④ 時間軸で見る「AO・自由選抜試験」の流れ
こんにちは!
「AO・自由選抜試験」の認知、理解の拡大を目標にしているアウトプットです!
よろしくお願いします。
今回も!
最初に、前回の記事の振り返りを簡単にしていきます!
〜前回の振り返り〜
前回は、「大学の調べ方」について書かせていただきました。
ポイントは主に二つです。
1)高校二年生から大学を調べることのメリット。
① 長期的に調べることで自分にあった大学や学部に巡り合える。
② 心に余裕ができる
③ 大学を知ることで、モチベーションが上がる
2)様々な観点(学部や地域、有名な大学)から大学を調べる。
① 情報処理能力がつく(特徴や各大学ごとのポイントを自分なりに知る。)
② 各大学の特徴を知ることで「AO・自由選抜試験」への対策を早い段階から練ることができる。
以上が前回の記事におけるポイントの振り返りです。
それでは、今回の記事スタートです!!
今回のテーマ
「検定」
目次
今回の記事は、上記のような流れで話を進めさせていただきます。
最後まで読んでいただければ幸いです。
楽しんでいってください!☺️
⒈ 序章
今回の記事のタイトルは、「検定」です。
なぜ、「AO・自由選抜試験」で「検定」がテーマになってくるのか?と言うと、
以前の記事から何度か伝えさせていただきました通り、「AO・自由選抜試験」では、志望大学からいくつかの「条件」が課される場合があります。
これまで紹介してきた「条件」とは「評定」や「成績表」でした。
しかし、残念ながらいくつかの大学からは、これらに加え「英語検定」のスコアなどの条件に課してくる場合があります。。。
ではこれから、実際にどこの大学がような条件が課されているのか?やいつから取得していくべきなどか?などについて説明させていただきます。
2. 検定について。
この記事では、「検定」について三つの観点から説明させていただきます。
① 「検定」×「AO・自由選抜試験」の現状を知る。
②「検定」× 「期間」について知る。
① 「検定」×「AO・自由選抜試験」の現状を知る。
序章では、いくつかの大学から課されると書かせていただきましたが、実際にはどのような大学がどれくらいの条件を提示しているのかについて見ていきましょう。
今回は関西・関東から各2校づつ例に挙げて、「検定」と「AO・自由選抜試験」の現状の一部を知っていただければなと思います。(比較しやすいように、全ての大学から経営学部を選抜させていただきます。)
まず、「関東」から見ていきましょう。
1)立教大学(経営学部、経営学科・国際経営学科「方式B」)
立教大学では、「英検CSE2.0スコア2,300点以上取得」や「IELTSオーバーオールバンドスコア5.5以上」などが課されています。
一方で、「英語検定」×「スポーツ評価」などを組み合わせている方式があります。以下の通りです。
『https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/undergraduate/free_selection.html』
こちらの方式では、スポーツ分野において、「国際大会」または「全国大会」で優秀な成績を収めた者。
スポーツの成績に加えて、いずれかの英語検定を提出する必要がございます。
上記の2つの方式を見て頂ければ、条件の厳しさは違えど、いづれの方式においても立教大学では英語検定が存在すると言うことです。
2) 上智大学(経済学部、経営学科)
『https://www.sophia.ac.jp/jpn/admissions/gakubu_ad/koubo.html』
上智大学では、公募推薦と呼ばれる特別入試がございます。
条件と致しましては、高校の評定が平均4.0以上に加え、英検2級AやTOEFL iBT 55などが課されています。
上智大学経済学部経営学科の場合は、方式が評定×英語検定というセットの方法しかありません。
上記の関東、2校を比較していくだけでも、各大学ごとに提示されている「条件」には違いがある。ということを知っていただけたかなと思います。
では、次に関西の大学を見ていきましょう!
