原書は、1940年代に出版されたかなり古い本である。私自身も読んだのは、少し前のことである。改めて、その時のメモを基にして記載していきたい。
『60分で読めて一生残る内容』というのは偽りのない本。
アイデアのつくり方
この本の内容は、「あなたは、アイデアをどうやって手に入れるのか?」という問いに対する著者の経験からの解。
解は、以下の通り非常にシンプル。
従って、この解を公開したところで、実際に信用する人は少なく、また説明は簡単至極であるが、実際にこれを実行するのは、最も困難な知能労働が必要で使いこなすことは難しいから問題ないとのこと。
ではどうやったらそれができるか。それは技術で誰でもできる。
手順は、以下の5つ
特に、➀➁の過程は、非常に納得。まさに『知の探索』。いろんなものを吸収して、それが意外なところで結びつき、法則性を生み出す。インプットは、大切。そしてそれを継続していくこと。
すごい解説
またこの本の面白さ、すごさは、竹内均さんの解説。(解説の方が長い?)
【印象に残ったところ】
会社の中で、何か変革をしようとしてもなかなか進まないのは、ほかの部署の方からすると、プライオリティが低く、「穏当な道」(中庸の道)を選ぶためなのかな?となぜか納得。
最後の重要な事項という箇所も気に入った。
方法論や道具にこだわりすぎずに「直ちに仕事を始めよ!!」
「実行するは我にあり!!」
一日一日を大切にしていきたい。