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猫のこと

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猫について書いたnoteです。
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#ねこ

猫の日に改めて考える、自分にとって猫とは

猫の日に改めて考える、自分にとって猫とは

猫の日という事で、自分にとって猫とはなんだという事を改めて考える。

だいぶ前に何かしらの絵本を見た時、表紙を開くとこの一文が書かれていた。

僕が猫を好きな理由が、この一文に集約されている。ような気がする。

猫はかわいい。
しかしかわいいだけじゃなく、
なんと言うか「粋」みたいな物があると思っている。
義理人情みたいな。
一見自由奔放で、そっけないし、気まぐれだけど、言う事聞かない君だけど、、

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猫のはなし…母娘

猫のはなし…母娘

バイト先の近所に、三毛の母と茶白の娘の猫がいる。
いや、いた。
つい最近、死んでしまったのだ。

いつも夜勤帰りに二匹でいるところを見かけ、「仲のいい母娘だなー」と思っていた。
しかしまったく人には近づかず、餌をくれる近所のおばさんにしか懐いていなかった。
僕でさえ、一度も触ったことはない。

夏になる前ぐらいから、娘の茶白の姿を見なくなり、三毛の母だけしか見かけなくなった。病気なのか、事故にでも

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猫のこと…好きなとこ

猫のこと…好きなとこ

昨日とある打ち合わせで、

「猫のどういうとこが好きですか?」

という質問をされた。
よくされる質問ではあるが、僕は、

「普段はサバサバしてるけど、ご飯のことになったり甘やかしてほしい時は突然デレデレして来たり、自分に正直に生きてるとこですかね。誰の命令も受けてない感じ」

と答えた。
実際そう思ってるし間違ってはいないのだが、後々猫の好きなとこを考えてて、よくわからなくなってしまった。

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猫のこと…猫を運ぶ

猫のこと…猫を運ぶ

9月の終わりに千葉に住む姉から、
「子供が友達と一緒に車のボンネットの中にいた猫を保護したのだが、友達の家は猫アレルギーの人がいて飼えないらしく、うちも今は飼えないので、誰か飼ってくれる人はいないものか?」
という連絡が来た。

一緒にこんな写真が送られて来たら、自分で迎え入れたくなってしまうだが、現状無理なので誰か探してみることに。
こういう時SNSは便利だが、見ず知らずの人に手を挙げられてもそ

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猫のこと…撫でてほしい

猫のこと…撫でてほしい

今日実家に行ったら、またこの二匹に会った。

いつも僕を見つけるなり、二匹揃って寄って来る。
今日は雨が降っていて、屋根がある駐車場の車の下にいたのだが、僕が声をかけると二匹揃って道へ出て来た。

(これは前の写真)

しばらく撫で回し、「元気でな、またな」と声をかけ、さよならをする。
ふと振り返ると、二匹揃ってずっとこっちを見ている。

「腹減ってんだろうな」と思い、帰り道にあるコンビニに寄って

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猫の話…死後の世界

猫の話…死後の世界

猫はこの世で天命を全うした後、天国か地獄か、という選択肢はない。
猫は一匹残らずいい子だから、行き着く先は猫の死後の世界一つだけなのだ。

死後の世界に到着した猫は、いくつかの質問をされる。
「飼い主の名前は」
「幸せだったか」
「次生まれ変わるとしたら何になりたい」
ほぼ全ての猫が、はっきりと飼い主の名前を言えて、たとえ病気で死んだとしても、なんとか助けてくれようとした飼い主を思い浮かべ幸せだっ

