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共犯者として<617/1000>

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こんばんは。
指示された仕事(作業)を淡々とこなすことが苦手すぎて、すぐに違うやり方を試してしまうので、沢山怒られてきたコマリストです。


1ヶ月前から、私が運営を依頼されている農場へ作業しに来てくれているN君。


話をする度に、「こんなに素直な人間がいるのか」と驚かせてもらうことが多い。


N君は週に4回、平日の午前中に農場で作業をした後に、所属している会社の経理作業のサポートとSNSやブログの更新を行っています。


今日は、そんなN君の仕事の中でも「ブログの更新」をネタにしてN君の仕事に対する考え方を深堀しました。


というのも、数日前にアップされたブログの内容が、まるでN君の日記かのような内容で、ツッコミどころ満載だったから。


コマ
「こないだのブログ読んだよ〜。あのブログは何のために書いてるの?」


N君
『あ、読んでくれたんですね!ありがとうございます!あれは、1人でも多くの社外の人にウチの会社について知ってもらうために書いてます。』


コマ
「なるほど。社外の人に知ってもらった後にはどんなことが待ってるのかな?」


N君
『はい。今、人手不足になっている工事部門に入社を希望する人が応募してくれるかもしれないです!』


コマ
「おー!素晴らしい。ということは、あのブログは入社を希望する就活中の人に向けて書いてるってことで良いかな?」


N君
『まぁ、そうなりますね。』


コマ
「ん〜そこが明確になった上で、あえて聞くね?(記事を見せながら)この内容は、うちの会社の何を伝えたいの?」


N君
『・・・。そこまで考えてないです。ブログは更新さえできていれば良くないですか?』


コマ
「ほぉ。それ、N君に指示を出した上司とか社長の前で同じこと言える?」


N君
『む、むりです。』


コマ
「どうして?」


N君
『ブログを更新する理由がちゃんとあると思います。』


コマ
「そっか。どんな理由だと思う?」


と、こんな感じで、担当しているブログの更新という仕事の目的やターゲット、期待されているものについて自分の頭で考えてもらう時間を取りました。


そんな会話の中で出てきたのは、ブログに使用する写真素材を、『別の社員に頼んでも何かしら理由をつけて撮影してきてくれない』というN君の悩みでした。


あなただったら、こんなN君にどんな言葉をかけるでしょう?


私からのメッセージは、
「N君自身の本気度を示した上で、周りの社員を共犯者にせよ!」というもの。


ちなみに、久々に、”私だったらこうするいう内容を伝えてしまったので、N君が動く気になれなかったかもしれないと少し反省しています。。


私が伝えた具体的な内容はこんな感じ↓

①ターゲットが、N君と同世代くらいの男性だということを踏まえて、N君自身が会社のどこに惹かれて入社し、今現在どんな魅力を感じているかを記事にする。


②社内の様々な部署を紹介しつつ、働きがいについてメッセージを書きたいので、インタビューさせて欲しいと周りの社員に依頼する。


③インタビュー後に、先日のインタビュー内容を踏まえた記事を書いたのでアップ前に内容を見てほしいと依頼する。


④この記事をあげる際、部署の仕事を知ってもらうための写真が必要になるので、2~3枚で良いので、撮影してきてもらえないかと聞く。


ここまで、丁寧にターゲットのことを考えて、自らの思いをブログにした上で、周りの社員を共犯者として巻き込んでいく。
#全て計算
#詐欺師って呼ばないで


ここまでやって、断る社員はほとんどいない。
#やる気があるなら
#嫌われてたら難しいけど


「これが仕事というものだよ!」


こんな決め台詞をドヤ顔で伝えつつ、誰かを巻き込む時はこうやってやるんだと解説する私。


あとから振り返った時に、この解説の時間ほど、恥ずかしいと思うものは無い笑
#かなりイタイ
#決めゼリフとか要らないでしょ


普段の仕事では、ここまで具体的な行動プランを示すことはしません。


というのも、具体的な行動を伝えても、実行しない人が大半だから。


”自分で考えて、そこにたどり着いた!”
こんな状態を作るように導いていく。
#自分の言葉
#行動の源泉


だけどN君は、超がつくほどの素直な人間です。


ということで、
「やらない理由を考えている暇があったら、さっさとやってみよう♪」


N君だったらこう伝えることで、実行段階に踏み出してくれるかもしれないと、勝手に期待してのことでした。


どう動くのか、はたまた動かないのかは分かりません。


それでも良いんです。
なぜなら伝えている私自身が実験だと思いながらやっているし、学ばせてもらっているから。


あなたなら、N君にどんな言葉をかけますか?


あらためて考えてみて下さい。
きっと新しい学びがあると思いますよ!

じゃ、またね〜!

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