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クリスマスの読みもの

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📕『クリスマスの贈りもの』全5篇(2009年と2010年USJクリスマス特設サイト書き下ろし作品) 📕『さすらい駅わすれもの室』より『とくべつな地図』(2015年12月NHK宮崎… もっと読む
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記事一覧

思ってたのと違うけど─ぺったんこの靴下

2009年と2010年のUSJクリスマス特設サイトに寄せた連作短編小説「クリスマスの贈りもの」。「…

お手本は予習済み─映画みたいなプロポーズ

2009年と2010年のUSJクリスマス特設サイトに寄せた連作短編小説「クリスマスの贈りもの」。「…

思いやりの相似形─ジグザグ未来予想線

2009年と2010年のUSJクリスマス特設サイトに寄せた連作短編小説「クリスマスの贈りもの」。「…

おまけの人生を通り越して─とっておきのお薬

2009年と2010年のUSJクリスマス特設サイトに寄せた連作短編小説「クリスマスの贈りもの」。「…

子どもの目線で─地上75センチの世界

2009年と2010年のUSJクリスマス特設サイトに寄せた連作短編小説「クリスマスの贈りもの」。「…

イブに30分だけ目覚めて眠る彼女たち─間違いだらけのクリスマス

自分の書いたものはどれも愛着があるけど、とりわけ無性に愛おしい作品があり、『間違いだらけ…

「あの人はどうやってわたしの家を見つけるの?」から幾星霜を経て─さすらい駅わすれもの室「とくべつな地図」

2023.6.27 お知らせ📢「さすらい駅わすれもの室」をkindle出版しました。kindle unlimited(月額980円 初回利用は30日間無料)では0円でお読みいただけます。 目覚めると枕元にはプレゼントが夢見がちな子どもだったから、「あの人」のことはもちろん信じていた。年に一度のその日、朝目覚めると、枕元にはあの人が真夜中に置いていったプレゼントがあった。それが最寄駅のショッピングセンターにあるサンリオショップ(「ギフトゲート」という名前だった)のお楽しみ袋で

今、存在することがプレゼント。─壊れたビデオカメラ

クリスマスを待つ時間街にイルミネーションが灯り、デパートの包装紙が赤や緑になり、お菓子に…

あの頃の親の気持ちという伏線─パパの宝もの

真夜中のナイショ話子どもは9時に寝なさいと言われて忠実に守っていた頃、布団に入ったけど寝…

一緒に気持ちとか思い出とか固めてる─てのひらの雪だるま

記憶のミルフィーユの行方娘が小学生になって間もない頃、学童保育からそろそろ帰る時間だなと…

母になっても女子部─男子部の秘密

【お知らせ】2021/12/23(木)22:30Clubhouseにて上演! 「母」にも「女」が入っている 「こ…

大人こそサンタクロースを待っている─サンタさんにお願い

USJ小説『クリスマスの贈りもの』クリスマスが好きだ。どれくらい好きかというと、大学の卒業…