【11月】山歩きを深めるために読んでいる5冊の本
秋になると何故か読書をすすめられる。秋だからといって特別本を読みたくなるわけではないと思っていたのだが、気温が下がってくるこの時期は本を読むのに最適な温度らしい。最近本をまとめて買ってしまったのはその影響なのかもしれない。
山歩きをもっと深めたいと思い、本もしくは電子ブックをいくつか買いましたので、この本たちを11月中に読みたいと思っています。
1)笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳 戦国時代
実はこの本はもう読みました。房野さんはキンコン西野さんのイベントに参加したときに知り、そこで本人自ら本を販売していました。「戦国時代」という言葉に誘われて速攻で購入しようとしたのだが、そのときはまだ読んでる本があったので、踏みとどめる。
それからずっと気になっていて、ついに購入することに。
関ヶ原の戦いと真田家の話をわかりやすく噛み砕いて面白おかしく書いてある本です。歴史本はこれまで何冊か読んできたけど、どうにもこうにも頭にはいってこなく、流れを理解するのも難しい。
そんな歴史本の難しいイメージを払拭しているのがこの本。学校の勉強で名前は聞いたことあるけど、それって実際何やってたの?ということを誰でもわかるように書いてあるので、歴史に距離をとっている方にもおすすめです。
難しいことを簡単にわかりやすく面白可笑しく話すことができるようになりたいので、とても学びが深い本になりました。
2)笑えて、泣けて、するする頭に入る 超現代語訳 幕末物語
同じくブロードウェイ房野さんの幕末版。戦国とはセットで買いました。徳川家康から始まった260年続いた江戸幕府を倒す話なのだが、幕末の話は登場人物が多く、誰が何をしたかがわかりにくくなる。
その複雑な物語さえも噛み砕いて紹介してある本なので幕末のドラマを理解したい人には最適な本です。
3)久住昌之のこんどは山かい!?関東編
山歩きが絡んだ本を探していて検索で引っ掛かったことで知りました。なんとあの「孤高のグルメ」の原作者だということがわかり興奮したのですが、孤高のグルメはタイトルこそ知ってはいたものの、Amazonprimeで少し観ただけで、あまり深くは知りませんでした。
購入ボタンを後押ししたのは、「花のズボラ飯」という漫画の原作者でもあったところです。妻が好きな漫画ということをその瞬間に思い出し、興味がとてつもなく沸いてポチっと購入。
どうやら家に花のズボラ飯があるようなので、合わせて読んでみたいです。
内容的にはお手軽な山歩きをした後に、地元のお店でグルメを味わうという話なのだが、これがまた面白い。下山後のグルメや温泉は山歩きの旨みなので、その部分を深く切り取った内容になっている。
楽しく山歩きができるのはそこで暮らす人がいてこそのもの。感謝をしつつその地域ならではのグルメやお酒を嗜むのも山歩きならではの楽しみといえますね。
4)山女日記
湊かなえさんの人気本。登山をしている方ならご存じの方も多いのではないでしょうか。登場人物ごとに異なる視点からのお話が面白そうです。
内容はあまり知らないけど文体が好きな感じだったので、これから読むのが楽しみです。
5)塩の道(宮本常一)
TwitterのTLに流れてきた投稿をみてその日のうちにポチってしまった。塩の道という名前は知っていたけど、それは何?と問われると答えることができないのでこれを機会に深く知ろうと思います。
そもそも塩の道という言葉を知ったのはロングトレイルのコースはどこがいいかな~と調べたときに塩の道というコースの存在を知ったのがきっかけ。
山道というより、街の道が多いイメージですが、いつか歩く機会が訪れると直感的に知っているので、そのときのためにこの本を読んで歴史を噛みしめながら歩いてみたいです。
おわりに
勢いで買ったものから、前から気になっていたものまで、本を買う動機はさまざまでした。本を一つの知識と捉えると読むタイミングというのは必然的なものに思えてくる。
本と出会ったときに「あ、この本読みたいな。でも、今じゃない」なんて思うときもあれば、速買いするときもある。
本への想いを一旦寝かせるという行為はよくわからないけど、直感がそうさせてしまう。
本との出会いは必然的で、決めるのは直感的かもしれない。
よく本を読まれる方からすると月5冊は少ないかもしれませんが、今後の山歩きを深めるために11月中には読み終えたいと思います。
あ、そういえば山の上のパン屋さん「わざわざ」さんの本も読みました。
僕は本を読むのが早くないのであまり多くの本を読んでいません。山歩きを楽しむための物語のような本に出会えていないかもしれませんので、何かおすすめがありましたら教えてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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