AI(ChatGPT)に対するこころ構えと力強さを感じた活用事例9選
AIが飛躍的に進化し、私たちの生活に欠かせない存在になっていくと思われます。
AIのChatGPTは、あらゆる分野の情報を学習し、人間と自然な会話ができるようになっています。しかし、ChatGPTを使う際にはどのような心構えが必要なのでしょうか。
今回は、自分自身が毎日AIを使う中で最近持つようになった心構えのようなものを、整理しながら紹介したいと思います。(書いていて長くなりすぎたので、まずは全体の1/3〜半分ほどを。。あとどんどん追記しているのでこの記事の長さも長くなっています。)
つねに気軽になんでも聞ける分野ごとのアドバイザーやサポート役がとなりにいると思うようにする
ChatGPTを活用するときの私の最近の心構えは、アドバイザーとしてのChatGPTをつねにそばに置き、思いついたことや疑問に思うことをすぐに解決することです。
分野ごとのくわしいアドバイザーをその都度召喚すると言い換えてもいいかもしれません。なにかと一緒に相談しながら物事を進めていくイメージです。
頭の中で「この課題に対して、こういうChatGPTを呼ぼう」みたいな感じでパッパと切り替えて使っています。(ChatGPTの履歴機能でも使い分けている)
そのために、PCやスマホで常にChatGPTやBing AIの画面を用意して思い立ったらすぐに入力できるようにしています。このようにして、最近「ChatGPTアドバイザー」の力強さを感じた例が以下のようにたくさんあります。
1: 英会話・英文添削の先生として
スペルや文法ミスの修正はもちろん、まちがっていなくても「このように書くともっと言いたいことが伝わるよ」というフィードバックをくれます。
細かい使い方はいろんな人がまとめてくれています。下にググって出てきた記事を貼っておきます。たくさんの使い方があるようですが、私はおもに単語と文法の添削と別の表現の提案をお願いしています。
LINEで英会話をできるようにしてくれた人もいるようです。
2: noteの下書きの代筆をしてくれる人として
使ってみた例は以下の記事でも書きましたが、思いついたことを雑に入力して、それを形にしてもらいます。私は出してくれた下書きの文章全体を見て、編集者としての役割みたいなことをします。目次やタイトル、まとめの要約まで作成してくれます。
最近はChatGPTで書いてもらうことが多いですが、Microsoft Edgeの「作成」機能もとても便利です。ただこの機能は現状スマホでは使えないみたいですね。
3: 文章の校正をしてくれる人として
自分が書いた文章を校正・添削してもらうと、よりわかりやすい表現を提案してくれます。その結果、自分で書いた文章に対する不安が大きく減ります。
また、自分では思いつかない表現や単語を提案してくれることも多く、その場で役立てることができます。実際の使い方としては、何度か校正をしてもらって、どの表現が一番良さそうなのか選ぶというのがおすすめです。
さらに、添削を重ねることで、新しい表現を学ぶ機会(トレーニング)になっている気がします。ChatGPTアドバイザーが提案する表現を取り入れ、自分で書いた文章をより魅力的なものに仕上げることができます。(この表現いいからもらおう!みたいな感じで)
4: ビジネスのアイデアや進めるためのアドバイスをくれる人として(コンサルタント?)
