マガジンのカバー画像

日々のつぶやき

65
1行日記みたいなもの。
運営しているクリエイター

#アニメ

仄聞によると「人型の巨大ロボット」が生身の人間に危害を加えるロボットアニメが話題になったそうである。「30分の玩具の宣伝」と揶揄されてきた時代から先人たちが積み上げてきた実績への冒涜であり、このジャンルから薫陶を受けてきたファンに対する裏切りと言ってもいい暴挙を許してはならない。

アニメを倍速再生で見るなんて要領の悪いことしなくても、第1話を見れば、だいたいの展開は読める。特にファンタジー作品やスポーツアニメはその傾向が強いので、そのジャンルだけならば3話まで見れば話題についていけないということはないと思われる。良くも悪くもパターンは大事。

22年第二四半期のテレビアニメ短観。続編が半分以上を占める。基本的に視聴対象とならない。異世界系(ゲーム世界含む)とまんがタイムきらら系はさすがに賞味期限切れ。スポーツ系は単純な王道パターン以外は地雷。食べ物系が意外と良作多い。ロボットアニメは時節柄タイミングが悪い。などなど

趣味でアニメ(アニメーションにあらず)の視聴記を編集しているが、30分以上120分未満くらいのテレビ放送用「長編アニメ」をどのようにカテゴライズするか悩んでいる。直近の例でいえば「アーヤと魔女」や「永遠の831」だが、この2本は劇場公開(1本は予定)されているので中々難しい。

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(2021)は、通過儀礼の物語。引き返すことは今なら可能なので鑑賞はあくまで自己責任で。「大人になれよ」という旧作からの宿題に真っ向から取り組んだ、全てのエヴァファン必見の映画ではある。

日本のアニメーションにおいて、肌の色が他人と違うキャラクターが批判の対象になることなど寡聞にして聞いたことはないが、有色人種と一目見てわかるキャラクターがほとんど存在しないことが関係しているのかもしれない。という仮説。

「成長なきディズニープリンセス」というお題でひとしきり書いてみたい欲求。

Netflixオリジナル作品の日本発アニメに求められているのは結局セックスとバイオレンスだけなのかしらと思うことしきり。過激な表現や突飛な展開も地に足ついたキャラクターや説得力のあるストーリーがあってこそ映えるもの。脚本の段階でわかりそうなものなのだが誰もチェックしないのだろうか