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【古民家リノベ㊲】憧れの屋根裏部屋生活・・・もどき。

2018年~約4年かけて家族中心にDIYの超超超延長をして、なんとか
「こさえた」築150年越え古民家の改装記録を、イロイロ寄り道しながら
だらだらとここに書き残していこう!というシリーズです。
ほぼ私の健忘録、独り言みたいな感じのゆるゆる改装キロク。
今回は屋根裏部屋ができるまで。

個室が出来たので、続いてはその奥に続く「屋根裏部屋」と「長細小部屋」を作っていく。

いよいよ図が必要な家屋構成になっているのでちょこっと・・・

書いたとてわからんが・・・?

図の空洞?部分の真ん中があの藁がグワッシャーっとあった藁置き場。藁置き場兼獣の寝床(兼、獣のお手洗い・・・)

ここね。

いつまでも「藁置き部屋」と言ってはなんなので、素敵に「屋根裏部屋」と言えるよう変えていきたい。

ちなみにだいぶさかのぼる解体の様子はこちら達へ⇩⇩⇩

解体後の屋根裏部屋はこんな感じ⇩

何しろ床が無いので、梁のところには恐ろしくて乗れない為写真の撮影箇所は限られている(土台がしっかりしている個室たちから)

ここに、さあセルフビルドだ!!と床を貼る勇気はないし、膝終始ガクガク手ブルブル状態で作った床など耐久性も不安要素しかないので、床張り(土台・ベニヤ部分まで)最初に依頼していた初期工事の木工事に含ませてもらった(ほとばしる安堵)

木工事中⇩

土台の上に貼られていく極厚ベニヤ板。

無事?極厚ベニヤ板を貼ってもらったので、猫も堂々と歩行中(猫はもともと梁だけでもいい位)柱がニョキニョキ出ていて、床張りも大変だったろうなあと感謝しながら、我々も堂々と徘徊する(安心感がすごい)

なんなら梁のままの方が楽しそう。。。
人間もほら安心。

逆から見たところ⇩

正面にバーンと茅葺部分が見える。

正面に見える茅葺はその下が吹き抜けになっている旧土間部分。そこから茅葺が屋根裏部屋部分に続いているが、増築時に2階部分を作る際、茅葺を一部切断したと思われ、その節断面が途中から見えている。

猫の上ね⇧切断されている

屋根裏ゾーンへは個室からしか行く手段がないので、個室を通ってもともと押し入れがあった部分に階段を作ってもらった。
押し入れの幅そのままにしたので、何気に広い階段。ここに座ればベンチにもなるんじゃない?と言う下心があったのだが、意外と暮らし初めて3年目だが、普通に階段としてしか使用していない(そんなもん)

階段も基礎を作ってもらった(自前は命に関わるので)
階段を見て何故かしっぽごん太し君

基礎を作ってもらったので、、、、
あえて屋根裏の切断面含む茅葺部分はそのまま見えるように残して、床、壁、天井などをセルフビルドしていく。
お馴染みの棟梁(100%ボランティア)と。←セルフビルドかい?

壁は個室同様外壁オンリーだった(外のトタン板の裏側が見える状態)
とてもじゃないがこのままでは寒すぎるので、ここも全て断熱材を敷き詰めていく。

これを貼っている時は夏だったのでひたすら暑かった(でも長い冬の為貼る!)

途中から何やら襖などで下を覆っているのは、この断熱材を貼ってから壁の板を貼るまで大分時間が経っている為(結構早い段階で貼ったがまだ板の調達が出来てなかった)猫がイタズラするので、それを防ぐ為に借り過ぎるけど立てかけていた。

精一杯の抵抗。

余計な仕事を増やされつつ、なんとかその後個室でも乱用、、、、有効活用した例の「パーティクルボード」を大量に頂いたのでそれを使う事に。

壁沿いに沿って歩くな(イタズラ考え中)

壁を貼っている時の写真がいくら探しても見つからず、夏に断熱材を入れてから、え?いつこの壁貼ったの?と探していくと、あっという間に冬景色ゾーンへ。

え。

他の場所も同時進行でしていたので、とりあえず壁板がなかった為後回しになっていたのであろう。

雪降る季節12月頃やっと出て来た壁。

いろいろ貼られとる。

季節のせいもあるが、なにせ小さな小窓しかない屋根裏部分。
隣接する個室の壁を解体して、一瞬明るくなったがまた再び壁を作ったので、また暗闇ゾーンへ。

暗。

窓は新しく付け直した。
なにせ木枠のしかもサイズが合っていない窓がはまっていた為。見た目はなんだかよかったけど。木枠窓はその後室内の壁の一部で再利用している。

ちょっと出窓風?にする。

闇の中作業する棟梁。暗いて、、、、。

照明どこ行った。

個室側から見たところ。照明ってそれしかなかったの?

