見出し画像

納期延長を信用に変える<480/1000>

【ラジオ体操781日目】
【ニコチンレス生活502日目】

こんばんは。
納期を延長するというプロとしてあるまじき失態を犯したけれど、結果的には当初の納期に間に合わせることが出来て自己満足に浸っているコマリストです。


今日は『リカバリー力と満足度』というテーマで書いていきたいと思います。


最終期限が決まっている仕事の一部を誰かに依頼する時、あなたならどんな納期設定をするでしょう?


仕事の内容にもよるので、一概にこれが良いというのも言いづらいですが、やはり、ある程度余裕を持った納期設定が出来るのが良いですよね。


私の場合、依頼された仕事に対して自ら納期を設定して仕事を受けることが多いわけですが・・。


今日は、納期を守るという当たり前のことを当たり前のようにこなすだけでは選ばれる理由にならないよね〜というお話です。


納期の設定ひとつでお客さんから選ばれる理由になるとしたら興味湧きませんか?

自己満足だけど

よしっ!

昨日は、noteの執筆をお休みしてでもやらなければいけない仕事と戦っていました。


この仕事は、3月14日にオンラインでミーティングを行った際、私の方から提出期限を20日に設定した案件です。


それなりの仕事量なので、同業者なら納品までに1ヶ月は要求するであろうこの案件。


私は自分自身を奮い立たせる目的も込めて、1週間弱で仕上げると約束をしたわけです。


ところが、蓋を開けてみれば体調を崩して作業を進めることが出来ず、自分で設定した納期を12時間伸ばして欲しいとお願いする始末。


体調管理はビジネスにおける最も基本的な要素なので、そんなものも自己管理できないのはプロとしてありえません。。


本当に申し訳ないと謝罪しつつ、最終納期を21日の午前中いっぱいまで伸ばしてもらったんです。


もしかすると、納期延長に承諾をもらった場合、少し余裕ができるので、作業の手を緩めるという人も少なくないのかもしれません。


だけど、私はそんなことを許せない。


承諾を頂いたのが12時で、その後別の仕事が入っていたものの、そこから戻ったのが18時だったので、当初の納期まで6時間はある状態です。


6時間でどこまで出来るかは分かりませんでしたが、とにかく1秒でも早く提出すると決めて、ひたすら仕事を進めました。


結果、提出ができたのは20日の23:52でした。


つまり、当初の納期をギリギリ守ることが出来たということ。


自己満足ですが、本当によくやったと自分の頑張りを評価したくなりました笑


今回のケースは、結果的に納期を守ることが出来たので、納期延長の依頼をしなくても良かったんじゃないかと思う人もいるかもしれませんね。


ところが、私は納期延長の依頼もセットで、良い仕事が出来たと感じています。


少し長くなったので、この説明は後半に回しますね。

顧客満足をコントロールせよ

満足度

タイトルで、ほぼ結論みたいになってしまっていますが、私が納期延長もセットで良い仕事だったと考える理由について説明します。


これ、実は単純な理由なんです。


もしも私が納期延長の依頼をしていなかった場合、3月20日の23:59までに間に合ったので約束を果たしたことになります。


この時のお客さんの満足度はどうかと言うと、『普通』でしかありません。


そりゃそうです。
提示した納期をただ守ったと言うだけなんだから。


むしろ23:52に提出しているので、お客さんとしては本当に納期に間に合うのかと心配していた可能性すらある。


つまり、満足度は低くなる可能性すらあります。


これを、体調管理ができていなかったことを素直に謝罪して納期を延長した上で、元々の納期に間に合わせた場合はどうか?


お客さんとしては、
”私のためにものすごく頑張ってくれた”となるので、提出時間は同じなのに満足度は大きく変わることになります。


つまり、事前に納期延長をしたからこそ、信用をさらに上積みすることが出来たということです。


ちなみに、これにはもうひとつ大事な仕掛けがあります。


元々、今回受けていた案件は、本当の最終期限が4月7日です。


つまり、私が指定した納期から2週間以上先が最終期限ということです。


お客さんはもちろん、そんなに短納期を要求しているわけではありません。


なので、私が20日を指定した時、そんなに短期間でやれるのかと驚いたとおもいます。


それくらいの納期設定をして、仕事に向かうのが重要なんです。


特に、お客さん側に少なからずのチェックを依頼する場合は、かなり余裕を持った納期設定が必要となります。


たまに、最終期限が決まっている仕事で、最終期限の直前に納期を設定する方に出会いますが、こういう人とは仕事をしたくありません。


直前に提出した場合、お客さんとしてはチェックする時間がほとんどありません。


この場合、お客さんも「今からこんな指摘しても直す時間ない」と考えて、チェックの目が甘くなります。


結果的に、本音でのフィードバックを受けられず、完成度としても中途半端なままとなります。


こんなのは仕事は呼べません。


お客さん側に十分なチェック時間を提供し、本音でフィードバックを受けた上で、完成度を上げていく。


これこそが仕事だし、このスタンスだからこそ、納期延長にも快く応じて頂けるというわけです。


納期を設定する時は、お客さんがびっくりするような短納期を提示する。


ギリギリになりそうなら素直に謝罪して納期を延長する。


その上で、延長した納期を守るのでは無く、延長前の納期を守るつもりでうごく。


こんな仕事が常にできていれば、納期の設定方法1つでお客さんから選ばれる理由になります。


体調不良なんてのは、プロとして論外なわけですが、それすら信頼獲得に変えることが出来る設計をしておくと、きっと成果が大きく変わりますよ。

じゃ、またね〜!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?