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人より優れている事は何も無いが幸福度だけは高めです

不思議な事に私は、幸福度だけ高めです。

昔から背も低くスタイルも容姿も良くない。勉強も出来る方では無いし、家庭もごくごく一般的。

体も丈夫ではなく、スポーツも得意ではない。

田舎者で10年以上東京に住んでいても方言がぬけず、人混みは苦手。賑やかな場所やキラキラしてる都会には慣れず、ひっそりと暮らしている。

考えても考えても人より優れてる部分が私には一つもありません。

小顔に憧れ、背も大きくなりたい、学歴が高い人が羨ましいし、健康な身体だったらな、とも思います。

こんな感じで、劣等感の塊ではありますが、謎の幸福度だけは高めです。

不思議です。

あきらめなのか、受け入れなのか、「毎日よく頑張ってるな自分」と思います。

この想いは歳を重ねるごとに増していて、最近では劣等感の塊で人より優れている事が何も無い自分を愛おしくさえ思えています。

きっと生きてきた時間の中で色んな人に出会い、生きかたや価値観に触れ、傍から見たら完璧に見える人でもそれぞれみんな色々抱え、もがきながら生きている事を知ったからなんだと思います。

先日読んだ本に「生まれて来たんだから生きてて良いんだよ」って言葉があり、当たり前すぎるフレーズではありますが、すごくハッとさせられました。

そりゃそうだよね。と。
やけに刺さりまして。

生まれてきたもんな、私もって。

何も無い小さな日々と、普通に過ぎていく日常で幸福度高く居られるのは、きっとここが原点なんでしょうね。

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