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ベンゾジアゼピン依存症

ベンゾジアゼピンとググると、

ベンゾジアゼピン依存症
という言葉もヒットします。

ベンゾジアゼピン依存症について
2名の医師が述べられてました。

お2人に共通してる
ベンゾジアゼピン依存症の解決方法は、

ほとんど、
見捨てる!

に近い意見です。

日経メディカルから引用すると
(日経メディカルは基本、
 医者が読むメディカル雑誌なので
 本音が出てます)

ベンゾジアゼピン依存症の治療は
うまくいくことの方が少ない。

ベンゾジアゼピン依存症の
最強の治療法とは何か!?

それは
未使用の患者には初めから
処方しないことだ!



書かれてます。


要するにもう既に飲んでいて、
依存症状態の人は救いようがないと
言ってるわけです。

ベンゾを減薬断薬したいと主治医に訴えた時、

快く指導してもらえた人は
どのくらいいるのでしょうか?

なかには

私にはやめさせる指導はできない。

止める必要はない。

やめたいなら他の医者に行け。

一生飲んでいても安全な薬だから
止める必要ないですよ、
飲んでいてください。

みたいに言われた人も
多いのではないのでしょうか?


医者はベンゾジアゼピンが依存性などなくて、
安全な薬と思ってはいないですよ。

(今時そう思ってる医者は馬鹿で無知呼ばわりされます)

あえて確信犯でそう言ってるのです。

何故ならわかってるからです。

ベンゾジアゼピンを断つことが難しく、
成功率が低いということを。



私は自分のことを
薬物依存でもなく、
薬物中毒でもない!


思ってました。


そりゃそうですよ。

違法薬物にしか、
そういうイメージは持ってませんでしたから。

医者が処方する薬に、
依存性中毒性のある薬があるわけない!
と思ってました。
(よく考えると無知でした。
 モルヒネとか医療用ヘロインのことは知っていたのに)

でも
薬物依存・薬物中毒の医学的定義を
調べたら、

自分は薬物依存で薬物中毒者であることを、認めざる得ませんでした。


※薬物依存とは

精神作用物質を反復作用することにより、
止めようと思っても身体的・精神的に
やめられない状態に陥ること。

※薬物中毒とは

精神に働く薬物や物質を摂取することにより、
意識の変化、認知や視覚、感情や
衝動面、
精神生理機能に障害が生じた状態。


これって
精神科に通院して、
向精神薬を数年以上処方されて、
毎日飲んでる人は
ほとんど当てはまるのではないのでしょうか?!


向精神薬は、
ほぼ麻薬や覚醒剤に似たような
作用をする薬なので、
薬物依存、薬物中毒になっていても
当然なことなんですけどね。


もちろん、
主治医はそんなこと言いません


自分が処方してる薬の大きな問題である
デメリットを、
患者に白状するわけにはいきませんから。

上手いこと表現を変えて、
私達が不安にならないよう安心するよう、
上手にごまかしてくれます。



私が断薬できた理由は
いろいろたくさんありますが、

多分私にとって最大の理由は

薬物依存者・薬物中毒者と
他人から思われることに
耐えられない!


いえ、他人なんてどうでもいいのです。

自分で自分を
薬物依存者・薬物中毒者と
思うことに、
自分のプライドが許さなかったのです。

(医者が処方する薬だから安全だ!
 別に私は依存していない!
 やめようと思ったらいつでもやめれる!
 飲んで治療する必要がある!
 私には生きてくために必要なんだ!
 と、

 いくらでも自分をごまかし、
 自分に言い訳する
 ことはできたかもしれませんが、 
 知ってしまった以上は、
やはりごまかせませんでした)

マイナスの情報を仕入れれば仕入れるほど、

絶対にそんな薬から抜け出してやる!
そんな薬やめてやる!
そんな薬に負けてたまるか!

という勝負心が出てきました。

強い!

言われるかもしれませんが。
私は決して強くはありません。


それに、、、
日本人(外国人もだけど)は戦闘物、
闘いものが大好きじゃないですか!

ウルトラマンから始まり、
勧善懲悪の闘いもの大好きです。

大流行した鬼滅の刃も、
その戦いのシーンの迫力が観客を魅了してる要因の一つだそうです。

勧善懲悪!!

私の中では
向精神薬はまさに懲悪でした。

まさか自分の人生でリアルに戦闘を
経験できるとは思ってませんでした😅

一回で十分です。
大満喫いたしました。

ごちそうさまでした🙏


最後に
「歴史を変えた10の薬」から
トーマスヘイガーの言葉

短所がなく長所だけを得ることはできない。
あらゆる科学的発見は諸刃の刃で
身体的にも心理的にも、
利益には間違いなく危険が結びついている。

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