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AIによるプロセス自動化で、より上位のコアな問いに集中できる時代

この記事の要約
・AIによってソフトウェアや情報処理に関連するタスクが自動化できるようになっている
・特にChatGPTとPythonを組み合わせることで、プログラミングの参入障壁が下がり、AIによって自動化できることの幅が広がった
・自動化できる部分が増えることで、創造的なアイデアやコンセプトに時間を費やすことができるようになる
・自らの世界観を反映させたデータベースを構築することで、追求する内容や核心的な問いに焦点を当てる価値観を形成する

GPT-4による要約

こんにちは、Martinです。コンピュータ上で行われる作業、すなわちソフトウェアや情報処理に関連するタスクは、AIによって自動化できる範囲が日々拡大しています。最近では、写真の生成からプログラミング、さらには作曲に至るまで、AIは高度な作業を行う能力を着実に身に付けています。

  • 画像を生成する代表的なAIを紹介した記事。

  • 作曲AIで話題のSuno。

一例として、プログラミングにおいては、Pythonをほとんど使用したことがなかったにも関わらず、ChatGPTのおかげでPythonを活用した自動化が可能になりました。つまり、プログラミングへの参入障壁が低下したわけです。ChatGPT自体が素晴らしいですが、出力プロセスにPythonを組み込むだけで、AIによって実現できることの範囲は大幅に拡大します。実際に、昨年に比べてPythonを用いた自動化可能な領域が格段に増加しました。

  • 自動化の例

(Instagramのインサイトの取得。Pythonコードを教えてもらったわけではないが、ChatGPT内部で Pythonが動いている。)

この変化が私たちにとって持つ意味は何でしょうか?自動化可能な作業の範囲が広がることで、私たちはより高次の、核心的な問題に集中できるようになると私は考えています。つまり、私たちは創造的なアイデアやコンセプトにより多くの時間を割くことができるようになってきています。

これは画像生成の分野にも当てはまります。画像生成AIのおかげで、ポートレートを通じて表現したかったことを実現できるようになりました。

コアな問いへの集中:具体的には何を意味するのか?

自動化により生じた時間の余裕をもって、コアな問題に集中できるようになりますが、具体的にどのような活動にその時間を割けるようになるのでしょうか。例えば、画像生成AIを使ったポートレートの作成を考えてみましょう。

画像生成AIを使用してポートレートを作成する際、私は大まかに以下のプロセスに従います。
① 作成する対象やテーマを決定する
② ChatGPTの助けを借りてプロンプトを作成する
③ 画像生成AIに入力し、画像に変換する

自動化可能な部分は②と③です。PC操作の負担が大きい部分を優先して自動化しています。これにより、より集中できるようになるのは①、つまり対象やテーマの決定です。従来、私はこの部分にあまり時間をかけてこなかったため、ふと思いついたことやメモしたアイデアを試す程度に留まっていました。

時間的な余裕が生まれたことにより、興味を持つジャンルの画像コンセプトについて深く考察したり、関連する文献を読んで研究する時間が増えてきました。これにより、以前に比べて、本当に伝えたいメッセージや追求したい価値観に深く焦点を当てることが可能になっていると考えています。

コアな問いに焦点を当てるために自分自身のデータベースを構築

「何を作るか決める」というプロセスを掘り下げるため、私の世界観を反映したデータベースを構築しています。データベースを作成する際には、単に文章を羅列するだけでなく、AIが解析しやすい形式であることが重要です。例えば、マークダウンやCSVフォーマットはAIが読み取りやすい形式になっています。

この作業を繰り返すことで、データベースの作成は結局、自分自身の価値観を映し出すものとなると言えます。したがって、自分が追求しているものが何であるかを理解するという意味においても、データベースの作成は大きな利点を持ちます。


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