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夢は実現できるのか

夢というのは、私たち大人も考えていきたいテーマではありますが、今回は、”子ども” に焦点を当てて、夢を実現できるかを考えてみます。

はじめに

本書では、夢 = 「やりたい・なりたい」未来だと考えます。

早速ですが、子どもの夢は実現できると思いますか?

例えば、野球選手とか病院の先生とか、幼稚園の先生とか...

皆さんが思い描く将来の夢の中でも仕事に焦点を当てて考えてください。

私は、子どもの夢は実現できると考えています。

では、どうして私が実現できると考えているか、自分なりの観点から書いていきます。

第一章:「夢」

この章では、夢について考えてみたいと思います。

本書の冒頭でもお話ししましたが、私が考える夢は、自分自身が想う「やりたい・なりたい」未来です。

「やれる、やれない、なれる、なれない」じゃなくて、単純にその気持ち自体が夢を持つことだと考えます。

私たちは、いつから将来の夢をもつようになったのでしょうか。

自分の身の回りにあるものを見て聞いて知って、その中から将来の夢を自分の中に作り出していました。

将来の夢を持つことができるのは【知っていること】に限るんです。

大人に比べると子どもの頃は、自分自身の中にある「情報」が多くないので、自分の外から情報を得る=「知る」ことがとても大切です。

夢への道は、「知る」ことから始まると私は考えています。

第二章:「知る」

第一章では、子どもにとって「知る」ということは、夢を持つため、未来を選択していく上でとても大切なものだという事をお話ししました。

本章では、その「知る」について考えてみたいと思います。

私たち大人は、大人になる過程で、地元から出て就職したり、色々な大人達と出会ったり、自分の行動次第で「知る」機会を多く作ってきました。

しかし、子どもは自分で行動できる範囲が狭く少ないので「知る」ことができる場所といえば、家・学校が殆どかなと思います。

私は、第一章の冒頭で、『夢は、自分自身が想う「やりたい・なりたい」未来』だと書きました。

子どもが生活し学ぶ中で、夢を実現するために自分の「好き・得意」の先にある「仕事・企業」を知る機会がどれだけあるでしょうか。

働き方や仕事の仕方、自分が解決出来る課題の有無などを知り、大人と出会う機会については、まだまだ足りないと私は考えています。

子どもが「仕事・企業」の本当の姿や現状を知るだけではなく、世で活躍している大人と出会うことが夢を実現するための大きな一歩だと私は考えています。

第三章:「出会う」

第二章では、子どもにとって、世で活躍している大人と「出会う」機会を作ることは子どもの夢の実現の大きな一歩だというお話をしました。

本章では、その「出会う」について考えてみたいと思います。

大人になると自分で行動できる範囲が広くなりますし、自分の思うように交通機関を使うことで人と出会うことが出来ます。

また、出会う機会を待つのではなく、自分から電話・SNSなどで連絡をとることで、人に出会いに行くことも出来ます。

私たち大人のように子どもも出会うことが出来れば良いのにとまでは言いませんが、子どもが正しく大人と出会う機会は増やすべきだと感じます。

特に、企業の代表者や社員、個人事業主として仕事をしている人と「出会う」ことは子どもの可能性を広げ、夢の実現に近づく大きな繋がりになります。

第四章:「体験する」

第三章では、子どもが企業や多くの大人と出会い繋がることで、子どもの夢の実現に近づく大きな繋がりになるというお話をしました。

本章では、子どもと大人が繋がった先にある「体験する」について考えてみたいと思います。

情報は外部から五感で感じることによって蓄積されていきますが、自分自身で実際にやってみないと、何事も分からないものです。

例えば、ある食べ物をAさんが美味しいと言っていたからといって、自分で実際に食べてみないと自分が美味しいと感じるかは分かりません。

このように、自分自身にまつわる事を判断する上で、実際にやってみる=体験するというのがとても大切です。

子どもと仕事という視点で考えてみると、お仕事体験・インターンシップが該当します。

子どもにとって「体験する」ということは、自分に無かった引き出しを開けて、可能性の扉を開くキッカケになります。

さいごに

4章に分けて『夢は実現できるのか』私の考えを書かせて頂きました。

子ども達に知り・出会い・繋がり・体験する機会を作っていく事で、子どもの夢を実現出来ます。

企業と子どもの教育という言葉だけ聞くと、関連が難しく感じられるかもしれませんが、子どもが楽しく真剣に仕事や将来について考える機会を作り、企業にとっても価値のある関わり方は出来ます。

それは『子ども✖️社員のキャリア教育』です。

一緒に活動してくれる仲間、協力してくださる企業様を募集しています。

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