1)関西学院大学(商学部)
『https://www.kwansei.ac.jp/cms/kwansei/admissions/pdf/0000176209.pdf』
関東二校には、英語検定の条件がありましたね。
一方で、関西にある関西学院大学、商学部では英語に関する条件はありませんでした。
その代わりに、簿記検定1級や公認会計士合格など、商学部チックな検定を要求されていることがわかります。
すなわち、大学・学部によっては学部に特化した検定を要求されることもあることを知っていただけたかなと思います。
2) 同志社大学(商学部)
『https://www.doshisha.ac.jp/admissions_undergrad/new/ao/qualification.html』
同志社大学、商学部では、TOEFL iBTテスト70点以上、IELTS 5.5以上などの英語検定が求められています。
これら4つの大学を比較させていただいた結果と致しまして、
① 3/4校で英語検定が求められる。
② 英検が英語検定として認められていない場合がある。
③ IELTS5.5以上が2/3校
などなど、
英語検定があったり、なかったりと、一概にこの検定を持っておけば大丈夫と言い切れない現状であることがわかっていただけたかなと思います。
しかし、いずれにせよ、評定×いづれかの検定が必要になってくることも4校の条件から読み取れます。
ここまでの比較で、検定はあったほうがいいことはわかったが、いつまでに取っておいたほうがいいの?という疑問が浮かび上がってくる方もいると思います。
そこで、私の経験を踏まえた上で私がオススメする「検定」に関する「期間」について。をご紹介いたします!
② 「検定」×「期間」について知る。
このテーマでは、私の経験を元に話を進めさせていただくので、個人差や考え方の違いなどがあると思いますので、一意見として参考にして頂ければ幸いです。
最初に私が高校二年生の終わりに取得していた検定についてお話させていただきます。
実は、、、
英検2級、IELTS 4.5 しか持っていませんでした。(笑)
これまでの大学の条件を見ていただいた皆さんには、この私の検定を見て、
え...? そのくらいでいいの?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実際には、もう少し検定を持っていたほうが志望することができる大学の幅は広がります。
しかし、検定が全てではないことも確かです。
そのため、自分の取得している検定と志望する大学を照らし合わせながら、検定をさらに取得するべきかを考えて頂ければなと思います。
では、いつまでに取得するべきなのか?という本題に入っていきたいと思います!
私が考えるいつまでに?という期間は
ズバリ!
高校二年生の年度末まで
だと考えています。
その理由は、
1} 大学受験との兼ね合い。
です。
1} 大学受験との兼ね合い。
大学受験には、一次試験と二次試験と二段階で行われる場合があります。
多くの大学では、一次試験で英語検定などの取得証明書を提示するように求められます。
その一次試験が行われる期間を先程の4校から見ていきましょう。
立教大学
上智大学
関西学院大学
同志社大学
上記4校の期限を見て頂ければ、8月下旬から11月上旬までだということがわかります。
ですので、6月、7月までには証明書が手元にあるようにしておきたいですよね。
一番注意していただきたいことが、英語検定等を受けられた場合、
いつ証明書が自分の手元に届くのか?
ということを把握していただきたいです。
これら2点を踏まえた場合、私が考える
高校二年生の年度末が検定等を受けることができる最後の期間
だと思います。
ですので、
「検定」に限らず志望大学からどんな資料を求められているのか?についてはできるだけ早い段階で認識をしておくべきだと思います。
まとめ
「検定について。」
① 「検定」×「AO・自由選抜試験」の現状を知る。
→ 関東(立教大学・上智大学)と関西(関西学院大学・同志社大学)にある4校の大学を比較。
→ 英語検定があったり、なかったりと、一概にこの検定を持っておけば大丈夫と言い切れない。
いずれにせよ、「評定×いづれかの検定」が必要になってくることも4校の条件から読み取れます。
しっかりと、自分が志望する大学の要項は確認しておきましょう。
②「検定」× 「期間」について知る。
→ 大学の出願期間は大体8月下旬〜11月上旬まで。
→ 「検定」を取得しておくべき期間は、高校二年生年度末まで。
→ 「検定」に限らず志望大学からどんな資料を求められているのか?についてはできるだけ早い段階で認識をしておく。
以上が今回のポイントでした!
今回の記事はこれで終わらせていただきたいと思います。
少しでも、楽しんでいただけたら幸いです。
次回以降の記事では ④イベント等 について書かせていただきます!
感想や質問等がございましたら、是非コメントの程よろしくお願いいたします。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。😄