嫌い。大嫌いな広告の話。
ちょっとネガティヴですみません…。
ここ数年の日清カップヌードルの広告が嫌い。大嫌い。
テンションも、企画も、コピーも下品で嫌い。
どっかの広告代理店が、したり顔で提案して、「いいっすねー」とか「おもしろいっすねー」とか言って盛り上がるシーンが目に浮かんで、失礼だけど、反吐が出る。
どうせ、なんかわけわかんないマーケティング資料に「この年代の売り上げが下がってるので…今回はワンピースでいきましょう。ツルモクの作者を出せば50代もフォローできますよ」とかわけわかんないこと書いてるんだろ。そういう妄想のプレゼンシーンが目に浮かんで、嫌な気持ちになる。
カップヌードルナイスという商品がある。
糖質を20g以下に抑えてくれていて、糖質オフダイエッターの味方なのに、パッケージにも成分表示以外にほとんどそれが書いていない。
きっと頑張って開発しただろうに、こんな売り方されたせいで、近所のドラッグストアで投げ売りされてた。なくならないで欲しい。糖質オフのたまのご褒美なんだよ。
あらゆる広告には、やはりそれなりの意味があるんだから、すべての仕事に真摯に向き合いたい。
仕事を始めてからずっと、こういう訳の分からない、テンションだけでぶっちぎる提案だけはしないようにしている。
気を衒わずに、ただただ美味しそうで、世界中の人がお腹の空くような日清カップヌードルのCMが見たいなと、心から思う。
良い曲だ、良い記事だと思ったらサポートをお願いいたします。次回の制作費にいたします。