丸海てらむ

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  • 今更初見でUNDERTALEプレイ日記

    言わずと知れた神ゲーUNDERTALEを僕が遊ぶたびに日記を付けています

最近の記事

古いくまのぬいぐるみ

久しぶりに小説を書こうと思った。お題はランダムな単語を三つ引いてそこからもらう。 ─────────────────────────────────────── 家族には良い思い出がない。 父親には「お前の幸せなんかどうでもええんねん」と言われ、僕は胸倉を掴まれて壁に押し付けられながら、こんな酷いこともあるんだな、と半分他人事のようにその光景を眺めていた。 家を出ると決めて、だから老後の面倒は見れそうもない、と伝えると母は「今まで何のためにあんたを育ててきたんや!」と怒

    • 【ジャンプ+】埋もれてはならぬ怪作、ハイパーインフレーションを読んでくれ

      ハイパーインフレーションという漫画の話をしたい。アプリ「ジャンプ+」で去年まで連載されていた、デスノートばりの頭脳バトルを銀魂くらいのギャグ密度で繰り広げつつ、中世の歴史雑学と経済史・貨幣史を無限に摂取できるというすごい漫画である。あとショタもいる。 この記事では、ハイパーインフレーションのすごいところをずらずら並べていくことで「なんてこった、こりゃあ読まねば!」という気にさせることを目標としていきます。読む気になったらこんな記事すっとばして上記リンクからさっそくぜひ。1~

      • 積みゲーを、恐れず崩そう 全部列挙してみる編

        こんにちは。丸海てらむです。 逆転裁判シリーズがめちゃくちゃ好きです。4から入って、大人になってから123をやって感動し、いま大逆転裁判に手を付けています。 大事なゲームなので、さらっと流してしまわないよう、体調の良い日を選んでじっくりゆっくり味わって遊んでいます。あまりにじっくりやりすぎて、前後編(大逆転裁判1と2)あるうちの前編だけで丸一年かかった。で後編に踏み出すまでまた数か月足踏みしている。こんなペースではいつ終わるかわからない。 大事なゲームが大事すぎて「消化」す

        • 「ファミレスを享受せよ」で飲んだことないドリンクバーを享受した

          「ファミレスを享受せよ」というフリーゲームをやりました。 ブラウザですぐできる。これです。 やったので感想を書いていきます。 未プレイの人のためにどういうゲームなのかざっと説明すると、作者の方からは「永遠のファミレスに迷い込むゲーム」と説明されています。 ジャンルとしてはアドベンチャーゲームで、逆転裁判の探偵パートとかが近い。 テキストが主で、いろいろ調べ回って話して回って遊ぶ感じです。 全体的にミステリアスな雰囲気で、絵がおしゃれで、音が簡素ながらかわいい感じがして良く

        古いくまのぬいぐるみ

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        • 今更初見でUNDERTALEプレイ日記
          8本

        記事

          【LACT-450濃厚解説】お前もラクトでミサイルマンにならないか?【スプラ3】

          丸海てらむと申します。 好きなスペシャルはマルチミサイル、好きなブキは塗り性能が高くてスペシャルにマルチミサイルがついているブキです。 ↓まずはこいつを見てくれ ラクトの塗りが本当にすごい ラクトの話をしたい。LACT-450、新武器種ストリンガーの爆発しないほうである。 触ってみて、難しいとか強みがわからないという声をちょくちょく聞く。 このブキの強みは、ズバリ塗り性能にある。弓にしては軽量級とか足が早いとか、一気に接近してチャージキープでズドン、とかそのへんは実は

          【LACT-450濃厚解説】お前もラクトでミサイルマンにならないか?【スプラ3】

          猫の話

          「フリック操作に慣れなくて、拙い文章になったら申し訳ない。まだ指が慣れない。文章を読み書きする習慣も今までなかったから、とりあえず下手でも書き通せればいいかなと思う。書く練習として。物好きな人に読んでもらえれば幸いだと思う。 長いこと生きてきたが、恥ずかしながら最近初めてスマートフォンというものを触った。こんなに面白いものだとは知らなかった。ツイッターもYouTubeも。知ってはいたし目にしていたが、自分には関係ないものだと避けてきた。一旦理解すると流行っているだけあって良

          飯、結局どのくらい食えばセーフなのか

          飯は金がかかるし食うのが面倒である、しかし食わねばならんらしい。食わないでいると身体が動かなかったり体調が悪くなったり弊害が出てくる。じゃあどれくらい食えば大丈夫なのか。 ということで、「最低限何を食えばオッケーになるのか」ということを考えていく。食事の最低要件とは何か。 各項目に「1日何gくらい必要」と書いていく。買い物するときに裏の栄養の表を見て、各々計算されたし。 炭水化物をそこそこ食おうまず炭水化物を採ろう。糖質とも言う。 不足した場合:頭がぼうっとして考えが

          飯、結局どのくらい食えばセーフなのか

          スト6のドライブシステムは個性に寛容な神システムなのではという話

          何を書きたいかあんまりまとまってないけどざっくり書いていく。 そもそもゲームの面白さとは、自分は「プレイヤーの個性が出ること」だと思っている。諸説あるだろうけど。同じゲームなのに出した答えが違う、そのどれもが正しそうに見える。違う意見同士が同じ土俵に立って殴り合う、それが面白いなと思う。見ていてもやっていても。 個性とは何か。能力の違いである。得意不得意の違いである。ゲームのプレイにおいては、「この人しかできないプレイがある」というやつである。トッププレイヤーでなくて、仲