そんなこんなで、パーティクルボード貼りまくった後は、待ってましたとばかりにペンキ塗り。

ペンキ塗り後のスッキリとした出来上がり写真を探すが、これまた皆無。
やっと見つけたと思ったら引っ越し後のとりあえず置いとけ倉庫と化したこんな写真しか・・・

しかし暗いて・・・

床に関しては、案はいろいろあったのだが、そのまま行く事に・・・・

ん?床出来てる???

いつの間に出来た、、、、訳ではなくこれは極厚ベニヤ板に単にペンキを塗っただけ。本来ならこの上にさらに板を貼るもしくは間に空洞?部分作って、床板を貼れば下との防音効果も上がる。が、そんな余裕はない。

なにより、そこら中からニョキニョキ生えてる柱や梁などの周りの加工が板を貼るにはめんどくさ・・・大変な為、あと空洞部分作ると天井が低くなるし繰り返すが、さらに柱周りの加工がめんどくさいから(言った)シンプルイズベストに。ベニヤ板onペンキ!終了!!

柱なども塗っていく。

パンチカーペット案や、クッションフロア説も浮上したが、どれも
「猫の爪ですぐ傷がついて汚れるよね」「猫が吐いた時カーペットは掃除しにくいよね」「猫が・・・・」等などの難題が浮上し(主に猫関係)
却下。
あと、めんどくさいと告白したが、その前に床板がもう余分に無く、購入しなくてはならない為、そうなると結構な面積また必要でお金もかかってしまう。そうお金がかかるからね、ね?(遅すぎる言い訳)

1階天井=2階床なので、下の部屋にいると、上を歩く足音めっちゃ聞こえるけどアパートでもないし、個人宅ですし、問題なし。なんなら猫の足音まで聞こえる。それはそれで癒し効果・・・・(という事に)

床は白っぽく見えるが、淡いベージュ系

残した古い柱や天井(茅葺以外の板部分)は個室の天井でも使った電動ペンキスプレーや刷毛で同じく白く塗装。

吹き抜け茅葺部分から見える板部分の天井は茅葺の色と合わせて黒く塗装。
ここは吹き抜けてる?から、恐ろしいが梁と梁の間に足場(一応借り物:ほぼ貰い物と化している)を渡して震えながら塗布していく。
梁の強度は恐ろしく安定・安心、借りた足場もプロが使っていたものなので安心なのだが、何より自分自身が信用できないが、なんとか任務遂行。

塗らないと木肌のままで浮いていたので、これでなんとかしっくりきた。

なんだかんだで、終わった?終わらせた屋根裏部屋。
まだまだ未完成な気もするけど、過去をさかのぼって振り返ると、この状態からよくここまでにしたなと自分たちを褒めてあげたい。

ビフォーアフター、は大昔(リノベシリーズ⑧あたり)に載せているけど、もう一度振り返る⇩

反対から見たところ⇩

急な生活感・・・

梁とか柱にペンキを塗ったところもあるけど、塗れなかった場所などは古布等巻きつけて誤魔化している。なんだか貧乏くさいかなあ、と思いつつ出来るだけ明るい色を巻いたのだが(何より部屋が常時暗い)ここを見学した方に外国のどこかのテント?家屋様式??に似ていると言われたことを励みにそう思う事にしている(とにかく異国にかぶれている)

外国の、どこかの、あれみたいでしょ?(強要)

思いのほか屋根裏部分で長くなってしまった為(いつもの事)奥の長細小部屋は次回へ。

そういえば当時長細小部屋なんて言い方じゃなくて、「マルコビッチ部屋」って呼んでたなあと久しぶりに思い出した。なぜマルコビッチなのかはまた次回へ・・・・引っ張るほどの理由でもないのですがね。

図をわざわざ直す(暇か)

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