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性格を病気にする精神医学

何回も書いてますが、
真正の精神病は存在すると思います。


昔から人類が闘ってきた
統合失調症や、
いわゆる躁うつ病である双極性障害1型。

詳しくは知りませんが、
難治性の深刻な病気なのかもしれません。

うつ病も古代ギリシャ時代から、
その存在の記録はあるようです。

この場合も
いわゆる「大うつ病」ってやつですね。


上記の深刻な病気ですら、
現代は拡大解釈され、
誤診が多いようですけど。


特に
統合失調症は誤診が多いようです。

昔はなかった
向精神薬を飲むことにより、
薬剤性の統合失調症
存在するようになりました。

薬剤性の精神病って、
最大のパラドックスと思います。


今回
わたしが
「性格を精神病にしてる」

思うビョーキは

双極性障害2型です。


あっ
素人のわたしがそう思い始めたのではなくて、

海外や日本の著名な精神科医の出版物を
読んで確信しただけですけどね。

本の紹介は
過去にしつこいくらいしてるので、
興味のある人はぜひ読んでください。



この
双極性障害2型の特徴くらい

そんなの性格だっちゅーの!!

という病気は存在しないと思います。


他人のことはわからないので、
自分のことに関して考えると、

特に若い頃ですけどね。


自分でも友人とかに
「わたしは気分の波がある」


よく自分のことを観察して表現してました。

気分の波がある!

って
まさに双極性の特徴ですよね。


なぜ自分でそう表現していたかというと、

うまくいっていて幸せで落ち着いてる時と、
落ち込んでガタ落ちになり暗くなり、
人生に絶望する。

そんなバイオリズムの繰り返しの人生と
思ってたからです。

そして
特に生理前はイライラして怒りっぽく、
我ながら変になってました。

自分の感情をコントロールできない
何かがありました。


あと
双極性の特徴として、
そのへんの本屋で並べられてる、
御用医師が書いた本に
書かれてるようなこととしては、


浪費する
派手な色の服装を好む
自分がなんでもできると自信を持つ
落ち込んでウツっぽくなる
仕事が長続きしない
人間関係がうまく行かない
生きづらさを感じる


このへん、
全て少しずつ該当してたと思います。

もちろん
普通に生活できてましたし、
キチ○イというか、
誰しもが異常性を感じるような域に
達することは、
残念ながらできませんでしたけどね。



それでも
精神科に行き、
上記のことを訴えて
「わたし辛いんです、生きづらいんです」

アピールすれば、

簡単に「双極性障害2型かうつ病」の
診断名を与えられて、
向精神薬もお土産でもらえたと思います。


ちなみに
上記と逆の性格の一面もあります。


貯金もちゃんとしてました。
シックな色合いのファッションも大好きです。
自分に自信をなくして卑下することなんて当然。
長く続くお仕事もありました。
人間関係がうまくいくこともたくさん。
穏やかなメンタル状態の時が基本。


ちなみに
女性は生理周期で
女性ホルモンの影響を受けます。

身体症状もそうですが、
メンタルも影響うけます。

そんなの当然のこと。


生理前に何故女性がイライラするか
ご存知ですか?


生理前にイライラして怒りっぽくなり、
男に対してつっかかり喧嘩します。

少し前までは
穏やかで優しかった彼女が
突然イライラして理不尽なことをいい、
自分につっかかってくる。

男もわけがわからず戸惑い、
喧嘩になったりします。
(この戸惑うがポイントらしいです)

でも本当に愛し合ってる、好きあってる2人なら、
揉めた後に「仲直りのSEX」をします。


男は
常に落ち着いて穏やかな女より、
落差がありイライラした女に
性的興奮を感じる動物らしいです。

これは
人類学だか生物学の本に書かれてました。

要は
「子孫を残す為に仕組まれた」
ことらしいです。



もちろん個人差はあるでしょうが、

特に若い繁殖期の男性は、

常に落ち着いて穏やかで優しく仏様みたいな女より、

どこか掴みどころがなく、
時に激しく怒ったり泣いたり
感情の波がある。
自分を振り回すような女

そんな女に惹かれる一面が
DNAに組み込まれてるそうです。



双極性障害2型レベルを病気として捉えて、
お薬で気分を安定させる。

常に落ち着いたフラットな感情の人間。

そんなことを目指す必要性って、
あるんでしょうか。

特に
常に落ち着いたフラットなメンタルの若者って、
少ないと思うんですけどね(笑)


