#8『怪物の木こり』(2023)
※ネタバレあり
こんにちは、まーみんです🐧
今回は『怪物の木こり』を観ました♪
原作は、倉井眉介の『怪物の木こり』、監督は三池崇史です。
あらすじ
監督
三池崇史
キャスト
二宮彰:亀梨和也
戸城嵐子:菜々緒
荷見映美:吉岡里帆
東間翠:柚希礼音
益子:みのすけ
広瀬秀介:堀部圭亮
乾登人:渋川清彦
杉谷九朗:染谷将太
剣持武士:中村獅童
感想
つくられたサイコパス
目的のためなら人を殺す弁護士・二宮彰。そんな二宮が連続殺人鬼に狙われてしまいます。しかしながら、二宮は犯人よりヤバイサイコパスだったのです。弁護士としての表の顔とは裏腹に、冷血非情なサイコパスとしての顔があるので驚きです。そんな彼ですが、実は作り出されたサイコパスでした。彼の脳には、本人も知らなかった、サイコパスにするための脳チップが埋め込まれていたのです。怖いですね。ある事件をきっかけに、脳チップが壊れてしまうのですが、サイコパスだった二宮の心情の変化が見どころでもあります。
連続猟奇殺人
突然起こった連続猟奇殺人事件。犯人は怪物マスクをかぶり、殺人を繰り返します。犯人は脳だけを奪います。なぜ、脳が奪われるのか、犯人は誰なのか、推理が追いつきません。
東間事件
捜査の過程で、30年以上前に起こった児童連続誘拐殺人事件=東間事件と呼ばれる事件との関連が浮上しました。東間夫婦は自分の子どもがサイコパスだということに気づき、その治療のために、誘拐・人体実験を繰り返していました。この事件により、サイコパス人間がつくられたのです。恐ろしく悲しいできごとで、胸が痛みます。
感情を取り戻していく二宮
脳チップが壊れたことにより、異変を感じる二宮。平気で人を殺していた二宮でしたが、今まで経験したことのない感情が芽生え、人を殺せなくなります。最初は突然芽生えた別の感情に戸惑い、再手術でサイコパスに戻ろうとしていた二宮でしたが、新たな感情に興味をもちはじめます。変化していく二宮を演じる亀梨くんの繊細で丁寧な演技に引き込まれました。
衝撃のラスト
二宮の表の顔しか知らなかった、婚約者の映美は、裏切られた苦しみから、二宮を刺します。
人間の感情を取り戻した二宮は、映美をかばって正当防衛にし、死んでいきます。
サイコパスの二宮からは、想像もできなかったラストシーン。生きるということ、感情とは何なのか考えるきっかけをもらいました。
それではまたね👋
ムシャムシャ、ゴックン
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