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雑記

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ただの日記
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#スキしてみて

濃紺

いつまでもセンシティブな内容だけど、戦争の詩を書いてる。
曲を書く時、仮タイトル(テーマ)を付けてから中身を作り、最後に曲名で封をするようにしている。
なんとなくその方が書きやすいから自然に身についた。
この曲は仮タイトルが"濃紺のバラッド"だったが、あまりにも"バラッド"は合わず苦悶している。
もっと現代の与謝野晶子のようにしたいな。
日本語であることに意味が在るような気がするし、楽曲もそう求め

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若草の神戸

久しぶり。

ツアー(めちゃくちゃちょっとだけ)が終わった。
ばたばたと忙しい日々の羅列で、一人で出来る限界を知った。
もっと他人を頼りたいが、そうも思わせてくれない出来事も多かった。
なんしかおれは少しの間、休養する。
溜めてた本を読むことにしている。

ツアーについて書こうと思う。
結論から言うと「まだまだいける」
どのイベントも楽しかったし素晴らしい出逢いが多かったけど、これで満足はしていな

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昨日と今日のモノローグ

お久しぶり。
元気でやってるよ。

少し前は、薬を飲んだり飲まなかったりすることで、頭が痛くなったり本当に動く気がなくなったりした。
これも含め僕なんだと受け入れる準備に入ったと同時に、少しずつ、幽体離脱のように胸の辺りから悲しみの温度が体内と体外に分離していく。
感情が薄れていくことは少し怖い。
徐々にで良いから、この温度の交換を繰り返して、生に執着していたい。

ただ、そうは言ったものの、創作

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月のクロール

8ヶ月ぶりに新曲を書いた。
心身に不調をきたしてからというもの、音楽には触れ続けたが全く曲が書けなくなった。
いつも「これで終わりか」と不安になることに慣れてしまい、「もうそれでもいいかもな」と思ってきている。
弾き語りでのライブを誘われ、特段楽しみにしていたわけではないが何かしたい気持ちはあった。
それがこうして曲となったのだから、まだまだエネルギーもアイデアも枯渇していないようだ。

対岸の月

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光の溜まり場

あけましておめでとうございます。

今年は自分のために生きよう。
そして、年が明けてめでたい日くらいは明るく朗らかな言葉を選んで日記を綴ろうと思う。

年の瀬、InstagramとTwitterに昨年のことを振り返った文章を書いた。
鬱に近い病名をもらい、かねてからの文章を書きたいという思いでnoteを始めた。
伝わりやすい言葉選びや文章のテンポ感を養う練習、そしてなにより自分を知る良い機会となっ

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園庭に刺さる赤

ぎりぎりと歯軋りを鳴らす。
外の世界との温度差で窓は結露がついており、何もない向かいの建物はぼんやりとピントをずらしたふうに見える。
肩を撫で下ろす無力感と倦怠感。
光はじっとこちらの世界を照らし、窓についた水滴を鮮やかに、少しずつ蒸発させる。
最悪な朝だ。

外に出ると夜更けに降った雨の所為で水気を帯びた空気が二月の風と絡み合って、この薄汚い路地を寂しげにする。
毎年、この頃になると昔の恋人と近

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