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2021年のまるい農園を軽く振り返るとこんな感じ。

どうも、まるい農園のリュウです。

まだまだ歴史の浅い当農園ではありますが、2021年を振り返っていこうと思います。そもそも僕達二人の農業の始まりは枝豆の自家採種だったり、とにかく雑多に振り返ってみますー。

枝豆から始まる二人。

これは今年というよりは去年のお話ですが、元々は僕とアキ氏が知り合ってから暫くして「枝豆を一緒に作りたいですねー」と話していたのが二人で農業を始めるきっかけだったりします。

そんなこんなでまずは枝豆栽培を二人でやってみたのですが、お互いにバリバリ販売目的という感じではなかったです。それこそ「普通はハネられる4粒の莢の種だけを残したら4粒莢しか成らない枝豆の新種が出来るのではないか」と少し強引な仮説と夢を抱いて自家採種を始めたりはしましたが、あくまで実験目的もとい二人だけで完結してしまうようなものでした。

それから今年に入り、自分達の野菜をセットにしてお客様に届けていただくチョクバイBOX様と繋がったことで枝豆栽培だけではなく、色々な野菜をごく僅かな規模と、枝豆栽培の時のような自由な発想を掛け合わせながら栽培してみようと立ち上げたのがまるい農園です。

夏から実質毎週、ご提供する事が出来た。

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チョクバイBOX様と繋がり、セットのご提供を本来は春からスタートさせるのが理想的でしたが、諸事情で夏からご提供開始。

規模に比例した僅かなセット数ながらも、僕達は実質毎週(※)お野菜のご提供をさせていただきました。

僕達二人としては、「よくやったなぁ」というのが本音です。

先述したようにごく僅かな規模だったので、最悪野菜の出来次第ではご提供をストップする週も何週かあるのではないかと予想していましたが、結果的に毎週ご提供出来たというのは僕達の中では特に嬉しい事の一つでした。

まだまだ栽培技術的には未熟な部分もありますが、来年も毎週セットのご提供を目指して精進して参りますよ!

※この実質、というのは詳細は省きますが、諸事情で一週だけご提供をストップさせていただく事態となったのですが、これはどちらかというとそうせざるを得なかった状況でしたのでノーカウントとさせていただきます。特に揉めたとかではありませんので、邪推はしないでいただけると幸いです!

農園名、ロゴ、チラシなど……とにかく必要そうな部分を二人だけで用意した。

当農園を立ち上げるにあたって、まず二人の農園名を決める必要があったり(当然ですが)、野菜セットをご提供する関係でご提供する野菜の特徴やお料理の仕方などを掲載する簡易的なチラシなどを作成しなければならなかったので、なんとか二人だけで絞り出しました。

以下、軽いまとめ。

・農園名の由来・

偏見かもしれないのですが、他の農園の方の農園名などを見てると大体が苗字といった農園を運営している方、もしくはそのご家族の名前を由来にしている事が多いイメージがあります。

ですので、僕達も例に漏れず名前から取ることにしたのですが、実は『まるい農園』という名前、僕達二人のどちらかが「まるい」という苗字だからそのまま流用されたわけではありません。

僕達の苗字には『井』という漢字が共通して入っていたことから、二人の名前の共通点がそこしか無かったのもあり、後述するロゴなどに対する考えも相まってお客様に覚えやすいものにする関係で、井をまるく囲む→〇井→まるい→まるい農園となっております。

二人でやるから二人の名前を良い感じに取れたような気もしますが、正直、決まるまでの経緯が無駄に複雑なので今でも「なんでまるい農園という名前なの?」と聞かれると説明するのが難しかったりします。


・ロゴ・

まるい農園の現時点でのロゴマークはこちら。noteのアイコンにもなっています。

ロゴ背景白
急ピッチと言えど、どことなく唯一感のあるデザイン

これを作った目的は、ただでさえ極小規模な事に加えて僕達はまだまだ農業的な繋がりというものが薄かったので、「このマークはまるい農園だな」という風に少しでも色々な人に覚えてもらえるような要素を散りばめておこうという考えからロゴマークを農園立ち上げと並行して用意しました。

これを作ったのはアキ氏モチーフは井戸です。井という漢字から連想できたのが井戸だった、というのも安直な理由もありますが、井戸水でお野菜を洗ったりしているので少し関係性(後付け)があったりします。

シンプルながら、僕は凄く気に入っているので、少なくとも僕からは変更を提言することはないでしょう。それほどお気に入り。


・チラシ・

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これはチラシの内容に変更が出た場合に使用する『ストック枠』と呼んでいるもの。
現在諸事情で作業場に即印刷可能な環境を導入出来ていないため、このような形式になります。

これは簡易的なものです。掲載内容としては、ご提供する野菜やその野菜を使った料理などの使い方などです。

というのも、チョクバイBOX様の場合、僕達生産者側がお届けするお野菜のラインナップを決められるのですが、あまり知られていない所謂マイナー野菜と呼ばれるものが説明もなく届けられたりしてしまうとお客様は困ってしまいますので、こういう料理に使えるよ!というのを簡単に掲載しています。

現状、僕がワードでひな形を簡単に作ったもの(チョクバイBOX様HPで閲覧可能)を使用していますが、あまりこれを本格的にしようとすると僕の無いに等しいチラシ制作技術を底上げしなければなりませんので今すぐは難しいですが、いつかはもうちょっと見栄えのあるものを作りたいですね。

お客様直筆の感想を頂けた。

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チラシと一緒にお知らせ用紙というものも同梱しているのですが、その用紙には野菜セットが届いたお客様が任意でご感想やご意見などを記載できる欄があります。

正直に言うと、当農園に対してご感想やご意見が来るとは思いませんでした。

その理由は、僕達二人の農業の歴史は凄く浅いから。まだまだ未熟で、それこそ勢いで始めたと言っても過言ではないので。

しかし、そんな予想を良い意味で裏切るように、度々お客様直筆のご感想やご意見が来ました。

「レシピが付いていたのが良かった」、「こんな野菜があるなんて知らなかった」、「こういう風に料理したら美味しかったです」などなど。

お客様の声は僕達の野菜作りにとって一つの指標でもあり、どんな事でも想いを書いていただけるだけで光栄に思います。

この場を借りて、感謝申し上げます。

最後に。

まだ色々とあるかもしれませんが個人的な事を除くと、まるい農園の大きな振り返りという部分では上述した内容が大きく書き残しておきたいこととなります。

もしまだ何か書き残すような事を思い出しても、それはまた来年試行錯誤したうえで書き残していきます。

何よりこの一年間、自分達のただの自己満足で終わらず、少なからず色々なご家庭の食という部分に農業を通して関わることができて本当に嬉しい限りでした。

改めまして、今年はお世話になりました。

また来年、2022年もまるい農園を何卒宜しくお願い致します!

よいお年を!


まるい農園







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