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タラとレバーと勝者

【ラジオ体操146日目】

こんばんは。言い訳する暇があったらさっさと行動した方がいいと思い知らされてきたはずなのに、言い訳を考えることなら天才的な想像力を発揮するコマリストです。


今日は『言い訳と改善』というテーマで書いていきたいと思います。


皆さんは、「言い訳する人」と「言い訳しない人」のどちらが好きでしょう?


この聞き方はずるいですね。
恐らく、この質問ならほぼ全員が「言い訳しない人」だと答えると思います。


多分に漏れず、私も言い訳するのはダサいみたいな考えを持っていて、言い訳する時間があったら行動した方がいい!とnoteにも書き続けてきました。


そんな私が昨日、1から読み返している作品に出てきた内容に、納得すると同時に、かなり衝撃を受けたので、再び忘れてしまわないように自分の言葉でnoteに残しておこうと思います。

言い訳の種類

さて、私がどんな内容に衝撃を受けたかというと、言い訳には2つの種類があるというもの。


その種類とは、
『負ける人の言い訳』と『勝つ人の言い訳』の2つ。


私も含めて、言い訳に種類もなんてものはないという考えが普通だと思うので、この種類を聞いただけで”え?なになに?”と心を奪われました。


分かりやすくスポーツを例にしてみましょう。


バスケットボールをもって、シュートを1本打ちます。このシュートが外れた時、あなたはどう考えますか?


”久々にボールに触ったんだし、しょうがない”
”いきなり、シュートなんて入るはずがない”
”経験者でもあるまいし、入らなくてもいいでしょ”


この3つは、『負ける人の言い訳』に分類されます。
というより、理由を言っているだけで、言い訳にすらなってないですね。


では、勝つ人の言い訳はどんなものか?


”もう少し膝を低く曲げていれば、入ったかもしれない”
”左手の力を抜いていたら、入ったかもしれない”
”目線を上にあげれば、次は入るに違いない”


こんな感じです。両者の大きな違いは、『入らなかったことを受け入れているか、受け入れていないか』というところ。

勝つ人の言い訳とは

勝つ人の言い訳は、いわゆる『タラレバ』になってますよね。


で、ここが重要なんですが、”タラレバ”は決して悪いものではないということです。


タラレバの前後にある言い訳は、『客観的に自分の過ちを振り返り、次の機会に活かす方法』になっていることが分かるでしょうか?


この人達は、今打ったシュートが入らなかったことを悔しいと思っていて、次は入れたいという気持ちを持っています。


つまり、思考が次に向かっているんです。


これが、ビジネスや受験だったらどうでしょう。


ビジネスの場合、とにかく行動して、失敗しても、すぐに改善して少しずつ成果を上げていくのが通常です。


この時、失敗から改善、次の行動までのスピードが速ければ早いほど、成功する確率が上がります。


でね、日常的に”タラレバ思考”で物事を捉えていると、重要なシーンや、大きな壁にぶつかった時に、「○○しておけばよかった」「あの時××ができていれば」という具体的な改善点が出てくるんです。


もちろん、一度の失敗で諦めるというのであれば、ただのタラレバ人間で終わってしまうわけですが、成功するまでやり続けるという覚悟を持っているのであれば、タラレバ思考を持っていた方が次のアクションに移りやすいと思いませんか。


ちなみに、受験の場合も同じです。最終試験で失敗しないためには、模試などの試験を受けた時に、タラレバ思考で点数が伸びなかった言い訳を考えてみる。


そして、その部分を試験本番までに徹底的に修正して本番を迎えられたとしたら、合格できる可能性はかなり上がると思いませんか?


ということで、私自身がものすごく否定的に考えてきた”タラレバ思考”が、実は勝つために必要な言い訳だったということを納得させられて、衝撃を受けたという学びの共有でした。


何かに挑戦していて、言い訳が頭に浮かんでしまうことを悪いと思って我慢している皆さん。その思考が、最後に笑うための武器になると信じて、自信をもって臨んで下さい!


応援しています。
じゃ、またね!

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