「家族のために大手企業に転職してみた」丸井グループ担当者コラム
皆さんこんにちは!
今回は担当者コラムです!
月に1回、持ち回りでライターが好き勝手に書いていいよのコーナーです。(違う)
記念すべき第1回を、中途社員で一番マルイ歴の浅いこじおが担当します。自己紹介記事でもざみーさんが書いてましたが、丸井グループは、少し変わった会社なんです。
私は2年前に丸井グループに転職してきました。
「マルイ」って、あの百貨店でしょ?というレベルの知識から入社にいたった経緯や、実際に働いてみた印象などを書いていきたいと思います。
「フルタイムで働きたい」
私は2年前スタートアップ企業で働いていて、ビジネスが軌道に乗るかの瀬戸際。
当時2歳の子どもがおり、朝は保育園に送ってから会社に行き、終電で家に寝に帰るだけ。保育園へ送った後の家事・育児はすべて妻に任せていました。
そんなある日、妻から相談を受けました。
「フルタイムで働きたい」
妻は学歴にコンプレックスがあり、子どもが産まれる前はその分を実務でカバーし、キャリアを重ねてきました。そんな妻にとって、産休や時短勤務で周りに遅れを取ることはプレッシャーだったのだと思います。
私の仕事の状況も知っていたので、おそらく精一杯勇気を振り絞って相談してくれたんだと思います。
今まで家族のためと思って好き勝手に働いてきましたが、子育てのために我慢していた妻の想いも叶えたいし、今しかない子どもの成長をもっと近くで見たい。
スタートアップで0→1を学ぶことにやりがいと自身の成長を感じていましたが、家族と健康な身体があってのもの。(当時はWell-beingなんて言葉は知らず…)
もっとバランスの取れた働き方をしたいと思い、転職を決意しました。
「きっかけは残業時間」
「仕事とプライベートの両立」
転職活動時は表立って言えませんでしたが、私の転職の軸はこれでした。
楽をしたいわけではないし、成長に向けて学ぶ意欲もありますが、今回の転職のきっかけとなったこれだけは譲る気がありませんでした。
福利厚生や制度が充実している大手企業を探しましたが、希望が叶うようなオファーはなく、、
そんな中で転職活動を続けていると、「丸井グループ」からオファーをいただきました。
大手で名前は知っていますが、小売業界は斜陽産業だと考えていたことや、今までまったく経験がない業界で役に立てるのか?という懸念から、見送ろうと思い、ぱーっと会社情報を流して見ていました。
その中でチラっと見えた「平均残業時間4時間」 (※当時の掲載情報)
「!?!?」
そんな会社が存在するのかと、いろいろ掘り下げていくと‥
利益構造はフィンテック(エポスカード)が中心で、安定して成長していること
小売事業は今までの百貨店からトランスフォーメーションをめざして、まったく違うビジネスモデルに変革しようとしていること
小売、フィンテック以外にさまざまな事業の種をまいており、スタートアップ的な働き方もできること
など、フタを開けると自分が持っていたイメージと全然違う会社にびっくり!
そして何より本気で「Well-being」に取り組んでいて、社員が「イキイキ・ワクワク」と働くことが会社の成長につながるという想いが伝わってきました。それが制度や残業時間などに反映されいてて、とにかく働きやすそうな会社といった印象でした。
ここなら、自分のやりたいことと大事にしたいものの両方が叶えられるかもしれない。そう思い直し、オファーを受けてみることにしました。
安定した大手企業で新しいビジネスにもチャレンジできる環境、そしてWell-beingに働くことが会社の利益につながるという考えにも共感し、ご縁をいただき、丸井グループで働かせていただくことになりました。
「丸井グループで働いてみて」
実際に入ってみてまず感じたのは、人が温かい。
ほとんどの社員が接客経験者ということもあり、少しでも困っていると「何かお探しですか?」くらいのテンションで助けてくれます(笑)。
また、それぞれの社員が軸を持って仕事をしており、本気で「社会のため」「困っている人のため」と想って仕事していることが伝わってきます。スタートアップ時代では、自分たちの事業の成功に精一杯で、あまり持ち合わせていなかった感覚だと思います。
そして一番不思議なところは、大手なのにベンチャー企業みたいな働き方をしていること。
イメージしていた大手企業は、決まった仕組みやフローで堅実に業務を遂行するイメージでしたが、マルイで働く人は、どんどん新しいところに走っていっては壁にぶつかってヒーヒー言っています(笑)。
これが、人的資本経営に向けてめざしている企業文化や風土づくりが影響していると思うのですが、その辺は今後少しずつ語っていこうと思います。
今では平日のうち、毎朝子どもを保育園に送ることに加えて、テレワークも活用しながら週2日は家事・育児を引き受けられるようになり、妻もフルタイムで働けるようになりました。
子どもも今では4歳になり、できることも増えてきました。そして、その多くの時間を一緒に過ごすことができています。
20代は仕事一本で突っ走ってきましたが、一度立ち止まって周りを見渡せたことで働くモチベーションも変わり、将来のキャリアややりたいことも少しずつ変わってきたように思います。
そのきっかけと、考えるヒントをくれたことに感謝しつつ、新しい環境で成長していきたいと思います。