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クラブチームの魂はどこに宿るのか

クラブチームの魂はどこに宿るのか。
大宮アルディージャのニュースを拝見していて、そんなことを考えていました。
(炎上したら有料化します。)

クラブチームの魂はどこに宿るんですかね。

チームの選手

クラブチームの魂はどこに宿るのか。

チームの魂は、チームの選手に宿るのだ、というのは、極めて簡単です。

チームの選手一人一人に宿っていると。
私もそう思う人間の一人です。
ただ、思いはしますが、そうなんですかね。

選手には、今よりも良い条件でプレイする権利があります。
現状に甘んじる義務なんて一切ありません。
カネの話だけでなく、出場機会を含めます。

試合に出してくれるチームに行くのを止めることなんて出来ません。

人生だからです。
その選手の人生だから止められません。

推し選手が移籍した瞬間に応援対象を変える人もいるぐらいです。
(個サポと呼ばれています。)

けれども、誰が移籍しようとこのチームを絶対に応援するんだ、という人もいます。
(箱サポと呼ばれています。)

誰が移籍しようと。誰が引退しようと。
何があろうとこのチームを応援し続ける。
そういう人間(箱サポ)は、一定数います。

チームの選手でなく、概念としてのチームを応援する、応援し続ける人間が箱サポです。
魂が宿るチームを応援するという理屈ですね。

ホームタウン

クラブチームの魂はどこに宿るのか。

ホームタウンに宿る、というのはある話だろう、と思います。

しかしながら、そこはサッカーの難しいところ。
人口集積地にスタジアムを置きにくいのです。
また、スタジアム近辺の練習場が豊富なチームも限られています。

スタジアム近辺の市町村に対して広域化を狙い、成功したチームもありますし、失敗したチームもあります。

もっと言うなら、Jリーグは最も有名なチームが、神奈川県から東京都へ移転しています。

現実にある話なんです。
ヴェルディに限った話ではありません。

魂がホームタウンに宿るという人はいます。
おそらく私もその一人ではあるのでしょう。

けれどもホームタウンに宿るとは限りません。
そういう狭い話ではないと思います。

チームカラー

大宮のニュースを見て私が気になっているのは、チームカラーです。

ヴェルディ川崎も、東京ヴェルディも、その名の通り「ヴェルデ(緑)」です。
チームカラーの変更はありません。

大宮アルディージャのチームカラーは橙。
ダイダイ色、オレンジ色です。

NTT東日本から、全ての株式を買い上げたのは、レッドブルです。
レッド、赤色なんです。

旧大宮市民は、本当に良いんですか。
よりにもよって赤色ですよ。
浦和レッズの赤色ですよ。
浦和レッドダイヤモンズのレッドですよ。

私は(さいたま市民でもないのに)そう思います。
橙色から赤色になっても本当に良いんですか。

後継チームはどこか

橙色から赤色への変更は、ほぼ確定であろう、と思います。

買収したのがレッドブルであるためです。
レッドブルは、買収先のチームカラーを変更してきたからです。(下記リンク参照。)

特にザルツブルグは、紫色から赤色に変更されたため、レッドブル・ザルツブルグとは別のチーム(SVアウストリア・ザルツブルグ)が、創設されて今に至ります。

後継チームはどちらでしょうか。

赤のザルツブルグであろうと思います。
手続的に、です。

が、紫のザルツブルグもまた、後継であろうとも思います。
心情的に、です。

チームの魂はどちらにあるのでしょうか。

どちらかにあると思います。
どちらにもある、と言うのは極めて簡単ですが、そんなことは言いたくありません。

概念としてのチーム

これから大宮がどうなるかはわかりません。
けれども、魂なんてどこにでも宿ります。

一つだけ確実なことがあります。
人間がつくったものは、人間がつくれる。
これだけは確実です。

ザルツブルグのようになるのも良し。
ならなくても良し。
大宮の人間が決めれば良いことだと思います。

ここでいう「大宮の人間」とは、さいたま市民の旧大宮市民のことではありません。
大宮のサポーター、一人一人のことです。

概念としてのチームは、一人一人の心の中にあるものです。

大宮サポーターでない私には、どうこうすることなんて、しないし出来ない話です。

参考リンク

レッドブルとザルツブルグについては、参考記事として、以下の記事を挙げておきます。

#サッカー

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