          スト6のドライブシステムは個性に寛容な神システムなのではという話

          雑にスト6の新システムの話をする

          ドライブシステムとかいう格ゲーシステム全部盛りのヤバいやつ 簡単に言うと「EX必殺技とVリバとブロッキングとセービングアタックとセビキャンとアークゲーの強化ガードが全部あって、全部同じゲージを共有している」というものである。バケモン。 消費量はEX必殺技に2本、セービングアタックの強い版のやつに1本、Vリバに2本、セビキャンに3本、強化ガードとブロッキングは押した時間分だけ消費。ゲージの初期量は6本(最大値)で、時間経過でのみ回復する。 ストⅤのVシステムですらトリガーと

          雑にスト6の新システムの話をする

          瞬間アクアリウム

          なにか小説を書こうと思い、単語をランダムに三つ引いてそれをお題に書くことにした。 ─────────────────────────────────────────── 両親が離婚することになり、どちらにも懐いていなかった自分は一人暮らしを始めることにした。姉は彼氏の家に転がりこみ、母は通っている精神病院に紹介されて施設に入り、父は既に別の女と同棲を始めているらしい。10年過ごした一軒家は誰にも惜しまれることなく取り壊されることになった。同時に荷物もいろいろ処分する。父と

          瞬間アクアリウム

          今更初見でUNDERTALEプレイ日記 #8

          このnoteを読んでいる人は既プレイの人が多いだろうし未プレイは読むより先にやってくれということで、ゲーム内で起きたことよりそれを見てどう思ったかのほうを中心的に書いていくことにする。 前回いわゆるNルートをクリアして、フラウィー戦を終えるもすっきりしない終わり方になり、真のエンディングへ向けて進めている。 ヒントで「パピルスとアンダインと仲良くなっておけば」って言われたけど、気になってwikiでいろいろ調べてしまった。一回クリアしたしいいかなと。 ということでパピルスと

          今更初見でUNDERTALEプレイ日記 #8

          今更初見でUNDERTALEプレイ日記 #7

          前回メタトンとマフェットを倒し先へ進む。 「ニューホーム」という場所に着く。魔物たちがアズラエルと地底に落ちたニンゲンの話をしてくれる。このホームはどうやらアズラエルとそのニンゲンが住んでいた家のようである。 長い回廊を進み、サンズとの会話。審判が下される。EXPはエクセキューション・ポイントのことであり、LOVEとはLEVEL of VIOLENCEなんだぜと言われる。幸い自分は本当に一度も敵を倒したことがない。攻撃したことすらないかもしれない。「地底のために自分を犠牲

          今更初見でUNDERTALEプレイ日記 #7

          今更初見でUNDERTALEプレイ日記 #6

          良いゲームなのでゆっくりやりたいなと思い、一か月に二時間ずつくらいのペースで進めている。 火山っぽいエリアから抜けようかというところ、アルフィーと電話しながらまたパズルを解く。このトカゲ、めちゃくちゃ話しかけてくれてちょっと好きなんだよな。今度一緒にアニメ見ようねとか言われた。 蜘蛛のお菓子屋さんに会う。こいつ知ってるぞ、曲だけめちゃくちゃ聞いたことある。いつかこいつとも戦うことになるのかな、と思ってたらその後すぐ戦闘になった。vsマフェット戦。 紫の三本線が引かれてそ

          今更初見でUNDERTALEプレイ日記 #6

          今更初見でUNDERTALEプレイ日記 #5

          前回スクショを貼って見たが、ネタバレになるなと思ってちょっと貼るのやめようかと思った。今回は画像なしです。 前回までのあらすじ、確か地上へ戻るにはアズゴア王のお城に行くといいよ、と言われてそれを目指していた気がする。道中アンダインに襲われ、追われ、トカゲの男の子を助けたり助けてもらったりして、最終的にアンダインが目の前に立ちふさがったところでセーブ。いざ戦闘というところから今回だ。 戦闘へ。戦いたくないが戦うしかない。今まで通り、たぶん攻撃せずに逃げたり逃がしたりで回避す

          今更初見でUNDERTALEプレイ日記 #5

          今更初見でUNDERTALEプレイ日記 #4

          ダークソウル3に大逆転裁判と、やりたいゲームが溜まってきた。というのもあって急ぎ気味に進めます。あと起きたこと全部書くんではなく、なんか思うところがあったとこだけ詳しく書こうかなと。 さっそくパピルスから入電。前回服装を聞かれて素直に答えたとこだった。「あの質問は君を殺そうとしてるやつからの質問だったんだけど、君のことだしとっくに着替えてるでしょ?そのまま言ったけど大丈夫だよね!」とのこと。大丈夫じゃねえ! バンダナ外そうかと思ったけど、このゲーム新しく装備はできても「はず

          今更初見でUNDERTALEプレイ日記 #4

          短編『格闘ゲームの妖怪』

          少し昔の話。 一人の男の子が友達と一緒に自転車を飛ばして知らない街へ遊びに行った。見たことのないゲームセンターがあったので入ってみると、クレーンゲームやメダルゲームが賑わう中で、ぼさぼさ髪のおじさんが倒れているのに気が付いた。 おじさんは格闘ゲームの筐体の前で、あおむけになってぐったりとしていた。目は遠くを見ている。周りの人は、なぜか彼に気が付かない。おじさんを見もせずに傍を通り過ぎていく。 「おじさん、どうしたんですか」 男の子はおじさんに話しかけた。おじさんは黒目だ

          短編『格闘ゲームの妖怪』