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[2月雑観]社長、5年目迎えて思うこと

会社を初めて4年が経った。たくさん失敗して、思い描いたことの実現は数%しかない。全然ダメだったと総評できる。でも、その代わりの学びがデカすぎて今燃えている。

「全くやったことない業界に飛び出してみたこと」「ブランドを0→1作ること」「お客様がお店に来ない状況を体験したこと」「たくさんの仲間と出会って別れがあったこと」・・

当時は全てに一喜一憂してメンタルぶれまくったし、たくさん周りに迷惑をかけた。それでも、動き出した歯車はゆっくりすすむ。一緒に動いてくれてるメンバーが僕を動かしてくれた。
今回は、2月の振り返りと4年を振り返った雑観。

【熊の焼鳥】驚きの12月同成績。毎日のフィードバックの賜物。

2月は28日営業。12月と同成績でした。
毎日手応えある営業を続けられた。何より、4月卒業の学生メンバーのシフトラストスパート&新メンバー研修進める中でもしっかり毎日のフィードバックが活きて、チーム状況も風向き良し◎

2月の勝因は
▶︎普段とは違う「限定営業を開催(鍋コース)」←2ヶ月前から2回転満席
1月に続いて2月も開催。
1月より洗練できて、2ヶ月連続のリピーターさん有。
お客様的にも、焼鳥だけじゃない用途が楽しかったみたい。こういう挑戦は大変なこと多いけど、やってみた収穫が大いにある。
▶︎賄いたべながら、営業を振り返る。気づきを見つける。を継続。
ここ数ヶ月で店舗の雰囲気も変わった要因は、毎日のフィードバックが定着したこと。「今日、会員登録してくれた方は何でしてくれたのか」
会員制のうちには満足度の終着点に会員登録があるので、その理由を毎日深掘る習慣作り。ベテランメンバーも新メンバーも一緒に。みんなが考えて仕事しだすとすごいことが起きる。
みんな、作業しに来てるんじゃない。
仕事しに、人を笑顔にしに来ている。そんなことを感じさせられる毎日の振り返りが大きな結果に結びついている。

【京都かつだ】半月比較で日商1.2倍。素早く小さく始めてみる大切さ。

カレー屋も2月の成績が好調でした。
リピーターさんが帰ってきてくれてることが自信になって、もっと楽しんでもらう為には何ができるか。あのリピーターさんに向けて何ができるか、ターゲットも明確になったことも強かった。

2月の勝因は
▶︎限定メニューの出数が通常の倍
ヒレカツと辛口キーマカレーを開始。開始直後、注文数もinstaの反応もビビビッときてた。結果、出数も通常月の倍あがりました。
価格の手頃にして、卵黄のビジュアルもよかったかなと。

▶︎課題の夜集客が伸びてきた。夜メニューブラッシュアップ
集客に課題ありだったディナー。速攻集客できるメニュー&食材ロス対策として、串カツ食べ飲み放題を導入した→見事に、サラリーマンにハマり出した。
もし違ったらすぐやめよう。よければ、改善して伸ばそう。そう思って「まず始めた」その姿勢をお客様にも伝えながら。そうすると、応援してくれる人も楽しみに通ってくれる人も出てきた。

次は、夜に麺メニューを投入。現時点、すごい勝算あるわけではないが、「自分たちのCan」と「お客様のWant」がかぶさってるメニュー。かつ、できない理由はないことだったので、小さく挑戦。結果は3月に報告します!

社長になって5年目。今、自分の足元とこれから歩む道。

2019年は会社2つありました

2019年。意気揚々と出発して、たくさん失敗した。
2023年。会社1つ閉じたし、お店2つ閉じて、思い描いた光景とは全く違う。でも、不思議とこの5年で一番ワクワクしているし、これからのチャレンジでもっとたくさんの仲間を笑顔にしたいし、世の中に飲食から楽しみを作っていきたい。

▶︎コロナを言い訳にしないが、コロナに負けたのは事実。次、なにが起きても負けない強さは今から作る!
▶︎たくさんの仲間と出会ったが、思い描いた結果には結びつけられず笑顔にできなかったメンバーもいる。振り返れば、これが一番悔しい。
▶︎飲食業は簡単じゃなくなった。でも、18歳から飲食にいて、今の飲食業で勝てるのが自分じゃないといけない。未来の飲食業を拓く使命がある。

京都に出てきて、18年目。
20代:ひたすら仕事した。かっこいい大人たちに楽しませてもらった。普通にしてたら20代では見れない景色を見せてもらった。

社長として今。
一緒に歩むメンバーに、関わってくれる全てに人に何を提供できているかを改めて考える。
毎日走り回って、一緒に仕事して、一人では作れない結果をたくさん作って
、大きな結果を残す。そんなプロセスにある、仲間・お客様・業者様との楽しい時間が未来の財産になる。

会社初めてすぐコロナのダメージで、正直折れちゃったけどまたスタート切る!
今一緒に歩んでくれるメンバーに感謝して、今お店を楽しんでくれるお客様に感謝して、飲食を通して日常に楽しみを提供し続ける。
おっきな事業規模ももちろん求めるけど、まずは「目の前の人を幸せにする」そんなビジネスを作る5年目にする。

春めいてきて、街も活気づいてきた。
たくさんの笑顔につながる飲食業を作ります。

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谷村昌樹 飲食店経営@京都
こんな形でもたくさんの方と繋がれることに感激しています。是非仲良くしてください!