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1年前の私(闘病記)

※2021年1月末に書いた記事です


久しぶりに闘病記を書きます。

ちょうど1年頃前の私です。

年末から2週間近く、
実家から自分の家にお試し帰宅を
チャレンジしました。

1ヶ月前の12月上旬に5日間程、
やはり
お試し帰宅にチャレンジしてました。

その時はまだ
離脱症状の精神状態が酷く出てる頃で、
とても精神不安定でした。



母親に当たり散らしたり、
娘にイチャモンをつけ、
娘が、
自分がお母さんを情緒不安定にさせたと
大泣きしたり、
散々でした。


おそらく、
普通の主治医なら、
この段階で
「あなたは薬をやめたから、精神状態が悪くなった。やはり精神病だ」

診断して再服薬を勧めたかもしれません。


不思議と私の主治医は、
そのような訴えに動じませんでした。


年末から、
再度自宅に2週間滞在チャレンジしましたが

この時、
自分でも大きな変化を感じることができました。


身体の離脱症状はまだまだ酷いのですが、
精神状態がかなり落ち着いてきたのです



少し昔の自分が戻ってきたような感じでした。
自分で言うのも何ですが、
私は基本温厚なんです(笑)


年末年始休暇が終わり、
夫子供達が仕事や大学で日中留守の時も、
どうにか落ち着いて
1人で留守番することができました。

それまでは、
離脱症状急性期は反跳性不安が強くて、
1人で過ごすことが出来なかったのです。



離脱症状で乱れまくり、
乱高下を繰り返してた精神状態が
やっと落ち着いてフラットになってきたのです。



離脱症状が噴き出してから
10ヶ月が過ぎてました。


一方身体の方は、

痛みがアチコチに強く出るようになってきました。


頭痛はもちろんのこと、
顎の付け根、耳、頬あたりに
ビリビリと激痛が走るようになりました。
三叉神経痛のようでした。
肋間神経痛も出ました。

激痛です。


そして、
ずっと調子の悪かった目にも、
強い痛みが起き充血するようになりました。


瞼も何故か重く、
開けてるのに意識して
力を入れてなくてはいけない感じになりました。


この頃は、
少し調子がいいなぁ、
という日が数日間続くと、
再び調子が悪い日が数日間続く。

離脱症状に特徴的とされる
「揺り戻し」が起きてると自分でも
よくわかりました。

そんな感じで
昨年1月を過ごしてました。

そして
2月に入った頃、

それまでも時々現れていた目の飛蚊症
激しくなり、
そして
ある日突然、
右目の視界に灰色のゴミのようなものが浮かぶようになりました。


近くの眼科にすっ飛んで行きました。


診断は
「硝子体剥離」

春から離脱症状で、
全身の筋肉の強張りがとても強く出ていました。


首肩には、
常に誰かが乗っかってるような重みがありました。
手足の強張りも強く、
普通に歩けてる感覚がなく、
足は地面にめり込んでるように感じられました。


歯の食いしばりも強く常に口を噛み締めてました


目の筋肉も、
おそらくずっと強張り続けていたのでしょう。

そして
硝子体剥離を起こしたようです。


このまま悪化して
「網膜剥離」になると失明の危険がある。

もし視界が当然真っ黒になったら
即病院に来るように、

言われました。

恐怖でした。

さすがの私も
失明の危険まで現れるのか!

思うとかなり落ち込みました。


その夜
寝れなかった私は明け方1人で
一階のリビングに降りて泣きました。

翌日は
精神状態がとても耐えられず、
親に頼み込んで
頓服薬の抗精神薬リスペリドン
飲みました。


ところが、
化学物質過敏症になっていた私には
もはや
頓服薬は効果を表さず、

不愉快な作用しか現れませんでした。

激しい動悸にも苦しみました。



1年前の1月、2月はこんな感じでした。


一言でいうと、

身体の離脱症状はまだまだ激しく辛いけど、
精神症状の離脱症状は落ち着いてきて、
昔の自分が戻りつつあることを
感じることがやっと出来始めました。



そして
調子が少しでもマシな日は、
スーパー銭湯リハビリに励んでました。

そういえば
スーパー銭湯のサウナの中のテレビで

ちょうど
コロナ関連の
ダイアモンドプリンセス号のニュースを
見ていた記憶があります。

ちょうどあれから1年過ぎたのですね。


1年前の私は、
まだ離脱症状の過酷さに泣いてました。


1年。
長いような短いような。

でも
この1年はとても変化の大きな1年間でした。

薬が心身から抜け、
グングンと自分が戻ってくる。
回復してくる。
良くなってくる。


目まぐるしい変化を感じれた1年間でした。


それこそ
生まれたばかりの首もすわらない新生児が、
1年後にはヨチヨチ歩く。
簡単な言葉を話すようになる。

そのくらいの大きな成長を遂げた
1年と思います。


逆に
50を過ぎて、
これだけ成長を感じれるなんて
稀有な体験かもしれません。

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