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猫のこと…猫との生活

猫のこと…猫との生活

この間奥さんに、

「猫と暮らせる家に引っ越す?」

と聞かれた時、自分でもびっくりするぐらい無意識に、

「ん〜、どうかな〜」

と答えていた。
もちろん猫と暮らしたいし、猫との生活を渇望しているが、なぜか息をするぐらい自然に「ん〜、どうかな〜」と答えていた。

思えば今までの猫との生活は、自分が望んで実現したものではなかった。

最初は母がもらって来たし、

その猫が子供を産んだし、

子供を

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猫のこと…言葉を喋る猫

猫のこと…言葉を喋る猫

漫画や映画などで、言葉を喋る猫がいる。
それに毎回違和感を感じてしまうのだ。

別にそれが悪いとは言わないが、なんだか人間のご都合で描かれてるような気がする。

猫は「ニャー」としか言わない。
その「ニャー」にどんな意味があるのかを、人間が頑張って理解しようとするから素敵なので、こう言ってるのだと断言されるのはどうにも気持ちが悪い。
その翻訳された猫のセリフは、人間が人間を感動させたりほっこりさせ

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猫のこと…懐く猫

猫のこと…懐く猫

僕は猫によく懐かれるが、そのほとんどがメス猫だ。

この子も

この子も

この子も

この子も

この子も

この子も

この子も

みーんなメス猫だ。
何かメス猫をメロメロにさせるフェロモンみたいな物が出ているのか、それともイケメンのオス猫に取り憑かれてるかのどちらかだろうと思っていた。

そう言えば、17歳ぐらいの時にうちにいた猫で、病気がちで何度も病院に連れて行ってたあいつはイケメンのオス

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猫のこと…公園の白黒

猫のこと…公園の白黒

近所に猫が5〜6匹いる公園がある。
おじちゃんおばちゃんが世話をしてるみたいで、よく餌をあげてる姿を見かける。
この間通りかかった時は、自転車で来た外国人のお兄ちゃんが、バッグから袋を出すと中にカリカリが入っててそれをあげていた。

多分餌には困ってないだろう猫たち。
その中に、痩せ気味の白黒猫がいる。
きっと持病があるのだろう。他の猫は野良猫とは思えないほど丸々としているのに、この子だけはずっと

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猫のはなし…猫みっけ

猫のはなし…猫みっけ

ツイッターで猫を探す写真が反響を呼んだ。
“バズる”というやつだ。

前から何度かやっていた「僕ぐらいになるとこんなとこにいる猫も見つけちゃうシリーズ」が突然バズった。

これがその写真。

芸能界の有名な方々からも反応を頂いたりして、ほんとツイッターのいいところを堪能させてもらった。
(ロバートキャンベルさんが引用リツイートしてくれた時は、恐れ多くてお礼のリプすら出来なかった。)

どこに猫が隠

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猫のこと…猫の日

今日は猫の日だ。
だから猫について書こう。

まあいつも書いてるけど。

僕は猫が好きで、それが野良猫だろうが、血統書付きだろうが、雑種だろうが、毛が長かろうが無かろうが、顔が整ってようが不揃いだろうが、三毛だろうが黒だろうが茶だろうがハチワレだろうが、オスだろうがメスだろうが、子猫だろうが成猫だろうが老猫だろうが、日本だろうが海外だろうが、全部全部、全ての猫が好きなのだ。

僕は今、猫と一緒

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猫のこと…懐かれる理由

「なんでそんなに猫が懐くんですか?」

とよく聞かれる。
なにかコツがあるとか、猫に好かれてるとか、僕からまたたびの匂いがするとか、そういうことはない。

今まで黙っていたが、僕は猫の世界から人間の世界に送り込まれていた諜報員なのだ。

そう、言わば『猫側の人間』なのである。

猫が人間界で安全に暮らすために、日々諜報活動をしているわけで、だから僕のことを知らない猫はいないのだ。

人間から見たら

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猫のこと…引っ越し先の猫たち

引っ越しをした。まだ住んで一週間も経たないが、新居はとても気に入っている。
街は文化的な街だが、どこか下町っぽくて性に合ってるようだ。

そして住んでみてわかったが、猫が多い。
前に住んでたとこもそうだったが、どうやら僕は猫に吸い寄せられる性質のようだ。

引っ越して一日目に出会った猫がこいつだ。

首輪をしてるからどこかの飼い猫だろう。
塀に乗っているとこを見つけ写真を撮ろうとしたら、逃げるどこ

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