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【活動報告】中学生サッカー合宿(U-14&U-13)のサポートをしてきました

スポーツ栄養士×アスレティックトレーナーの後藤優子です。
昨年末の12/26~30まで、千葉県の房総半島で中学生サッカーチームの合同合宿をサポートしてきました。
参加チームはU-14が7チーム、U-13が8チームで、それぞれ2泊3日のスケジュール。
グラウンドではサッカーの試合を、体育館ではフットサルの試合を、総当たりで予選を行い、上位と下位のトーナメント戦で優勝を決めるので、けっこうハードでした。

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初日の夜に栄養セミナーを実施。
私のセミナーを受講したことのあるチームもあれば初めてのチームもあったので、ベーシックな内容で合宿中でも実施できそうなことを中心に伝えます。
内容は以下の通りです。

▣目標達成のためにやるべきこと
▣身体づくりの3要素
▣成長期と食事(体重測定の習慣化)
▣基本の食べ方&応用編
▣目的別補食の選び方

これらに加えて、U-14の選手にはサッカーに必要な動き×体力×栄養素についても話をしました。
ちょっと珍しいアプローチですが、私はアスレティックトレーナーでもあるので、トレーニング指導をする際にそのスポーツを構成している要素を分解して考える習慣がついています。
なので私にとってはごく自然な流れでもあります。

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栄養セミナーは密にならないようオンラインで。
保護者の皆さんも同時に視聴できるのが◎。

栄養セミナーをした翌朝は、選手たちが「おかわりしたよ!」とか「いま4杯目を食ってます!」と、食べなきゃ大きく、強くなれないんだと意識しているのがしっかりと伝わってきました。

「どうしたら背が伸びますか」という質問があったので、普段自分なりにどんな工夫をしているか確認して、前日のセミナーで話した内容を振り返りながら回答しました。

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おかわりをよそってる際に「そのご飯、何グラムでしょう?」とクイズを出して、重さや見た目で量を覚えてもらうようにしています。

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おかわり用にふりかけを持参している選手がいました。
こうやってチームメイトから学ぶことができるのも合宿のいいところですね。

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今回の合宿には、私のスポーツ現場での活動が見たい!と、トレーナーを目指す専門学校生がインターンで来てくれていました。
彼女には1つのチームにつきっきりになってもらい、ウォーミングアップやケア(応急処置含む)を担当してもらいました。

初日は現場にすぐ馴染んでもらえるように、コーチたちとパス回しゲームをしてもらいました。

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最初は私が参加して、選手交代で彼女に入ってもらうと、合宿主催のコーチから「甘やかしてるねぇ」と一言。
ずしんと来ます。
この壁を突き破るのも大事なプロセスなのに、私が奪ってしまった…。
それからは、全くお膳立てしないようにしました。
※この合宿は、高校生や大学生が運営や各チームの引率をおこない、指導者の皆さんはサポートに回る特殊な環境です。

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同じ部屋だったのですが、自由時間にウォーミングアップを考えたり、一日の出来事をまとめたりと一生懸命取り組んでいました。
疲れて寝落ちしていた日もあり、そっと布団をかけてあげることも。駆け出しの頃の自分と重なり、胸がきゅんとなります。

私はというと、栄養セミナーだけに終わらず、捻挫、打撲、骨折、出血等の応急処置やテーピングなどのトレーナー業務も担当。(トレーナーさんが帯同している日もありました)
年末だったので病院探しに苦労しました。病院へ付き添ってくれたスタッフの皆さんに感謝です。
一日中外にいて厳しい環境ではありますが、やはりスポーツ現場で活動できるのは楽しいですね。

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暖をとるための焚き火で焼き芋づくり。コーチの息子さん(5年生)と試行錯誤しながら、回を重ねるごとにほくほく甘~い焼き芋をつくることに成功。
おかげで「ゆうこりん」と呼んでくれるほど打ち解けることができました。
共同作業は愛を育むんですね笑

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ほっぺたを黒く汚しているところも愛らしい。

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特殊な環境と特殊なキャリア(栄養士×トレーナー)のおかげで一般的なスポーツ現場とは異なるため、参考になるかわかりませんが、このような仕事の仕方もあるよという報告でした。
トレーナーを目指している学生さんやスポーツの現場で働きたい栄養士さんに見ていただけたら嬉しいです。
ジュニアアスリートの保護者の方、チームの指導者の方にも、成長期に栄養士やトレーナーが関わることのメリットを知っていただけると幸いです。
ご興味を持たれた場合はfacebookよりお問い合わせいただけたらと思います。

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