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サッカーで例える「なんたら長」の動き7

今回も、サッカーで例える「なんたら長」の動きにしようと思います。

前回はこちら。

こへいさんの最新記事はこちら。

愚将の最大の特徴は保身

前回、愚将は昭和型の保身で中堅(MF)を欲しがることを述べました。
愚将の最大の特徴は保身です。

昭和型の遠慮で重鎮(DF)を活かせないこと。
昭和型の不信で若手(FW)を活かせないこと。

重鎮(DF)も若手(FW)もどちらも活かせないから、曖昧な人物像のままで中堅(MF)を欲しがること。

全て保身です。
もっと上から責められたらどうしよう、となっているから、そこまでの人間に成り下がるのです。

そんな昭和型組織のプレイはどうなるか。
引き続き、サッカーで例えていきます。

昭和型の重鎮(DF)は横パス

昭和型の重鎮(DF)がするのは横パスです。
「ちょっと何々長会議で共有してみるわ。」
こういうCBとCBでの横パスが多いのです。

共有結果がフィードバックされるなら、(縦パスが出るなら、)まだ重鎮(DF)で良いでしょう。
共有はしたんだから良いだろう、とキレるのは、純然たる老害です。

守りに効くCBでもない。
攻守に効くSBでもない。
攻守ともに中堅(MF)にやらせるからです。

こういう愚物に限って、CBとCBでの短い横パスの往復が見られますね。
GK(さらに上)へのバックパスもザラ。

GKの前で持ち続けるのは恐ろしいことです。
サッカーで例えたら分かることです。

昭和型の若手(FW)は前で置き去り

昭和型の若手(FW)は、前で置き去りです。
サッカーと違い、昭和型組織では前で置き去り。
攻守ともに中堅(MF)にやらせるからです。

「大事なことだから若手にはまだ早い」という、頭が昭和でもうどうしようもない愚将の部下ではよくある話だと思います。

愚将が「攻めは若手(FW)にはまだ早い」と指示をしたら、誰が攻めますか。

中堅(MF)です。

攻守ともに中堅(MF)にやらせるからです。
大事なことなので何回も言います。
昭和型組織は、攻守ともに中堅(MF)なのです。

若手(FW)は前で置き去りです。
前でパスをもらうのが、もらえるのがサッカーのFWですが、昭和型組織は前で置き去りです。

とにかく若手(FW)は前だ、でしかありません。
頭が昭和の愚将なんてどうしようもないのです。

愚将に足りないのは把握と勇気

ここまで述べてみて、愚将に足りないのは何か、分かることと思います。

徹底的な把握については前回までで述べました。
もう一つは勇気なんです。
愚将に足りないのは、「把握」と「勇気」。

若手にパスを出し、カバーに行く。
遠慮せずに重鎮の手を借りて、前に行く。
これが出来ないから愚将なんです。

任せたふり、遠慮していないふり、やってる感。
そんなもの、長けていてもしょうがないのです。

必要なのは勇気。
任せる勇気と遠慮しない勇気です。

#サッカー

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