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【古民家リノベ⑨】150年もののキャットウォーク勝手に完成。屋根裏大掃除パート②
需要があるのか全くわからないが、2018年~約4年かけて家族中心にセルフビルドならぬ「やりすぎDIY」した築150年越え古民家の改装記録を、イロイロ寄り道しながら、だらだらとここに書き残していこう!というシリーズです。
シリーズの間が少し空いてしまったが、壁を破壊して藁を片づけだした、前回⇩の続き。
屋根裏掃除だけでパート②になるとは思っていなかった(;・∀・)
あの頃には戻りたくないけれど、日々着々と壊したりはがしたり、運んだり、綺麗にしていく作業は、目に見えて進んでる充実感がすごかった。
あの頃は頭で考えるよりも、とにかく手足を動かしている作業が主だったから。暑い猛暑の中、半日も屋根裏作業をした日はもうグッタリ。
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始めのうちは縄で括ってあった藁が多かったが、そのうちにバラけて来た藁や細かいクズのような藁が多くなってきたので、ビニールシートを引いて載せてから引っ張り出す方式に。
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屋根裏藁部屋には、いつの時代から置いてあるんだ?というような民俗資料博物館にありそうモノも出てきた。
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珍しいのでしばらくとっておいたが、うちは民俗資料博物館ではないので、やはりこれも解体(もはや解体マニア)し、使えるものは使う事に。
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⇧解体しかけたところ。背負子の一部は、現在まさかの玄関のドアノブとして蘇っている。そのままだと、趣はあるがやはり資料館ではないので置き場もないし、処分するか、またしても納屋の隅っこにジッとしている存在だったのが、解体する事によって使い道ができる方が、背負子も喜んでいるはず・・・思いっきりビスで穴あけまくったけど。
鍋?はどうしたっけなあ??
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めちゃくちゃ乾燥していて薪ストーブの焚き付けに重宝した。ありがたし!!!
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⇧約3分の1を片づけたところ。向こう側の窓が見えるのは、物置部屋だった場所。ここと藁部屋スペースの間にもベニヤの壁があったので、解体した。
このデコボコの床に見えるのは、こんな感じの丸太板?が敷き詰められていたから。これは、なかなか面白い板だったので、外した後、のちのち使えるようにとっておいた。この床板?を外した下には1階の天井がある。
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全ての藁の下がそうした板が引いてある訳ではなく、途中から様子が変わり、⇧このような下地が現れた。下手すると足を踏み外してはまってしまうちょっとした罠である(誰が誰に?)
藁の他にも、こうした板や棒っきれや、丸太?や罠、、、ではなくて名称が不明な何かを外していく、なかなか骨の折れる作業が続いた。なにせ罠にはまらないようになので、なおさら、、、、(まだ言う)
そうこうしている間に、なにやら1階がブルーな空間に。
いや、ブルーシートで養生しただけだが。
一体何が始まるのやら???
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床下の方にはまだ細かい藁のくずや煤の塊などがあり、どう考えても「上」から取り出す(片づける)のは無理な為、1階天井を壊して、要はそこから、落として片づけようという作戦。
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⇧こんな状態。これは直にもう1階の天井なので、ここに立つこともできない(薄い化粧ベニヤ板の為)
2階の壁と同じく、天井も、もともと壊す予定だったので、このタイミングでGO!する事に(?)
・・・・・・の準備のための、ブルーな空間。
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この⇩天井を、ぶっこわ・・・解体いたします。
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天井を解体すると同時に、たまった煤や藁のくずをこんな風に落としていった。
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ブルーな空間を作ったにも関わらず、他にも結構飛び火してしまったが(なんならシート引いてある下にも入り込んでいた)まあ引かないよりは片づけやすいはずだから、良しという事に。
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土間スペースの上からも同様に今度は結構古い藁や煤にまみれてさらに重さの増した藁くずなどがワンサカあるので、もう全部まとめて落としてしまえ!!とワイルド決断をした(運ぶのがめんどくさいだけ)
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途方に暮れるような、エンドレス藁片づけ作業だが、この土間に突き落とした藁たちは、その流れで土間の方から外の沢の方に押し出して、自然に朽ちてくれるので、その点はゴミの仕分け的な作業に比べると、簡単だし、気が楽である。量は膨大だが。
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ただ自然に還るけれど自然に還るものの中に、ケモノの糞なども結構含まれていた(;・∀・)・・・グッバイ糞たち。遠慮せずお還りなさいよ。
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天井を壊して、いよいよ総吹き抜け状態になると、かなり開放的に。
あんなにぎっしりあった藁(等々)を片づけた達成感も相まって、ひときわ解放感に浸っているが、なにより一番楽しそうなのはやっぱり猫たちである。
人間が、行けなくなってしまった梁や丸太?が載っているだけの空間を、スイスイスイスイ楽しそうに遊びまわっている。150年もののキャットウォークが勝手に完成していたのである。
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膨大な屋根裏作業の中から、これでも厳選して?何とかパート②でこの屋根裏作業シリーズは終わらせて(全く進まないので(-_-;))
次回は、、、、まあ、お楽しみという事で(決めていないだけ)
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