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モノ、状況の捉え方次第で結果が大きく変わる!

今日は、モノ、状況の捉え方次第で結果がおおきく変わることについて。
普段の生活が恵まれた環境だということが続くと、いつしか恵まれた日常が当たり前となる。
商品やサービスが進化し続けると、その機能やサービスが当たり前になり過去には戻れなくなる。

電話の進化に例えると面白い。

今、スマートフォンが当たり前だけど、実家には中学生位まで、普通に黒電話を使っていた(笑)

中学〜高校の初めにポケベルが流行った時は、田舎モノの自分は衝撃を受け、良く公衆電話に行ってはポチポチやっていた!

■技術の進化は問題解決する

不便を解消する為にモノは進化する。
当然モノが進化すると問題は解決され不便なことが日常から無くなっていく。

今、不便なことが何か?と聞かれた時に、ほとんどのことが既に解決方法はある。
不便なことが周りからなくなると、今、市場が抱える問題点やお客さんのニーズが見えなくなる。

モノやサービスを売る場合、問題を解決できるモノでなければいけない!

問題解決の手段が消費。

その本質を見誤ると、自己満足の技術競争になり市場は衰退していく。
TVがまさにそうで、4Kとか画質進化はあるけど、そこまでの技術は市場はあまり求めていない。

自分も含め、恵まれすぎた環境にいると物事に対する視野が凄く狭くなる。
仕事柄、発展途上国に行くことがあるけど、毎回思うのが発展途上国にはモノを売るチャンスがかなりある!

モノ、状況の捉え方について、有名な話が
【アフリカ人に靴を売る】

■アフリカ人に靴を売る

いまではアフリカ人も靴を履いている人は多いのでひと昔前の例え。

靴メーカー2社の営業マンが、新たに靴の販売市場を見つける為にアフリカに視察に行った。
現地の人が裸足で歩いている人が多い状況を見て報告した内容

A君
「みんな裸足です。みんな裸足なので、靴のニーズはありません」

B君は
「みんな裸足です。みんな靴を履いていないので、ここなら靴が大量に売れます!」

同じ状況なのにも関わらず感じ方は人それぞれ。
問題やニーズがないと感じるか?チャンスと感じるか?

この感覚は普段から問題を探す癖をつけないと、問題やニーズを見つけることはできない。

このアフリカ人に靴を売る!という例えは極端かもしれないけど、なぜ?中国がアフリカに多額の資金を投入してインフラ整備などをするか?

理由は1つ。

衛生環境が良くなれば確実に人口がさらに増え、雇用が生まれ、モノが必要になってくるから。
その利権を丸ごと抑える為に、中国はアフリカだけでなく途上国に資金を投入する。

良いか悪いか?ではなく、未来を予測して新たな市場チャンスをみれるか?という点のみなら、中国がやっていることは間違いではない。

一帯一路構想なんて、お金で国を支配する手段。

ちょっとしたことだけど、モノ、状況の捉え方が変わると、当然結果は変わる。
そして、少しの出遅れが大きな結果の差となる。

■日頃からできること

これはすぐにでも出来ること。
仕事は納期や目標が設定されている。
そして、タイムリミットが近い時にどんな行動をするか?

例えば、
目標達成できていない状態。
残り1日。

たった1日しかないから、もう無理と諦める。
そして、何も動かず1日を過ごす。

逆に、
まだ1日もあると思って、今できることをとにかく全力で最後まで粘る!

最終結果はどちらも目標未達。
結果はどちらも得られなかった!

でも、この1日の時間の使い方が大きな差となる。

何もしなければ、何も残らない。
必死にやれば、やった分だけ経験が蓄積される→次に繋がる→成長する。

この小さな積み重ね。
モノ、状況の捉え方は意識的に変えなければ変わらない。

変えないという選択肢も1つ。

ただ、その行動は数年後大きな結果の差となることだけは、心の片隅に思っていた方がいいかもね!

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