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「千里の道も一歩から」というけど

理屈ではもちろんわかる。
でも千里もあるとわかっていると、途方に暮れて一歩目が出ないこともあるんじゃないだろうか。

いままさにその状況に追い込まれている。

相手部署が提出期限を過ぎてから、「これも忘れてました」「こっちに変えてほしいです」と言われて、自分の処理能力の限界を超えてしまった。

目の前に千里の道が広がって、「どれかひとつでもやっていかないと」「一歩めを踏み出さないと」と頭ではわかっているのだが、いざやろうとするとそれがなかなか難しい。

どれだけ頑張っても「まだ終わってません」と言う報告を明日しないといけないことは確定している。そこには若干の程度の差があるだけだ。

余裕がないことが悔しい。
仕事の早い人だったら、パッと終わらせるか、ズバッと相手に「これはあなたがやる仕事でしょ」と言って人を動かせる。
でも自分は、処理の能力も遅いのに、人に「これはあなたがやってください」と強気に言えなくて、仕事を抱えてしまう。今日もそんな感じで、本当は相手が悪いのになあ、と思いながら、「じゃあ自分で聞いてみます」と言ってその他部署の人には感謝されたんだけど、自分の首を絞めてパンクした。

だめだなー。堂々としたいのに。

会社での仕事を頑張りたい理由のひとつに「堂々としていたい」と言うのがある。
自信をつけて、堂々とした自分でいたいから頑張っているのに、いつも思うようにことが進まず、オドオド仕事や報告をしているし、「だめだなー」と思って常時ビクビクしていると、何か細かい指摘されただけで矢継ぎ早に「すいません、すいません」と謝ってしまう。

ヘトヘトになって、それこそ千里歩いた気分で仕事を処理していく。
また今日も、思う通りいかない千里の道が出現した。

周りの人に迷惑をかけながら、進んでいくんだなあと思うと気持ちが暗くなる。いつかこういう後ろ向きな気持ちも無くなるのだろうか。

切り替えよう。
とにかく一歩目から、もう少しだけ頑張ろうと思います。
若干の程度の差を生み出すために。頑張るだけ、頑張ろう。

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