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2019年12月の記事一覧
note の悲しい音
*(note はいいなあ)*
実に、いろんな人が居る。同じ人など、どこにも居やしない。「何から何まで違う」と、一旦は言い切っても構わない。
あたりまえのようなこの感慨から、どの方角に一歩を進めるか、あるいは進めないか。その選択にさえ、それぞれの人のそれぞれの価値観はにじみ出る。
note は、かたや商業ベースのプラットフォームでありながら、大多数のユーザーはそんな事には頓着なく、各々の
魔法はまだ続いているから
百円の魔法使いは、とっきゅうのれっしゃに乗って帰っていった。
昨夜遅くから、病状はほぼ最悪だった。首と胸元が苦しくてうまく眠れず、何度も何度も乾いた咳をして妻を起こしてしまう。北の大地の北の山際が明るみはじめたころ、私はようやく眠りについた。
「った」
妻の声で目が覚めた。娘が、お地蔵さんのような顔で、私の胸元に眠っていた。すぐに蹴る毛布を着せ、おとおさんのさっぽよに興奮して眠りの浅い