バハムート降臨かと思った『マレフィセント2』
2019年公開映画168本中61位。
2014年の『マレフィセント』の続編です。
お話は完全にオリジナルだけれど、
今度は人間の国と妖精の国との間で戦争が起こってます。
オーロラ姫がフィリップ王子との結婚を決めた矢先に、
妖精の国を滅ぼそうとする大いなる陰謀が働くという
アクションファンタジー。
前作よりも派手なアクションが多く、個人的には好きでした。
でも、『ロード・オブ・ザ・リング』や『ファイナルファンタジー』
みたいな印象が強くなってて、
「これディズニー映画か?」ってちょっと思っちゃったけど(笑)
特にマレフィセントのクライマックスでの登場シーンが、
『FF』のバハムートまんますぎて笑った。
ファンなら同じこと思うだろうけど(笑)
ラストはツッコミどころちょいちょいあるんだよなー。
ちょっとネタバレっぽくなっちゃうけど、
あの地下室にいた妖精、しれっといいやつぶってるけど、
おまえ悪いことしてたやんと。
あんだけみんなで戦争やっといて、
その流れで結婚式あげる?!とか。
お決まり感が強いのは否めない。
まあ、映像のクオリティは相変わらずすごいし、
全体的に面白かったからいいけど。
やっぱり他のディズニープリンセス映画とは違うよね。
これはヴィランのマレフィセントが主人公だから、
けっこう異色っちゃ異色。
しかも、原作の悪に徹したマレフィセントとは違って、
普通にいい人だし。
どうせなら、原作通り、完全に悪なマレフィセントか、
従来通り、オーロラ姫を主軸とした、
オーソドックスな『眠れる森の美女』の実写版も観てみたい。
あとは、フィリップ王子が前作と配役が違うのと、
実はMIYAVIが出ているってのがちょっと気になった(笑)
そういえば、昔なんかの記事で、
タイトルに『2』ってつけると、
前作を観ていない人が来なくなるから、
邦題は別のものをつけることが多いって読んだけど、
今回は普通に『2』だなーと。
『アナ雪』もだけど(笑)
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