつで学んでも良いかもしれないね。

要するに、このフォニックスこそが、アメリカの子供が英語を覚える際にナチュラルに従っている「101の法則」ってことさ。

画像2

📚 アメリカの子供が「英語を覚える」101の法則で語れる、フォニックスの注意点

著者の松香さんによれば、「英語の発音と文字の結びつき」は、年齢によって習得期間がだいぶ異なるらしい。

具体的には以下の通り。

◆ 小学校低学年児:1週間に1度で2年
◆ 小学校高学年児:1週間に1度で1年
◆ 中学1年生:1週間に3回で3ヶ月
◆ 英語嫌いな高校生:1週間に5日で1か月
◆ 熱心党の代表のような人:毎日勉強して10日間

意外だったのは、大人の方が短期間で済むってことだ。

これだけ勉強することによって、英語の発音と、英語の文字の結びつき方のルールが大体わかり、初歩の英語の本を開いて独力で音読でき、音読できたものについては、暗記しなくても書けるようになる。

そう考えたらさ、英語に苦手意識を持ってる人でも、「なんだかやれそうだぞ❗❗」って思えてくるよね。笑

熱心に集中して取り組めば、たった10日間で発音を理解できるんだ。

まあそれだけ、大人の脳は侮れないってこと。たまに「もう歳なんで・・・」って諦めてる人いるけど、そーゆー人にぼくは「歳いってるからこそ英語ができるようになるんですYO❗」と声を大にして伝えたい。

ただ、以下の注意書きも書かれている。

もちろん、フォニックスをやったからといって、日本人の子供や大人が、すぐに英語をマスターできるというのではありません。私は責任上ここに明記しておきますが、フォニックスは小さな、小さなことです。英語学習全体からみれば、そのごく一部にすぎません。しかし、誰もが一度はフォニックスを学ぶことによって、英語の学習上プラスになる基礎がしっかり養われるのです。

ということだね。

もちろん小さなことだからと言って、重要でない訳ではない。ぼくも小学生くらいの時に発音はいろいろ教わったし、何度も何度も繰り返し呪文のように唱えることで、気が付いたら当たり前のように英語ネイティブっぽい発音ができるようになっていた。

まあ、発音を「極めよう」とすると、単語と単語の音のつながり(通称リエゾン)ってのが絡んでくるし、これはどちらかというとリスニング(聞き取り)で重要になってくるから、まずは初歩の発音だけおさえておくといいと思うよ!

ちなみにやり方は自由で、ゴールも人それぞれだけど、「できなきゃダメ」とは思わずに、「できたら嬉しいな」くらいな軽い雰囲気で楽しみながら学べると英語を継続しやすくなると思う。

フォニックスの勉強は、三週間で終わってもよいし、二年かかってもかまいません。英語の音声をしっかりと学び、それを文字と結び付けられれば終わりです。最後までいっても単語のレベルで終わりです。これだけ学んだからといって、意思表示もできなければ、本も読めません。しかし、英語の勉強を始めたいと思う人、または一からやりなおしたいと思う人は、ここから始める必要があるのです。ここを通らなければ基礎がぬけてしまい、砂の上に家を建てることになってしまいます。

