結局使うんかい!

【ラジオ体操301日目】
『ニコチンレス生活22日目』

こんばんは。
じっとしていることがあまりにも苦手なので、変化のない単調な生活は我慢ができないコマリストです。


今日は『変えられない生活水準』というテーマで書いていきたいと思います。


皆さんは、これまで当たり前にしてきた生活を継続できなくなるような経験をしたことがあるでしょうか?


そこまで劇的な変化でなくとも、就職や転職、引越し、卒業など生活が変わるタイミングは色々とありますよね。


生活水準を上げることは比較的簡単に出来るけれど、下げることは難しいという話は過去にも書いたと思います。


今日は、経済的な問題をクリアしても生活水準はなかなか変えられないものだと実感させられたお話です。


実は挑戦を阻んでいるのは、この要素が大きいような気がするので、何かしらの挑戦を控えている人は、読んでみて下さい。

ドライな私の選択

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さて、私が生活水準の変化に関して難しさを感じたのは、ある出来事が関わっています。


その出来事とは、
自宅で使用しているウォーターサーバーを解約しなかったというもの。


どこにでもありそうな出来事なので、わざわざ言葉にするほどのことも無いかもしれません。


けれど、私にとっては非常に面白い事例だったんです。


私はどちらかというとモノを使用するかしないかの判断についてドライに考える傾向があります。


長い期間、同じものを使用し続ける一方で、(私の中で)使用目的を無くしたものに関してはサクッと手放す。


で、今回その仕分けの対象になったのがウォーターサーバーだったというわけです。


このウォーターサーバーは、こだわった水を飲みたいとかの健康的な理由で導入したものではありません。


明確な使用目的があって、3年ほど使用してきたものです。


そして、最近は当初の使用目的とは違う使い方をしているということに薄々気づいていながらも、契約を継続してきました。


とはいえ、もう3年です。当初の使用目的から外れたので、あってもなくても困ることはありません。


毎月それなりのお金を払って使用しているのも無駄だということで、解約することを検討しました。


先に結論から伝えているので、どうなったかは分かると思いますが、しっかり考えた上で出した結論は「解約しない」でした。


そして、その理由は至ってシンプルかつ強力なものだったんです。

継続した理由、変えられない生活

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さて、自分からドライに判断すると言っておきながら、今回はなぜ解約しないという決断をしたのか。


このウォーターサーバーは、本体のレンタル価格がほぼ無料に近いもので、中に補充する水が毎月届くというスタイルのものです。


放っておけば、毎月決められた日に水が届き続けるわけですね。


ちなみに、この水を届けてもらうタイミングは、いつでも変更することが出来ます。


今月はまだ水が残っていると思えば、キャンセルして翌月の配送に変更する。


このあたりが柔軟に変更できて、使った分だけの請求されるという便利さを備えています。


でね、こういったサービス内容ということは、逆に言えば使わなければ費用が発生しないということです。


ということで、最近の注文状況を調べてみたんです。


すると、、
何と毎月しっかり使い切って、キャンセルすることなく届けてもらっていました。


ということは、本来想定していた目的でなくなったにしろ、使用頻度がかなり高い状態であるということになります。


隔月くらいに減っているだろうと、安易に考えていた私にとっては、なかなかの衝撃でした。


そして思ったんです。


目的から外れたとしても、これだけしっかり使っているということは、必要なものなんじゃないか?


これが無くなったら、別の部分で負担が増えるんじゃないか?


ここまで考えて、「解約しない」と決めました。


長々とすみません(笑)
これが解約しなかった理由です。


一言で言えば、
必要だから残した。


たったそれだけのシンプルな理由が、強力なすぎて解約に踏み切れなかった。


もしかしたら、解約した方が金銭的にはメリットがあったかもしれません。


でもね、それよりも『1度味わってしまった便利さ』を捨てることの難しさについて考えさせられる1件でした。


こんなものの存在を知らなければ、水道から出した水を煮沸して使っていたと思います。

挑戦を阻むもの

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知ってしまったからこその執着。
これ、挑戦を阻む大きな要因だと思います。


お金が溜まったら起業しよう。
スキルが十分になったら起業しよう。


色んな人の口からよく聞いてきました。
こうやって言う人で、実際に起業した人に出会ったことがありません。


それもそのはず。


多くの場合、こういった方はしばらく起業予備軍状態での生活を過ごします。


この間に、知らなければ捨てることに躊躇しなくて済む”安定した生活基盤”を作ってしまう。


これが出来てしまったら、あとはいかにこれを維持したままで挑戦するかを考えるようになる。
#リスクを取れなくなる


けれど現実はそんなに甘くない。
結局、時間だけが過ぎて、起業しないことを選択する。


俺ももう少し若かったら。
子供がいなかったら。


自分を慰める言い訳をしながら、起業しなかった自分を正当化することになります。
#これもよく聞きました


別に、起業することが正解じゃ無いんだから、今のままでいいんです。


今を受け入れて、自分を正当化する言い訳なんか言わなきゃいい。


「今の状態」を選択したのは自分なんだから、胸を張ってればそれでいいんです。


ただね、本気で挑戦する自分でいたいのであれば、捨てることに躊躇してしまうものを作らないこと。


これを意識するだけで、挑戦するまでの時間が短縮されるし、大胆な挑戦にも勇気を持って向かうことが出来ると思います。


これから挑戦を控えている人は、意識してみて下さい。

じゃ、またね!

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