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「仕事ができる人が見えないところで必ずしていること」 安達 裕哉 著

同著の「頭のいい人が話す前に考えていること」を
上司に勧められ読んでみて、良かったので本書も拝読。

仕事術やマインドセットが書かれている著作。
特に面白いなぁと感じたのは、努力が大切な理由。
それは、人間が「無為」や「ヒマ」に耐えられないから。

そもそも「努力」は「報酬」とセットで考えているのがいけない。
そう考えるから「努力したけど報われない」が起きる。

人生とは常に不安なもの。
何もすることがない、という状態では、
その不安と真正面から向き合わなくてはいけない。

何かに没頭したり、行動すると、余計なことを考えないでしょ?
だから、努力をする方がラクです。

報われるために努力をするのではなく、
人生の不安を解消するために努力をしましょう。

簡単に要約すると、こんな内容。

仕事のノウハウの合間から、
いきなりパンチ効いた哲学がぶった斬って、割り込んできた感じの衝撃。笑

自分は周囲からよく努力家と言ってもらえることが多いけれど、
努力すること自体が好きなんだろうなぁ、と、スッと腑に落ちた。

努力が目的になるのは良くないけど、努力せずに成功はない。
報酬を目的にはしないけれども、
当たり前に人の何倍も努力してきた人の逆襲をいつかお見せしましょう。


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