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短編小説とエッセイ

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短編小説もどき(断片小説)と日記とエッセイを不定期で書いています。 『だれかが見つけていても、じぶんのことばで』
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2022年3月の記事一覧

逃げなのか攻めなのか

自分が頑張っているときって、意外と何かから逃げているのかもしれない。 速く走りさえすれば…

まさき
2年前

自主期限

誰にも頼まれていないことを、自分の意志でやるとき。 自分で期限を決めることが難しいし、大…

まさき
2年前
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ざっくりと北へ

最近体重が気になって走っているのだが、仕事で疲れていたり他のことがしたかったりでやっぱり…

まさき
2年前
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「良い子ちゃん」の爆買い

5万円のスニーカーを買った。 「5万あれば、化粧品めっちゃ買えるじゃん」と紗希に言われたけ…

まさき
2年前
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朝の雨音

休日に家でゴロゴロ本を読んでいる。 雨の日だと普段とやっていることは同じなのに、罪悪感が…

まさき
2年前
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一進一退

春になりそうでならない。と思っていたら春っぽい気候。 真冬と比べると大したことない寒さで…

まさき
2年前

開幕

明日からプロ野球が開幕する。 スポーツが贅沢だなと思うのは、その人の時間が一瞬に凝縮されているからだと思う。 子供の頃から野球を始めて、ずっとプロを目指してきた。 入団からも好不調の波がありながら、ずっとバットを振り続けてきた。あるいはマウンドからボールを投げてきた。 そうやって迎えた明日の試合。いろんな障壁を乗り越えてそこに立つ。 月並みな言い方だけど、それだけですごいことだ。 特に最近の状況だと、開幕1軍を有力視されていた選手がコロナ陽性や濃厚接触者で明日スタート

砂一粒

砂は一様ではなく、一粒ずつそれぞれ形がある。 畑に咲く花にも、一輪ずつ固有の模様がある。 …

まさき
2年前

「千里の道も一歩から」というけど

理屈ではもちろんわかる。 でも千里もあるとわかっていると、途方に暮れて一歩目が出ないこと…

まさき
2年前
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店じまい アナログ回帰

最近スマホの電源を切ってから寝るようにしている。 アラームもやめて、朝は目覚まし時計の音…

まさき
2年前

やる気と進捗が比例しない

そういうことありませんか? 取材して、いい話が聞けて、いざ「いいものを書いてやろう」と力…

まさき
2年前

種火を大切に

最近、昔書いていた小説にもう一度手をつけ始めた。 去年の夏から『Drive!!』というボートの小…

まさき
2年前
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涙の後に舌打ちを

失敗したり指摘を受けたとき、悲しいだけの場合と、その後に悔しさが出てくる場合がある。 た…

まさき
2年前
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自己余命宣告

「今までの人生をもう一回やったら終わりやな」 昨日の夜中に寝ぼけて思ったことだった。 自分で考えたことなのに、なぜか誰かに宣告された気がした。 まだ28歳。日本人の平均年齢からすると、人生をターンするにはまだまだ早いだろう。(もちろん自分の寿命なんてわからないのだが) 真っ暗な部屋。夢と現実の境目にいた。 でもそのときはっきり腹落ちしたのだった。 理由は自分でもわからない。 昨日はスマホの電源を切って眠ってみた。いつも以上に深い眠りに落ちて、思考も違う場所まで到達したの