これはまだ試行錯誤中ですが、「〜を活用するビジネスのアイデアを〇〇個出してください」みたいなお願いをよくしています。実際に自分では思いつかなかった活用例を出してくれたこともあります。コツとして「意外性のあるものでお願いします」などと付け足すとおもしろいものが出てくる傾向がある気がします。
また、ビジネスの課題を活用するためにどうすればいいのか聞くこともあります。けっこう具体的に「こういう検証をした方がいいです」などと教えてくれます。実際にAIのアドバイスをスタッフに共有して、作業を進めてもらうこともあります。
あとはビジネスだけでなく、どのような分野でも疑問に思っていて解決していないことや苦手だけど解決しなければならない課題があって日々のプレッシャーになっていることはChatGPTに一度は聞いてみた方がよいと思います。(焦ったり、プレッシャーを感じている人よりもChatGPTの方がマシな回答をくれることは割とある気がしています。)
5: SPI試験の丁寧な解答・解説をしてくれる人として(GPT-4のみ)
GPT-3は算数などをまちがえまくりますが、GPT-4になって大幅に改善しました。さまざまな試験や入試のスコアが大幅に向上しており、以下のようにGPT-4になってすさまじくスコアが向上したものもあります。
そのため、学校の勉強のアドバイスはもちろんできますし、最近ですと私はSPIの苦手分野の練習をしてもらいました。
ChatGPTに練習してもらうと何がいいかというと、解説をていねいにしてくれます。さらに解説の中でわからないことを追加で繰り返し質問できるところが強力だと思います。参考書だと解説を読んでわからないと、解決するのにだいぶ時間がかかったりします。
以下の例は解答解説だけしてもらっていますが、わたしは問題から出してもらいました。わからないときは途中で解き方のフォローを入れてもらったりもしていました。
ちなみに問題をコピペしてChatGPTに答えてもらう人が今後出てきてニュースになったりする可能性があると思うので、ChatGPTを活用しまくっている身として疑われないようにわざわざテストセンターで受けてきました笑(正確には家で受けれるように部屋を整理するのがめんどうだったというのが一番の理由ですが笑。不正防止のためにカメラで部屋を360°見せないといけないと書いてあったので、、)
6: 就活の面接官として
これは単純に履歴書やエントリーシートを入力して、これをもとに面接官として質問してください、とお願いするだけでできます。たしかGPT-4にやってもらいましたが、かなり重要だなと思う質問を多くしてくれました。これは割と本格的な練習ができるなと感じました。
こちらの記事でも解説されていますね。
7: メール作成の代行をしてくれる秘書(?)として
メールを書くのが苦手です。そのため、箇条書きで内容をリストアップして丁寧なメール文章を作成してもらっています。これはすでにたくさんの人が試していると思います。事務作業の効率化だけでなくストレス軽減に役立ちます笑
8: プログラミングコードを書くときにサポートしてくれる凄腕プログラマーとして
まるでとなりでプログラミングにくわしい人が適切な方向性を提示してくれているような印象を受けました。とくにトラブルやバグが発生したときに助けてくれるところが頼もしいと感じました。実際のところ、現時点でChatGPTの威力を一番感じているのはプログラマーかもしれません。すでに多くのプログラマーが活用していることかと思います。
9: YouTubeの動画から要約や目次を作ったり、知りたい内容を抜き出してくれる秘書として
ChatGPTのおかげで英語のYouTube動画も情報収集の選択肢に入りました。
英語のテキストのWebサイトであれば、これまでもGoogle翻訳やDeepLでパッと読むことができました。ただ、英語のYouTubeは自動翻訳はあるものの、それを最初から最後まで見るのは時間がかかります。そのうえ、おかしな翻訳になっていることが多く結局英語の原文を確認したりすることになり、さらに時間がかかります。
YouTubeの文字起こしはコピーしたり、ダウンロードしたりできます。それをChatGPTに要約してもらうことで内容を把握する効率が大幅に上がります。
要約してくれるChrome拡張機能がありますが、私は文字起こしからふつうにコピーしてChatGPTに貼り付けてあれこれ聞いています。そして、要約結果を見て必要に応じて目次や、詳しく知りたい箇所を抜き出して解説してもらったりしています。これは強力だと思います。
ちなみに最近はこの英語のインタビュー動画の内容を把握するのに使って非常に助かりました。(ChatGPTを作ったOpenAIのCEOのインタビューです)要約結果をDeepLで翻訳して内容を把握しました。
要約と目次作成をしてもらった結果の一部はこんな感じです。
Googleに関する内容を詳しく知りたかったので追加で聞いた結果は、以下の通りでした。
もし、文字起こしの文字数が多すぎてChatGPTに一度に入力できない場合は、こちらの記事を参考に分割して入力してください。
※追記:ChatGPTにアップデートがあったためか、こちらの記事のプロンプトを用いても分割入力できないことがときどきあります。(とくに日本語の文章を何度も分割する場合にできない気がする)
おわりに
思ったより長くなってしまったので、分割した続編を公開予定です。また、活用例に関してもこれ以外に多くあった気がするので、また追記したいです。(画像生成AIのことなど、のせれていません)
まとめ(with ChatGPT)
・ChatGPTをアドバイザーとして常にそばに置き、思いついたことや疑問に思うことをすぐに解決するようにしている。
・ChatGPTは英文添削、noteの下書き代筆、文章の校正、ビジネスアイデアの提案、SPI試験の解答・解説、面接官、メール作成の代行、プログラミングコードのサポートなど様々な分野で活用できる。
・ChatGPTの解答や解説は丁寧でわかりやすく、文章の校正などで使い続けることでトレーニングにもなる。
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