ってことなので、やっぱりどこかでフォニックスを通じた発音は学んでおいて損はないね。

画像2

📚 アメリカの子供が「英語を覚える」101の法則の評判

さて、そんなフォニックスを学ぶ手段としてわりと有用なこの本だけど、2000年に出版されて以来、既に色んな人に読まれているので、今から評判を紹介していくよ。

フォニックスの本。なんで、フォニックスが必要で有効かまだよく理解していない。
私にとってはとても必要な一冊だった。英語の発音の基礎を学校で教わらなかったため、発音にいつも不安があるままで英語はなかなか口に出せなかったが、この本を読み終えた今はもうそんな不安はないと言い切れそうなほど。 発音の説明が個性的で、なんだかユーモラスでちょっとだけ笑えるのにわかりやすいのが私は好きだった。
よく中身を確認してから買えば良かったんだろうけど、期待していた内容とちょっと違った。フォニックスの本。うーん、そこまで発音重視してないから、面白く読めたけど、そんなに良かったとは思えなかった。
普段何気なく使っている言葉に別の角度から触れてみるというのはとても大事だなぁと思いながら読みふけりました。闇雲に&何となく覚えてた単語と発音にちゃんと秩序だったものがあった事、そういえば私はいつの間にそれを会得したんだろうという驚き、英語との比較で日本語の仕組みまで学べる事…言語教育って使えるか・通じるかの面ばかりで見がちだけど(フォニックスだってその目的が第一ですけど)英語・異文化を勉強する理由って、そうやって対比させることで日本語・日本を学ぶためなんじゃないかって思ってしまいましたよ。
英語の発音を学んだときも教えるときも、とても役に立ちました。
友人に薦められ読んでいます。学生時代に知っていたら、もっともっと英語が好きになっていたかもしれません。今さらですが、英語の勉強がしたくなりました。
知的好奇心がくすぐられサクサク読んでしまいます。とても大事なことを知ったような満足感です。読み終わったあとも何度も振り返りたいような書籍でした。
英語を学ぶ最初に読んでおきたかった本。

って感じ。

英語の初心者か、もしくは英語をこれから誰かに教えるって人は、一読の価値はあるぜ。

ぼくも一通り読んでみたけど、途中からは本格的に発音の仕方に入っていくので、サラッと読める本ではないとだけは伝えておきたい。

ある程度、忍耐力のある英語学習者で、発音の必要性を痛感している人、かつ新しい知識を得ることに快感を感じられる人ならば、この本を読んで知的好奇心を刺激されると思う❗

画像1

📚 まとめ

今回は、"アメリカの子供が「英語を覚える」101の法則" って本をレビューして、世間の評判を集めて紹介してみた。

このnoteは英語初心者向けに書いてるから、「発音極めたいぜ!」って思った人は、一読してみると良いかもよ。

ただ、やっぱり本で学べることって限界があるので、どこかのタイミングで外国人に直接教わるとか、もしくは日本人バイリンガルから詳しい口の開け方などをガッツリ教授してもらうことをオススメしたい。

ちなみにもし、ネイティブから発音を学ぶなら、カナダ出身の人から教わると良いと思いますね。

これはぼくだけじゃなくて他のバイリンガルさん達も同意してることなんだけど、カナダ人の発音ってめちゃめちゃキレイで、日本人にも比較的、聞き取りやすいんだわ🔥👂

たとえばこのミカエラさん、日本に住んでるカナダ人ネイティブなんだけど、日本語も割と喋れるし、元英会話スクールの先生やってたんで、日本人に比較的聞き取りやすい英語で喋ってくれる。

あくまで「比較的」だからねw

「いや、何言ってんのか全然分からんわ😡」って思ったかもしれんけど、それは英語上級者になるにつれてぼくの言ってることが分かると思うw

まあぼくも発音は教えようと思えば教えられるけど、英語は日本語と違って「口の開け方」とか「舌の使い方」とか「息の吐き方」が超重要になるので、そこらへんの細かいコツは、やっぱり直接学ぶのが一番なんだわ!

ぼくが今から約7年前の学生時代にアメリカに留学した時、現地のネイティブ学生から「きみ発音上手だね👱」って褒められたことはある。

それはまあ、幼少期にECCジュニアの地域の教室で、発音の仕方を少しずつ教わり、高校生~浪人期に予備校で英文の音読をガッツリこなしてたら、いつの間にか発音だけは上達してたって感じだったね。

まあでも、通訳家の人でも思いっきり日本人英語の発音で堂々と喋りまくってる人もいるからさ。

「オレは細かい発音なんて気にしないぜ!」って度胸のある人なら、別にそこまでガッツリ発音を学ばなくても良いかな、とは思う。

ただまあ、ちゃんとキレイな発音ができると、周りの日本人から「あの人かっこいい」って思われたり、ネイティブからも「ちゃんと英語勉強してる人なんだな」って印象に残るから、やりたい人はやればいいよ。

発音と単語と文法は、英語学習の基礎三本柱だからね。英語初心者を自覚する人は、まずはココからやってみると良いぜ。

このnoteでは英語初心者向けに、なるべくモチベーションを高めて英語の壁をガンガン乗り切ろうぜって話をしてるから、他の記事も読んでみてね✨

【次の記事】
英語の勉強をいくら読んでも、英語は話せるようにならない!?


この記事が参加している募集

#推薦図書

42,454件

#読書感想文

187,975件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?