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物語っていいよね❤

【ラジオ体操297日目】
『ニコチンレス生活18日目』

こんばんは。
物語が大好きで、ストーリーのある本ばかり読んでいた過去があるのに、ここ数年はビジネス書や実用書しか読んでこなかったつまんない人コマリストです。


今日は『必要なのは物語』というテーマで書いていきたいと思います。


皆さんは最近何かの物語に触れたでしょうか?


本を読んだり、映画を観たり、ドラマを観たり、アニメや漫画を鑑賞したりと、新しい物語に触れる機会は意外と沢山あります。


私は幼少期から物語が大好きで、小学校の図書館にある本を全て読破したのはもちろん、3回転くらいしていました。


それほどまでに知らない物語から得られるものに価値を感じていたはずなのに、最近は実用的な本ばかり読んで、つまらない大人に成り下がっているんです。


今日は、久々に触れた物語の世界にのめり込みすぎて、ソワソワしてるから寝れなくなるかもというお話です。


最近は、テレビすら観れてないなぁというコマリストのお仲間の皆様、たまには物語の世界に触れるのも良いですよw

耳で聞く読書

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私がのめり込んでしまったのは、2012年に発行され、テレビドラマ化もされた『ソロモンの偽証』という推理小説。


かなりの長編作品なので、時間を取って読むのはなかなか難しいです。


では、なぜこの作品にのめり込んだのか?


この作品に私がのめり込むことになったきっかけは、Audibleという耳で聞く読書のサービス。


長距離を運転する機会が続いたので、新しい作品をいくつか購入しようとアプリを開いたのがきっかけでした。


このソロモンの偽証は、三部作で構成されていますが、そのうち『第1部 事件』の上巻が無料で公開されています。


私がアプリを開いた時点で、全Audible作品の中でランキング1位になっていたので、話の中身も何も知らないままに購入したんです。
#無料だけどね


で、運転しながら聞いてみた。


かなり長い期間、物語風の本を読むことから離れていたので、正直聞き始めは違和感がありました。


15分ほど聞いた所で、「やはり実用的なものを聞いた方がいいかな」と、別の作品に切り替えようとしたんです。


ただね、主人公が誰なのか分からないような話の展開だったため、誰が主役の物語なのかを見極めるところまで聞いてみようと思ったのが最後でした。


リアルな心理描写、情景を想像して温度を感じてしまうような表現力、たくさんの登場人物と複雑な人間模様に引き込まれ、気づいたら物語の中に入り込んでしまった。


そこから先は、登場人物たちと一緒になって、頭を悩ませ、事件の真相を暴こうとしていました。


現実世界では、運転中です。笑


事故りそうにはなっていませんが、意識は完全に物語の世界にトリップ状態。


高速道路をどうやって帰ってきたのか、ほとんど記憶がありません。。


あぶねぇだろ!


と怒られそうですね💦
大丈夫です。ちゃんと前を見て、速度を守って走ってましたよw


しかし、休憩することを忘れて走り続けてしまったことは事実で、それほどまでに集中させられました。


作品が素晴らしいというのは言うまでもありませんが、『物語の力』を改めて感じさせられる時間でした。


今も続きが気になってソワソワしています笑

物語の力

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さて、Audibleで聞いたソロモンの偽証が面白かったという話を書くだけでは何の意味もありませんよね。


ということで、久々に物語に触れたことで私が感じた物語の力についての気づきをまとめておきます。


まず大前提として、ビジネスの世界でも、物語の力は注目されています。


楠木建さんが2010年に出した『ストーリーとしての競争戦略』というビジネス書が大ヒットしたことを覚えている人もいると思います。


この書籍が伝えたのは、
”優れた戦略には物語がある”ということでした。


実際、売れる商品や、選ばれる企業には物語があることが多いと言われています。


けれど、正確に言えば、全ての企業、全ての商品サービスに物語は存在します。


そりゃ、そうですよね。人間が考えて、人間が仕掛けている以上、何らかの物語は生まれます。


なので、売れる商品サービス、選ばれる企業は、物語を伝えるのが上手いというのが正しい表現になると思う。


ここ数年の間にヒットしたものの多くが、その背景にある物語を表に出しているものです。


なぜ、物語はそれほどまでに人を魅了するのか?


答えは簡単です。
”人は物語に心を動かされる生き物だから”


実際、世界順の人達が物語の力に魅了されているという事実があります。


それは、宗教。


仏教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教などなど、世界には様々な宗教が存在します。


その全てに、Bibleと呼ばれる物が存在します。


分かりやすいのはキリスト教の聖書ですね。


読んだことありますか?
まさしくあの中に人類創世から始まる神々と人間の『物語』が、記されているんです。


聖書を開いたことがない人でも、アダムとイヴの楽園(エデン)追放の話は知っているという方も多いと思います。


そうです。宗教は、物語の力を借りて信仰を広げていった好事例です。


つまり、物語は国境すらも超えて、世界中の人達に等しく影響を与える力を持っているということ。


この力を使いこなせたら最強だと思いません?


ちなみに、私の人生のミッションを覚えていてくれる方もいるかもしれません。


私の人生のミッションは、
人の心を動かす手助けをすること


このミッション、物語の力を使うべくして生まれてきた人間のミッションだと言っても過言ではないですよね。
#言葉が近すぎる


ということで、人生のミッションを生き続けるためにも、物語の力をちゃんと身につけようと思います。


何だか堅い話になってしまいましたが、皆さんも是非、たくさんの物語に触れて下さい。


ビジネス書や実用書を読むよりも、たくさんの学びを得られることになりますよ。

じゃ、またね!

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