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いつか役に立つかもしれないデータは全部Notion経由でGPTsに放り込んでいきたい(ChatGPT)

この記事の要約
・GPTsがリリースされ、大量のデータやファイルを読ませることが可能になった
・自分で選んで保存したデータをGPTに渡して、必要な時に教えてもらえるようにしたい
・データの収集方法として、NotionやEvernoteなどのアプリケーションを利用する方法を検討
・OpenAIやNotionがデータの収集とAIボットの両方ができるサービスを開発する可能性に期待→(追記:そのような機能がNotionに登場したようです。)
追記:PDFをアップしなくてもGPTsにAPIを渡して、Notionの中身に直接アクセスできる

GPT-4による要約

GPTsのざっくりした印象

こんにちは、Martinです。GPTの進化について、日々目を見張るものがあります。特に最近では、GPTsがリリースされて、大量のデータやファイルを読ませることが可能になりました。これは、GPTを使うユーザーにとって大きな前進です。ChatGPTの方でも数万文字の入力ができるようになりましたが、GPTsではそれより多くの量の読み込みが可能で、やり方によっては精度も出るようです。

また、GPT Storeが開設される見込みで、そこで作ったGPTsを販売できるようになりそうです。Apple StoreのGPT版?みたいな感じで、お金になるかもしれないということもあり、GPTsに対する関心は高まっています。GPTの共有機能の改善は、より多くの人々がGPTを使い、それに基づく多様な事例を生み出す契機となっています。

今後やってみたいこと:いつか役に立つかもしれないデータの活用

私たちは、日々の生活の中で役立つかもしれない情報に出会うことがあります。例えば、冬になると食べたくなる鍋の美味しい食べ方について夏頃にたまたまネットで情報を得たとします。しかし、その情報をいざ必要な時に忘れてしまうことがよくあります。そんなとき、とりあえずGPTに情報を渡しておいて、必要な時に教えてもらえれば非常に便利です。今後はスマートグラス経由で常時GPT-4Vのようなもので自分が見ている情報をGPTにリアルタイムで渡して、鍋を作りそうになったらGPTが音声で教えてくれる、なんて可能性もあるんじゃないかと想像しています。

ざっくりとした流れ

そのためには、データの収集方法が重要になります。現在は、NotionやEvernoteのようなアプリケーションで情報を集め、それをGPTのknowledgeに渡す(アップロード)することでこのようなシステムを構築できる可能性があります。

NotionはPDFやMarkdown、HTMLの出力に対応しており、まさにGPTが読むのが得意(そう)な形式にちょうど対応しています。(追記:GPTsの読み込み機能であるknowledgeに渡すデータの構造によって出力の精度が変わるようで、PDFやマークダウンがベストなのかはわかりませんが。現時点ではNotionのデータベースでの整理なんかは悪くない方法な気がします。)

Notionのエクスポートでは、PDF出力が一番使い勝手がよさそうです。ただし、サブページの出力まで含めるとビジネス版に課金しないといけないようです。

MarkdownはZIP形式で渡せますが、その場合はCode Interpreterの機能が起動して読み取ってくれるようです。試してみたところ中身はちゃんと読んでくれているときとそうでないときがある気がしており、もう少し検証が必要そうです。

ほかにも無理矢理ですが、例えば、ワードファイルに情報を集めてからそれをPDFに変換し、GPTに読み込ませるという方法も考えられます。

また、私自身もよい情報と思ったものはEvernoteやNotionに保存する習慣があります。最近はかなりの情報をNotionに集約しているので、それを活用できるのがベストです。

そもそも、このようなデータを集める機能をOpenAIが開発してくれると、より効率的に情報を管理し、活用できるようになるでしょう。OpenAIは、ユーザーがGPTを活用する中で、有益だと判断された機能を積極的に取り入れていく方針のようですので、今後の開発に期待したいと思います。

あるいは、Notion自体もNotion AIという形でGPTをかなり早い段階から活用していたので、Notionの方でデータを活用したボットを作れるサービスを開発する可能性もあるかもしれません。

追記:早速Notionに似たような機能が登場したようです。Notion Q &Aというらしいです。現在は使用するためにwaiting listに登録する必要があるようです。

追記:NotionのAPIをGPTsに渡せばいちいちPDFにしてアップロードしなくても、自動的にGPTsが最新のNotionの内容を読み取ってくれるようです。時間があるときに仕組みの構築をやってみたいと思っています。しばらくは応急処置的にデータをknowledgeにアップします。

追記:Notionと連携できるGPTsを作ってくれている人がいました。1回目のNotionへのログインはエラーが出ましたがもう一度試したらうまくいきました。Notionの中身もちゃんと読んでくれています。まだ慣れていませんが、使いこなしたいです。

おわりに

ほかにも活用方法はものすごくたくさんあると思います。まずは、Custom instructionsでやってきたことをよりパワーアップできるようになりそうです。(記事は書いてないですが、Custom instructionsは使いまくっています。)GPTsではCode Interpreter(Advanced Data Analysis)も使えるので、より強力なデータ分析も可能になりそうです。下記の記事のような電気代のデータなんかも、取り込んでおいて簡単に分析できるようになるでしょう。

自分で選んで保存したデータ以外にもあらゆるデータをGPTに渡しておいて、必要なときに分析やアドバイスをしてもらえるようになるかもしれません。何しろ画像も見れるようになりましたし、今後は音声や動画も可能になると予想しています。

専門性がある人は本や論文のデータを読み込ませて、コンサル的なものを作ってGPT storeで売ることもできるでしょう。軽く自分も試しましたが、引用文献付きで回答してくれるなどかなり強力さを感じました。今後は、やはりAIに読ませることを想定してアウトプットしていく必要があるかもしれません。つまり論文や本はもちろん、このnoteの書き方も変えていく必要があるかもしれません。(ある程度こういう可能性を去年のChatGPT登場時から考えていたのでnoteを継続していましたが、書き方は現在のままでは不十分だと感じています。)GPT Storeは本やネットの記事といったメディアのあり方自体を変えてしまう可能性も長期的にはありそうです。

自分だけの秘書AIを作っていけると思うとワクワクします。まずはGPTsにどんなデータを渡してどんなこと(分析)をしてもらうとおもしろいのか試行錯誤してきたいです。


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