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「なんとなく」はとっても大事。

このブログによく「好き」はどうやって「好き」になるか、というのを頭の整理に書いてたりします。「好き」というものは自分の素としてとっても大事と捉えてるのでそのプロセスがとても気になっています。

その中で「情熱的好きパターン」と「ロジカルに結論好きパターン」と「なんとなくはじめるパターン」の好きの3つかなぁと整理されてきました。その中で「なんとなく」は再現性が高いような気がしていて、この気持ちって大切かも。と思ったので今日は頭の整理にこれを書いていきます。

「好き」は自分の素

「好き」というものは自分にとって楽しいものだったりして、日常生活において避けることはありません。むしろやってしまうことです。そんな自分の「好き」を知っていれば自分がどんなことを楽しむか、個性があるかとか、わかったりします。

自己分析で結果が出てもいまいちわからないことでも、いつも映画を観ていると、「僕は映画が好きなんだな」とわかる。その時いつもコーヒーを飲んでいればコーヒーが好きとわかる。そういった好きをたくさん見つけると自然と自分がどんな人かわかっていく。

そしてそれらの組み合わせはその人の個性になるのでその好きを楽しんだり表現したりするのはその人の特別な価値観のあり方だと思います。

僕は和風やジャズ、ピアノ、コーヒー、アメリカンポピュラーが好きで、それらを通してアメリカの歴史や経済、そして世界史なども好きです。それらを組み合わせて表現したりもしてます。

毎日22時にはジャズの演奏動画にテキスト解説を付けたものを投稿しています。そして毎朝6:30には古民家カフェと称してコーヒーを飲みながらジャズ演奏配信をしています。こうやって僕の好きなものをそのまま出すことで僕なりの表現になっています。

この組み合わせが僕の個性にもなっているので、そうなると好きなものというのはその人を作る素のようなものだなぁと思っていたりします。

「情熱的好き」パターン

ここでいう情熱的とは「唯一のもの」という感じでラテン系な常に情熱的とは少しニュアンスが違います。この情熱的な盛り上がりがやってくれば「よし、やろう!」という気持ちになります。

好きが見つからない人は結構これを探しているような気がします。僕はそうでした。この情熱的好きの良いところは行動のきっかけがめっちゃ強い、ってところです。がその反面冷めやすかったりもします。

そして何より「いつくるかわからない」ってところが結構問題。。情熱的な好きがきっかけで好きが始まるに越したことはないのですが、なかなか来なかったりつかまえられなかったりするのがちょっと難しいとこかなぁと思ってます。

「ロジカルに結論好き」パターン

「映画を良くみてるから、君は映画好きなんだね!」と言われて「うーん、なんかそういうのとちょっと違うんだよなぁ」って人は割とこのパターンは良いかもしれません。

「自分にとって将来必要になる」とか「やっておいた方がメリットが多い」などそういった理由で好きをはじめるのは、タイプによってはぴったしくるもしれません。僕はこのパターンでピアノははじめてます。

僕は音大にジャズギター学科に入ってそこでレベルの高さに挫折してピアノに逃げた時期があります。経験のないピアノは伸び代があり逃げ出した僕には憩いの場でした。そんな中「将来はどっちの楽器を続ける?」という悩みがありました。

音大なので楽器を練習しなければ将来はありません。両方の楽器をやるのはすぐに選択肢から外れました。そもそも初めてやる楽器なのに両方やってものになると思わなかったからです。そして悩みながらもギターから逃げ出したい気持ちが強かったのでピアノに100%振り切ることにしました。

ピアノが大好きだったら、情熱的にギターそっちのけでそれをすぐにはじめたと思います。ギター自体は小学生頃からやっていました。ピアノは経験ゼロです。どう考えてもギターを続けた方が将来はありそうです。しかし逃げ出したい気持ちも強く、両方は現実的ではないからピアノに振り切るという行動になりました。

「なんとなくはじめる」好きパターン

以前にやったことがあることや、興味があるけどやってはいない、けれどサイトを調べたりしている、そんなこと。好きと意識はしてないけど、ついやっていること、そんなことをなんとなく初めてみる。

僕が自分の好きなものを振り返るとほぼこれでした。情熱的に始まったものは記憶を探る限り見つかりません。。(今後何か思い出すかもしれませんが…)。

このパターンが一番再現性が高く好きを見つけやすいのかなぁと自分の経験から思っています。なんとなくはじめてみることはすでにやっていたりすることもあったりします。気づけば毎日コーヒーを飲んでいたり、ドラマをいつも見ていたり。韓国の俳優に詳しかったり。

「実はすでに好き始まっている」という恋のキャッチコピーみたいですが、そんな感じでゆるっとなんとなくやってみるのが一番好きを見つけるプロセスとして再現性が高く楽しく無理なくやれる気がしています。

まだ好きじゃないけど、なんか気づけばやってるからもっとハマってみようとか、やってるうちにだんだん好きが育ってきてある時に「あ、好きだな」って思う。結構好きとはそんなものなのかなぁと思います。

そうなるとそのきっかけの「なんとなく」という気持ちはきっかけとしてめっちゃ大事なような気がしてます。なんとなくを見逃さないようにしておくと楽しいことが始まるかもしれませんね。

最近僕は、なんとなくアイキャッチ画像を自分で描くことをはじめてます。そのうち好きに育っていくのかなぁと「なんとなく」楽しんでたりします。

毎日ジャズピアニスト。毎朝6:30〜コーヒーとジャズと演奏生配信。演奏動画にテキスト解説。みてるだけで音楽教養かも。かねこのジャズチャンネル。チャンネル登録よろしくね(✿︎´ ꒳ ` )↓

日々のつぶやきは、

毎日ジャズピアニストかねこ

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