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一度味わったホストの刺激からは簡単に抜け出せない|ホスト通いコラム

ある日突然、もうホスト通いはもう良いかなと思った。

仕事の忙しさが落ち着いたからだ。

私にとってホストはプレッシャーからの逃げ場であり、担当もそれを理解して精神的な支えになってくれていた。都合の良い言葉と高揚感に塗れた時間をくれた。

私はそうした彼の言動に価値を感じていた。

とはいえ、仕事が落ち着いて忙しくなくなった私には心の余裕がある。

あれ、担当がいなくても大丈夫じゃないか。

そう思って友だちとの遊ぶ予定を入れてホストに行かない選択をした。

おそらくここまで読んだ人は「おお、ホストから離れてえらいね」と多くの人が思うだろう。

ただ実際の私はというと、何か物足りない1週間を過ごしただけだった。

仕事をして友だちと遊んで、生活は安定している。

なのに何か物足りない。刺激が足りない。

ふとした時に「私のモチベはどこになるんだろう」と虚無感に襲われた。

仕事を頑張る理由も、プレッシャーから逃れて仕事を忘れる時間もなくなってしまったのだ。

そして私はまたホスト通いを担当の元で再開する。

担当は煽ることもしないし、ちゃんと私の頑張る理由になってくれる。

そしてヘルプたちが、お店のあのキラキラした雰囲気が、私のつまらない日常の刺激になってくれる。

ホストは麻薬だ、ということを思い知った。

▼参考

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