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【人類改造計画!】 もう止まらない未来

 テスラやSpace XのCEOであるイーロン・マスクが2017年に人間の脳をAIに接続することを目指すスタートアップ「Neuralink」を立ち上げています。

 Neuralinkは、これまでに人間の脳とAIを繋ぐ埋め込みチップ「Link」を発表しています。そして脳に埋め込んだサルがビデオゲームを「思考」でプレイすることに成功したと発表しました。

 今は人間を対象とした実験は行われていませんが、今後人間を対象とした実験が行われることになるでしょう。

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*Screenshot by Stephen Shankland/CNET より

 脳内にマイクロチップを埋め込むことでどうなるでしょうか?

 記憶力という概念がおそらくなくなるでしょう。専門用語など覚えるということをマイクロチップに全部保存することができるため、記憶力がいらなくなる時代が来るのかもしれません。

 さらに、人間という思考力に合わせて、AIという機械学習(ML)が合わさることで、さらなる最強のAIが出てくるのではないでしょうか。

 また、人間の思い出・記憶が全てマイクロチップに入れることで、他者に共有することができる時代になり、さらにテレパシーでコミュニュケーションが取れる時代になってくるのではないか。

 これらは、2045年に来ると言われているシンギュラリティ(技術的特異点)に対抗する手段とされています。

 「シンギュラリティ」とは、今絶対に知っとかなければいけない単語です。AIが人間よりも高い知能を持つ時期が2045年に来ると言われています。現段階でもAIによって雇用が変わると恐れられています。

 しかし、人間の脳内にAIに繋がるマイクロチップを埋め込めば、AIに勝てるのではないかといった理由でNeuralinkを設立したと言われています。

 また、脳内にマイクロチップを埋めるだけでなく、BrainRoboticsの義手もAIが活用されています。

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 *BrainRoboticsのHPより

 EMG(Elctromyography:筋電図)にのみ依存してきた従来の義手に比べて、AI技術によって新たなレベルに義手を引き上げています。

 AIアルゴリズムが日常的な義手の使用を円滑にし、ユーザーは短いトレーニング時間で義手を使用できるようになっています。

 また、AIが搭載されているほかに、クラウドサーバーでも動作しており、ユーザーのEMG信号は義手の中で処理され、クラウドサーバーに転送されます。これによって、蓄積されたデーターを活用してユーザーの使用パターンや筋肉の制御パターンに適合した、手の制御モデルが作成されます。

 AI義手の機械学習(ML)機能は、ユーザーの反復的な使用パターンから徐々に学び、義手に組み込ませる知識を磨き、義手の精度はより密接にユーザーの癖やニーズに一致していくようになると述べられています。

 また、サイバーテクノロジーは常に進化をしており、熱を発生させて、物体に伝導させて温める技術を持つ義手などさまざまな義手が登場しています。

 人間とテクノロジーの融合は、おそらく今後のトレンドになってくるでしょう。今ある人間の形は、近い将来のうちになくなるのかもしれません。

 2017年から始動し、たった3年〜4年の間に「マイクロチップを脳内に入れる実験」が成功しています。このスピード感で、今もなおテクノロジーが進化しています。

 人間の未来がどうなるのか?私はこのままの人間の形がいいというのは、遅いのかもしれません。

 今後大富豪など社会・世界のトップ層が、思い描く未来を受け入れなければいけない時代が来るのでしょう。そして、私たちはそれらを受け入れなければいけない時代が来るのかもしれません。

 今の時代を楽しく生きていくことは、もちろんいいことです。しかし未来に向けて、「将来の自分たちの像」を受け入れる準備をしなければいけません。

もう、「賽は投げられている」のです。我々は変化しなければいけません。もう未来は止まりません。

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