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ハイブリッドティーローズ・オリジナル、中心をいじくり回して検証するの巻

数日前から取り組み始めた「ハイブリッドティーローズ・オリジナル版」。
3個目となる今回は、35cmタントを使ってみました。

(後ろにあるのは、「剣弁高芯咲きのバラ」です)

この作品についての詳細は、過去のコラムをお読みいただくとして…
(2019/11/07)
https://note.mu/masanii_origami/n/n0257d85f88d1
(2019/11/05)
https://note.mu/masanii_origami/n/nbf5aa5287506

タント特有のハリと、1.4倍の大きさに結構手こずりましたが、何とか形にすることができました。

大ぶりの花は、やはり迫力がありますね。

さて。
今日の検証テーマは「中心」。
仕込みから仕上げまでのプロセスを、色々とテストしてみました。

やった事がない人には「何のこっちゃ?」と思う内容ですが…
しばし、マニアックな世界をお楽しみくださいませ。

🍀今日のトピック🍀
❶中心の仕込みはどっち?
❷課題は横からのショット
❸タントのカラバリに感心

♦︎♦︎♦︎

❶中心の仕込みはどっち?
仕込みの最後、収束させる直前の折り方にフォーカスしてみました。

中心のくぼみ(折り返し部分)の大きさと、「うずまき」の道筋を決める、地味ながらも大切なシーンです。

前回までの2回は、ハイブリッドティーローズ(HT)の工程17-18。
今回は、ニューモダンローズ(NM)の工程11-12を採用しました。
両者は中心までの距離と、折る角度が違います。

結果から言うと、前回(HT)の方が折りやすかったです。

NM(今回)の場合は、折り筋のスタート地点が中心に近く、直径が小さめになります。
大きな中心を作るHTには、あまり向かないのかもしれません。

また、今回は、中心がピッタリ閉じてしまい、中心を開く作業が難航しました。
外側〜中心ラインの角度が浅いのが原因でしょうか。

NMと同じ「求心中割り折り」を使うオリジナルHTですが、中心の仕込みは「遠心HT」の方が相性が良いようです。
(単に私がヘタクソなだけかもしれませんが…)

❷課題は横からのショット
次に注目したのは、収束後の中心。
花びらの穴を広げた直後のシーンです。

一番内側のヒダが、今回は沈んでしまいました。
紙が大きいので、つまんで思いっきり引っ張り上げる事ができましたが、佐藤さんの「お手本」のようにはいかず。
(かなりリカバリーできた方かと思います!)

この部分は、ニューモダンローズと同様、収束前から気をつかう必要がありそうです。
佐藤さんから直接教わったアドバイスを、今更ながら思い出しました。
(2019/09/06)
https://note.mu/masanii_origami/n/n0f0932515f98

真横から見て、ぷっくり中心が盛り上がっているのが理想系と思われるので、次回こそはキッチリ組み上げたいと思います。

❸タントのカラバリに感心
今回使ったのは、タント35cmのパッケージの、上から2枚目に入っている色です。

今更なのですが、意外とたくさんの色が入っていることに驚きました。

青、水色はもちろん、紫色まであります。

特に詳細を見ずにAmazonでポチってしまったのと、中身を見ずに上から無造作に使っていたので、まったく気付きませんでした。
これは嬉しい誤算です。

ついでに他の色も見てみたら、赤・黄色もかなりのバリエーションがありました。

折りやすさはヴィヴァルディに部がありますが、この種類の多さは脱帽です!

ただし、各色一枚ずつしか入っていないので、大切に使おうと思います。

まぁ、でも…
切らしたら、また買えばいっか!

♦︎♦︎♦︎

というわけで、今日は青色タントのオリジナルHTをお届けいたしました。

色々な折り方をテストしまくっている昨今ですが、まだまだやりたい事がたくさんあります。

こん詰めてストレスになってもいけないので、ぼちぼち検証していこうと思います。

それと、最近すっかり寒くなりましたね!
室内でぬくぬく折り紙を楽しむには、もってこいの季節です。
皆さんも、体調に気をつけてお過ごしください。

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