年取って落ち着くと、
いやでもフラットになっていきます。
(向精神薬が入ってる場合は別)


女性ホルモンも男性ホルモンも減ってく。

昔ブイブイ言わせてた暴れん坊も、
落ち着いた
じーちゃん・ばーちゃんになってくわけです。


すこし
振り幅の大きい性格なだけなのに、
現代の精神医療は
それに簡単に病名をつけて、
向精神薬を処方する。


それが諸悪の根源のように思われます。


性格なんだから
薬でなんか治らないと思うんですが。


治らないだけならいいけど、
弊害副作用の強い薬ばかりです。

薬を飲むことにより、
本物の病気になるリスクも高い
わけです。


今の精神医学だと

ウツっぽくならず、
元気すぎることにもならず、
常に落ち着いた精神状態を目指すようですが、

そんな人間つまらないですよ。


いろんな過去の偉人や、
偉人までいかなくても、
そこそこ名をなした人の伝記や自叙伝を
読むと参考になります。

現代精神医学だと
「精神病名がつけられる人」
たくさんいますよ!


瀬戸内寂聴の若い頃だって
そうじゃないかしら??


若い頃
トチ狂ったことする人は、
皆精神病なのかしら?


嫌なことや落ち込むことがあったら、

「よくうつ状態」になるなんて当然。

原因を見極めて対処するのが正解。


私も
その正解を見誤って、
精神医療、薬で治そうとしてドツボった
人間の1人です。


しつこいようですが
昔ながらの「大うつ病」は別です。




余談ですが、

生理前のわたしのイライラたるや
強烈でしたよ。
今ならナンカ英語の病名つけられちゃいます。
生理前なんちゃら症候群てやつ。


大体が
親密な男性にくってかかってましたね。
よくその時期に
「別れる!」とわたしは騒いでました。

別れる別れる詐欺女ってやつです。


グチャグチャ揉める。

そして
生理が始まったら、
憑き物が落ちたように穏やかになる笑

「なんだったの?あのイライラ?」

みたいな。

もちろん男には

「わたし、生理前はイライラするのごめんね」

謝る。

こんな繰り返しでしたね。

デート途中に、
バックれた事もありますよ。
なんかつまんない事で怒り出して。


まぁ
こんなことを繰り返して、

本当に別れたくない男には
簡単に
「別れる!」なんて言葉を出してはいけないと、
人生経験から教訓を得ていくわけです。


ちなみに
わたしは今の夫と若い頃いろいろあり、

「他に好きな人ができた。あなたとは別れる」

突き放し、

夫が東京まで飛び出てきて
「別れないでくれ!」

みたいな
ドラマ状態を得て結婚しました(笑)


夫は
その後ずっーと

「騙された」と言ってます。笑


わたしと夫は若い頃から付き合ってました。

途中お互い違う人を好きになったりしながら。

もしも、
あのまま、
まだダラダラ付き合ってたら、
長すぎた春になり、
ときめきはなくなり結婚に向かう
エネルギーはなくなってたと思います。


恋愛にしろ、
文学や芸術を産むエネルギーにしろ、

少し精神病的なエネルギーって
大切だと思うんですけどね。

あくまで普通に生活できる範囲の中で。


周りの人間全てに
あなたは異常だから精神科にいけ!


言われるようになったら
考えた方がいいかもしれませんけど。


ゴッホのように、
自分の耳を切り取るくらいになったら、
「向精神薬の出番」かもしれません。

精神を病んでからの方が、
ゴッホは名作を次から次へと描いていきます。

まさに
この名画は狂気から産まれた傑作!

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