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熱中症への呼びかけが無駄なのはクールビズをしないから

九州から梅雨明けとなり、今週末からは猛暑日が予測されています。

ゆえに、熱中症への呼びかけが為されています。
けれども無駄ですよね。
呼びかける側が上着を着るからです。

クールビズは毎年毎年大失敗1

私はクールビズについて、4月1日から今年も失敗であると予測していました。

この時は初夏の失敗の原因について述べました。
盛夏の失敗の原因にまで言及していません。
盛夏の失敗の原因を述べたのは、ウォームビズについて述べた時でした。

クールビズは毎年毎年大失敗2

ウォームビズの失敗については、連続記事としているので、1から6まであります。

このうち、クールビズについて述べたのは主に、2と3の時です。

盛夏なので拙稿を引用しておきましょう。

政治家がクールビズをノーネクタイしかやらない理由がよくわかりますね。
同時に、ウォームビズを全くやらない理由もよくわかりますね。

偉いさんの服である背広を手放したくないから、夏はノーネクタイしかやらない。
偉いさんの服である背広が着膨れてしまうぐらいなら、ウォームビズは一切やらない。

偉いさんであることを服で表現しないといけないから、政治家は、いや、政官財の上層部は、毎年クールビズもウォームビズも形骸化させ、大失敗へと向かわせているわけです。
私の腕が血で滲もうと。

政治家がウォームビズをやらないのは何故か。
地球がどうなろうがやりたくないからですね。

上記拙稿の2より筆者引用。

ウォームビズの時には、暖房による乾燥によって腕に血が滲んで敵わない状態でした。

クールビズの現在ではどうか。
屋内でこそ熱中症と汗冷えの両方に警戒しないといけません。

政官財の上層部の私利私欲のためにです。

クールビズは毎年毎年大失敗3

上記拙稿の3では、私は小田嶋隆さんの論稿を引用しています。
思い当たるニュースキャスターが何人もいるので再度引用します。

 スーパークールビズのニュースを伝えるキャスターが、どこの局のどのニュースを見ても、やっぱりネクタイをしている一点を見ても、この運動が、お役所のイクスキューズ(彼らはいつもあらかじめの弁解を用意している)に過ぎないことは明らかだ。
 これではダメだ。
 本当なら、ニュースキャスターみたいな人たちが率先して、短パンでニュースを伝えないといけない。
 そして、半ズボン経由のニュースを、われら視聴者は、嘲笑せずに受け止めなければならない。私たちにそれができるだろうか。
 というよりも、真に重要なのは、仮にスーパークールビズが成功したとして、そのコロニアルな見かけの職場が、きちんとしたクオリティーを保てるのかどうかだ。

コラムニスト小田嶋隆の目録ページより筆者引用。

「猛暑日が予想されます。」
「熱中症に警戒してください。」
「暑熱順化がどうたらこうたら。」

ニュースキャスターはそんな内容を言いながら、何を着ていますか。

東日本大震災直後に開始のスーパークールビズの年度から今まで、何を着ていましたか。

クールビズを形骸化させ、大失敗させるために、背広を着続けてきたのです。

ゆえに、毎年毎年、クールビズは大失敗です。

熱中症への呼びかけは何のため

熱中症への呼びかけは何のためにしているのか。

熱中症への呼びかけは熱中症への呼びかけのためであると思います。

にもかかわらず。
真夏日だろうが。猛暑日だろうが。
熱中症で何人も死んでいようが。
上着を着て、熱中症への呼びかけをしてしまう。
何のためにしているのでしょうか。

決まっていますね。
服で偉いさんであることを視聴者に伝えるため。
そのために上着を着ているのです。

アナウンサーはADでないことを示すため。
芸人は雛壇芸人でないことを示すため。
首長は職員でないことを示すため。
そのために上着を着るのです。

何のために何を呼びかけているのでしょうね。
上着を着ているから、私にはよくわかりません。

#今こんな気分

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